幸せって“感じる”こと？

何でも手に入れている人もいる。

全てを失った人もいる。

何でも恵まれているのに、不幸に感じている人もいる。

何もないのに、幸せを見つけられる人もいる。


状況は、人それぞれ、違う。


私なんて、恵まれているほうだと思います。

それでも、幼少期から「人生ってつらい・・・」という、

楽しむことに罪悪感を抱く子供だった気がします。


理由はどうであれ、

この“感情”を克服することが、

この人生の課題だったのかもしれないな・・・・そう感じています。


「人生ってつらいから、

　じゃあ、もっと幸せな環境を目指して・・・・・」


とか、そういうことじゃないんだなってことに、ある時、気づいたのです。

“環境”じゃないんだな・・・・って。




『“幸せになる”のではない。“幸せに気づく”ことだ』



という、言葉と出合った時、


「幸せ」って、「心の中にある」と思いました。



周りが幸せにしてくれるのではない。

「自分が“幸せと感じる”か」、ということ。



だから、何が幸せなのかの基準なんて、本当はあるはずがない。




今年は、本当に色々学ばせていただく一年でした。


大震災の時、津波に全てを持っていかれてしまったおじいさんが、

笑顔で、


「チューリップの種を植えたんだけど、全部流されてしまってね。

　だから、ここ一面に（流された）チューリップがばあーって咲かないかな・・・・って思ってね。

　期待しているんだけどね。　なんか、きれいじゃないですか。」


て、優しい笑顔で話していたことが、忘れられません。


そして、このブログにきてくださった福島の方も、

被災されて大変な中、逆に私が励まされたり・・・・・・



本当に、学ばせていただくことばかりでした。



震災以来、私はいつも「全ては当たり前ではない」という気持ちで過ごしています。

ご飯を頂けること、

綺麗なお水を飲めること、

ベッドで眠れる事、

自宅があること、


もう、全てが、本当にありがたいことで、感謝でいっぱいです。



日本だけでなく、世界中でも、何があるかわからない今だから、

毎日を感謝して、過ごしていきたいと思っています。