(TxT)<戯れ言ですよ

とみーのにっき&おえかきちょう

機動戦士ガンダム00 第34話 拭えぬ過去

2008年12月08日 | 視聴済アニメごった煮
やっぱロボットプロレスよく出来ているよなぁ。

そんな今回のお話は…
パーティー会場から脱出したティエリアと刹那は帰還途中にアリーアル・サーシェスのカンダムスローネと遭遇戦闘になる。
改良発展したスローネにセラヴィー、00ガンダムは苦戦。だが、アリオス、ケルディムが応援に来てスローネは撤退すし、事なきを得る。
ガンダム帰還後、ソレスタルビーイングは補給とサポートメカ「オーライザー」を受け取るために宇宙にあがる準備に入る。
一方、アロウズのカティ・マネキン大佐は前回戦闘地域からプトレマイオス2の移動範囲を算出し、迎撃の為の作戦行動をとっていた。
プトレマイオス2は無事に宇宙へ帰る事が出来るのだろうか……。
って感じ。

お話の流れとしては、プトレマイオス2(以下トレミー)が宇宙へ帰る事をラストのメインとし、
その前にイノベイターやらブシドーやら片桐やらルイスやら王留美やらをザッピング的に見せて行くいつもの感じ。
その辺の細々としたのは、毎回少しずつしか動かないであろうからいいとして、
今回のポイントとしては、まずはマネキン大佐がソレスタルビーイングの戦術予報士がスメラギさんであると確信した事か。
顔見知りでお互いの戦術を良く知り、同じ苦い経験をしながらも、
今ソレスタルビーイングとアロウズという敵対する立場にいるふたりに、今後、どのような展開が待っているか楽しみな所。
拭えぬ過去の因果関係で、未だ戦場に身を置いているふたりですけど、その過去は前に断片的に語られただけで、
詳しくは分からないのだけれど、これって後でその辺の背景が分かるようになっているんですかねぇ。
なんか、アレだけのような気がしてきて困る。
スメラギさんというキャラに、これだけ思い入れ持たせているんだから、その辺しっかりと見せて行って欲しい所。
もうひとつのポイントとしては、ティエリアがイノベイターと自分の目的の間で揺れていますな。
イオリアからガンダムを託され、自分らの考えで世界の歪みを壊すことと、
イノベイターとしてイオリア計画からはずれている自分に悩んでいるのですが、
ここでイノベイター側に行っちゃうと「なんじゃそら」となるので、結局は彼らの否定になると思うんだけど、
この「機動戦士ガンダム00」という物語は途中で「えーっ!?」ということをちょいちょいしてくるので、どうなることやら。
意外と一回彼ら側について、おいしい所で「お前達を利用していたのだ!」とかいって離反したりしてな。
まぁ、ティエリアの性格上そんな事しなさそうですが(笑)。

さて、今回はMS戦と艦隊戦術戦とそういったメカや戦闘好きが楽しめる内容にもなっておりました。
アバンからのセラヴィー、00対スローネはメカ作画がやっぱイカしている。かっこいいんだよなー。
メカが描けない自分としては、なんでこんな線の多いロボットでアニメーション作れるのか不思議でしょうがない。
その辺は綿々と受け継がれているサンライズの技術力なんでしょうね。
本来、よりそれっぽく見えるはずの3DCGのロボットよりもロボットしているんだから、
絵の表現力とは無限だなと思い知らされるわ。
それにこのMS戦は演出も所々カッコよくて、画面奥から手前へ飛んでくるMSがアップになる前にパイロットのアップに切り替わったり、
爆煙から「ぬぅ」と出てくるセラヴィーのアップから、そのセラヴィー視点でスローネの両腕をガシッと掴むあたりの、
セラヴィーという機体の重厚感がよく出ていてとてもカッコいい。
そーいえば、そのシーン。セラヴィーがZガンダムのTHE Oよろしく隠し腕を出すんだけど、
セラヴィーってあの膝の所に砲門ついていなかったっけ?
まぁ、うろ覚えでなんなんだけど、ついているならわざわざ隠し腕出して切りかかるより、
ゼロ距離射撃した方が有効だったんじゃねーのかなーと思ったよ。間違っていたらごめんだけども(苦笑)。
艦隊戦の方はスメラギさんとマネキン大佐の戦術勝負みたいな感じでしたが、
それ以前にいくら3機でトランザムといえど、大気圏離脱はすげーエネルギー量だなー。
ようは現実の世界でいう所のスペースシャトルの打ち上げと同程度の出力があるわけでしょ。GNドライブはすげーな。
ま、それはともかく、トレミーをどうやって宇宙に戻すのかなーと思っていたのだが、上記の通り、
3機のガンダムのトランザムの出力で一気に宇宙まで上って行ってしまうわけですが、
そうはさせまいとするマネキン大佐の戦術とスメラギさんの読み合いは見ていてなかなかおもしろかった。
こう来てこう返すが全てあたったスメラギさんを見ているのはやはり気持ちが良い。
なにせ1stシーズンではことごとく裏目に出ていたからなぁ。このしてやったり感がよいのだ。
しかし、最後の00ガンダムが途中で緊急発進していたのは強引だなと思ったよ。さすがに無理がありそうな気がするわ。
どーでもいーけど、スメラギさんの本名は「リーサ・クジョウ」と言う事みたいなんだけど、
これって「九条りさ」ってことなんですかね?ということh生粋の日本人なのかな。にしては乳でか過ぎ(笑)。
どーでもいーついでに、ミスターブシドーは自ら名乗っているわけではないそうです。
迷惑千万だとか言っておりましたが、にしちゃぁ随分日本かぶれしてるよなぁ。
ビリー・片桐がいうように気に入っているのと思っていましたよ(笑)。

今週の姫さま
で、出番ねぇ!!ヒロインなのに!ヒロインなのに!!
と言う事で、急遽今週のコーラサワーさんをお送りいたします。
が、相変わらずトレミーのミサイルが頭にぶち当たって落ちて行きました。変わってねーなー(笑)。
この殺伐とした物語の中で唯一和ませる希有な存在の彼にはぜひとも最後まで生き抜いて、
がんばってマネキン大佐と幸せになっていただきたい。
と言っておきながら、マネキン大佐と幸せになるのは無理……かしらね(笑)

かんなぎ  第八幕「迷走嵐が丘」

2008年12月08日 | 視聴済アニメごった煮
上手く作ってあるなぁ。

そんな今回のお話は…
雨の降る夕方、仁は家の窓から外を眺め、天気の悪さを嘆いていると、家のチャイムが鳴る。
玄関に行きドアを開けると、そこにはまっすぐ家に帰ったはずの大鉄がズブ濡れで立っているのだった。
以上公式のあらすじ。

この辺原作は描写がたりなかったりあっさりし過ぎていたりするんだけど、
その辺をうまく肉付けしたり付け足したりしてあって、1本の話として上手く作り直してあって感心した。
特に大鉄がナギと仁の関係を勘違い&妄想から雷雨の中謝りにいく辺りは、見ていて上手いなぁと思わせてくれた。
その辺はホントすごいあっさり加減なのだが、大鉄の妄想をしっかり形にしたり、
仁の家での描写を細かく描く事で肉付けしてすとーんと一気に落ちて行かないように工夫してある。
その後の学校での事も、悩む大鉄に尺を多く取っていて、原作のするーんと進んで行ってしまう辺りのあっさりさを、
ちゃんとアニメとしてみれるようにしてあるのが上手い。

と、よく出来ているなぁ。と思いながら見ていたはずなのだが、もう特に書く事ないなぁ。
まぁ、話の内容的には特にどうこうといった所でもないしな。
ああ、そうそう。大鉄の妄想のナギはなんかいいですね。本物もこれくらい可愛げがあるといいのに(笑)。
まぁそれだと、どこぞのエロゲギャルゲみたいでおもしろくも何ともないですけども(笑)。

おねがいマイメロディきらら 第35話

2008年12月08日 | 視聴済アニメごった煮
一個星が浮いていたので「こんなロゴだったかなぁ」とは思ったけど。

そんな今回のお話は…
#35 ありゃま!なんか変
マリーランドのみんなの様子がなんだかおかしい。
いつも遊んでばかりいる王さまや、お酒ばかり呑んでいるバク父が、何とまじめに働いている!
また、いつも優しいマイメロパパが、急に亭主関白になり、いつも厳しいマイメロママが優しくなっている。
それだけじゃない! 自信満々なソラぴが謙虚に、ソラぴを嫌がっていたきららがソラぴにすがりついている!
さらに、クロミとマイメロまでもが…!!
その異変に気づいたバクとバク十一郎が、もしや星のかけらのせいではないかと疑い、探しに出かける。
はたして、この“なんか変”な現象は、いったい…???
以上公式のあらすじ。

……何故星を取った!? むしろこのままでいいのに!! と、思ったのはきっと俺だけではあるまい。
そんな今回は、星のかけらの所為で上記あらすじにあるように普段とは逆の関係になってしまったのを楽しむ話なんだけど、
これはこれでおもしろくはあったけども、むしろこれが正常という感じがして気持ちよかったですよ。
しかし、いつもと反対になった方が正常と思われるマリーランドは、よっぽどいつもおかしな事になっているとも言えるなぁ。
まぁ、よく考えてみれば、糞象や糞雛は王族とは思えないほどの人だし、マイメロパパはいつも虐げられているしな。
星を取らない方が、人間の夢でできているらしい(笑)マリーランドが良くなって人間界にもいい影響が出そうな気がするよ。
ま、そのままだとクロミときららが若干可哀相な気がしますが。

そんな中、ちょっと気になったのがバグ父さんとマイメロ。
バク父さんはあらすじにあるように、普段は仕事中でもお酒ばかり呑んでいてまじめに働かないとのことだったんですが、
ああ、なるほど、バク家のビンボーはここから来ているのかー。
バクがまじめにバイトを頑張っているのは、父という反面教師がいるからなのね。
……なんか涙が出てきましたよ。バクには幸せになって欲しい。けど、このアニメはそんないいヤツほど報われないのだけどな。
そしてあらすじには詳しく描いていないマイメロですが、マイメロとクロミと性格が反対になってしまうのですよ。
これは……見てはいけないものを見てしまったような気がするよなぁ。でも、これってどっちも「地」の性格だと思うんですよ。
クロミは元々かなりの乙女チックな少女だし、今でもそんなところもあるから、まぁ、いいけども、問題はマイメロですよ。
マイメロの「地」の性格がアレだと思うと、普段「うふっ」とか「おねがい(はぁと)」とかやっているのはホント猫かぶりであったのだなと。
みんなを騙すためにああやってかわいこブリッコして、裏では今回のような口調で喋っているのかと思うと末恐ろしい。
普段、マイメロにクロミが「まーたコイツはかわいこぶって!!」とか文句いっていたけど、
やっぱりクロミはマイメロの本質を見抜いていたんだなぁ。
まぁ、クロミノートに書いてある恨み辛みが一万を超えるくらいの嫌がらせを受けているわけだから、さもありなんと言ったところ。
そんなマイメロの本質を見抜いたクロミが本当のことを言っても、マリーランドの連中はクロミを不良だと言って信用しないし、
なによりマイメロのその演技に洗脳されていて、逆にクロミを悪者にするんだぜ。
なんて酷い国なんだマリーランド。やっぱり星は取らない方が良かった。
あ、でもそれじゃ、クロミはマイメロに虐げられ続けるのか。な、何というジレンマ!
もしや、そこまで考えての今回の話なのかーっ!さすがマイメロ制作スタッフ。侮れねぇぜ!