ことばにならない風の声

今日もどこからか風はやってきてやがてまたどこかへいくだろう。
何に向かっているのか己でさえもわからずに、、。

どしゃ雨といのちの名前。

2014-06-29 15:06:09 | 音楽




久しぶりに雨がどしゃっと降っては止んで降っては止んでを繰り返している。


この一面みどりのところにちょっと灰色の雲と大粒の雨がいとをかし。
雨の降る音もまたをかし。
ほんとに、とってもをかしである。



気持ちまでそんな気分になって音楽帳を開いては一通り歌ってみたりする。
どうも声を張り上げるより、じんみりとうたいたくなるのはなぜか、雨の所為にしとく。




最近ピアノを毎日弾いている。
ピアノ弾くのもとっても久しぶりだったから指が思う通りに動かないしで足をばたばたさせてしまう。

久石譲さんが作った「あの夏へ」という曲がある。
こればっかり毎日弾いているとちょっとは上達してくるものであるな。
上達っちゅーか、単にまだ多少はスムーズにとも言うけどん。


千と千尋の神隠しで言えば、あの木村弓さんが歌った「いのちの名前」の曲でもある。
あっれは、、すっきゃねん。
雨と夏とみどりと合う気がすりんてな。


【いのちの名前】



本人の映像付きがぱっと見る限り見当たらなかった。



いのちの名前

作詞:覚和歌子
作曲:久石譲

青空に線を引く
ひこうき雲の白さは
ずっとどこまでも ずっと続いてく
明日を知ってたみたい

胸で浅く息をしてた
熱い頬 さました風も おぼえてる

未来の前にすくむ手足は
静かな声にほどかれて
叫びたいほど なつかしいのは
ひとつのいのち
真夏の光
あなたの肩に 揺れてた木漏れ日

つぶれた白いボール
風が散らした花びら
ふたつを浮かべて 見えない川は

歌いながら流れてく

秘密も嘘も喜びも
宇宙を生んだ神さまの 子供たち

未来の前にすくむ心が
いつか名前を思い出す
叫びたいほど いとおしいのは
ひとつのいのち
帰りつく場所
わたしの指に 消えない夏の日

未来の前にすくむ心が
いつか名前を思い出す
叫びたいほど いとおしいのは
ひとつのいのち
帰りつく場所
わたしの指に 消えない夏の日 woo…





最近とっても色鮮やかな紫陽花たち。









名前を調べようと思ったら紫陽花ってこんなにも種類があるとは思わなんだ、、、。
そいでよくわからんかった。
とにかく山紫陽花の一種で、多分、紫変化、もしくは、藍姫、という名前のものだと思うのだけど、確かではない。









映画「プレシャス」

2014-06-28 23:21:13 | 映画/アニメ





先日、「風立ちぬ」がDVDレンタルが開始されたということで借りに行って来た。
ついでに、他の映画も借りて来たんだけど、、





「プレシャス」という映画。
あらすじも何も読まずにひょいっと借りて来て見始めた最初の数分間で後悔してた。
今こんな気分ちゃうし、これを観るのはちょーっとなーきついかもーんと内心思っていた。


けど、見終えて思うのはああいうのをなかなか観ようと思うときなんてそうそうないし、
何も知らずに借りて観てしまってある意味幸運だと思った。

というのも、ううううううん~~~。
なんちゅーか、うーん、いやーうん。
どう言ったらいいかわかんないけど、本当にこういう問題と一言で済まされない奥深い問題と言ってしまうけど、あるんだなって。
なんか知っているような気がしていたけどこうして映像で観るのとは全然違う。
胸にずーーーーんとくる。



私が暮らしているこの世界は大抵きれいな言葉に包まれ、あたたかくおいしいごはんに恵まれ、
周りにはきれいなあったかいことばを持つ人が多く、ぬくぬくと暮らしている。
そのことをこういう映画を観ると、なんて自分は本当にぬくぬくの中におるんやと思う。

だからと言って、映画の主人公の少女、プレシャスの暮らしを思って自分がどうこうしたりできることがあるっていうわけでもない。
私もただいまこの暮らしている現場で私なりに懸命にすてきに生きていかねばならぬよのと思った。
毎日の暮らしが当たり前のことのように思いすぎて、ありがたみも尊いことも思うことはほとんどないに等しい。
んが、それをああいうものを観ることで毎度思ったり感じたりしていくしかなかったりもすんのかもしんない。
だから幸運であったんだ。
深く知ったり考えたり思ったりしてそれを他人とまた分かち合ったりして、暮らしていくんだ。


やー映画パワー恐るべし。




アマリリス。

2014-06-25 15:57:31 | 動物に花や草木やらやら





とんてんてんとん  とんてんてん

とんてんてんてん  とててててんてん


アマリリスのうた、こんなのあるよね。




そんなこんなでアマリリス。

第一弾アマリリスが終わり、今第二弾が順調に開いてきている。


第一弾を紹介しよう。






最初はまだまだ赤い風味もない、まみどりのなんかやったんが、この頃には赤く色づいて来ている。







こうしてひとつのつぼみからみっつにわかれ始めようとしている。

そのあとの三つが徐々に開いていく様子を撮れなく残念。








そのみっつがそれぞれ花になって開いていく。

変でしょ、みっつになるのって。




















最終的にこんなにもぶりぶりに。














一日の間でもどんどん変化していくからこちらが追いつかないってなもんで。
そうやって一通り見たことなんてなかったからいとをかしやったなー。
あんまをかしの意味もわかってないまま使いたくって使っちゃう症候群発症中。





音楽がいらない。

2014-06-17 14:09:29 | 日記





こんな山奥にいると、人より当然虫に鳥に蛙に出会う方が多い。
カッコウの声を聞いたときの衝撃はすごかった。
あの声が山全体に響いてここの山のどこかで鳴く彼らが私を気分良く清々しい気持ちにしてくれる。



昨日から蓮田の草取りに入ったんだけど、そこにいると蛙によく出会う。
まだ蛙になったばっかりみたいな茶色い?赤い?小さな蛙もいるし、
みどりのあの蛙に出会えるのはとびっきりうれしい。


シュレーゲルアオガエルくんだ。
現在のドイツ出身で医者でもあり、博物学者でもあるシーボルトさんが日本からそのカエルくんを持ち帰り、オランダのシュレーゲルさんに見せたという。
そしてシュレーゲルさんが色々調べたカエルが、日本のカエルくんの名前になっているのだね。
ちょうど昨日教えてもらったのだ。
あの黄緑のきれいでなんともかわいらしい姿は出会ったらいちいち声をあげてしまう。


「シュレーゲルくんだ!蓮の影のところで眠ってるみたい!」

眠ってるかは知らないが、昼の暑い中日陰で蓮のでかい葉っぱの上で揺られながらちんまとしている、かわいいんだこれが。
今日はちょっと手に捕まえてみるとそのまま手のひらに居座ってしまって離れようともしない。
むふふ、という感じでじっくりと彼を観察させてもらった(小さめだから多分雄であったと思う)。




そんなふうにカエルくんひとりにしても、瑠璃イトトンボにしても、名前を知らないものにしても、
鳴き声だけにしても、たくさんたくさん周りにいるってこの私に入ってくるからうれしい。
今までここで高校生まで暮らしていたけどそれが普通とも思わない日常だったから意識もしなかった。
それが今になってやっと彼らを見たり触ったり聞いたりして感動しているようで、それはとってもおおきな大事なことだと思った。



高校を出て九州で一人暮らしをしていた頃は、周りの音は街の音が大半だから鳥とか虫の声にそうそう思うことなんてなかった。
音楽をよく聞いた。
街を歩くときでさえも音楽がなくっちゃと耳にイヤホンをつけて歩いていたし、
家の中でも音楽はほとんどあって、それで私は落ち着いたりはしゃいだりしっとりしたり、
周りの人との会話も音楽が大半を占めていたし、いつも音楽といたんだけど。
ここでは音楽がいらない。
もちろん音楽大好きだから私は音楽はなくちゃ困るものとして大事に思っているんだけど、
前みたいに聞く気にはならなくなった。


それはやっぱり家に一人じゃないってことも大きいかもしれないけど、
何より静かな場所と言えば静かだけど、ちょっと意識したらとってもにぎやかなんだ。
にぎやかにぎやか、いろんなひとやものや何かが一緒にここにおるってそう感じる。
一緒になっておる。
カラスひとりの声もどこで鳴いてるか探せば見つかるわけで彼らもいろんな声があるから、何かの意思を感じる。
カラスだけじゃなく、カエルも他のたくさんの鳥たちもそうだけど。
彼らだけじゃなく、今まで花や草木、野菜たちにもこんなに愛着を持ったり接したりしたことなんてなかった。


街にいるときの気づけばじぶんじぶんじぶんの想いばっかり頭の中を駆け巡っていたものが、
身体の内側で動いていた何かがはじけるように身体の外のものたちと一緒になってなんか動いてしまっている。
これはとってもうれしい発見だった。
私の中が外と一緒になって満たされて解け合っていく感じ。
ちょっと街だけの暮らしだとなかなか感じることはなかっただろうし、
こんなところに生まれ育った自分が今まで感じなかったことをまたここに帰って来て気づくことがある。
こんな気づきを持てたことはやっぱりうれしい。
やっぱりここ最高だった。
とってもすてきな場所なんだなーって思ったらもっとうれしくなった。




蓮田にはおたまじゃくしとめだかがぎょうさんおる。
みんなすいすい泳いでいい感じ。
あと少しで草取りは終わるぞ~。







何かわかるかな。
長いのよさ~。







かわいい顔してるよね。






白いなでしこ。
白いのはなでしこ~って感じね、気品感じちゃうわ。






雨の日、忌野清志郎。

2014-06-12 20:09:39 | 音楽




忌野清志郎 JUMP





JUMP

作詞:忌野清志郎・三宅伸治
作曲:忌野清志郎・三宅伸治

夜から朝に変わる いつもの時間に
世界はふと考え込んで 朝日が出遅れた
なぜ悲しいニュースばかり
TVは言い続ける
なぜ悲しい嘘ばかり
俺には聞こえる

Oh 荷物をまとめて 旅に出よう
Oh もしかしたら君にも会えるね
JUMP 夜が落ちてくるその前に
JUMP もう一度高く JUMPするよ

何が起こってるのか 誰にもわからない
いい事が起こるように ただ願うだけさ
眠れない夜ならば 夜通し踊ろう
ひとつだけ多すぎる朝
うしろをついてくる



Oh 忘れられないよ 旅に出よう
Oh もしかしたら君にも会えるね
JUMP 夜が落ちてくるその前に
JUMP もう一度高く JUMPするよ

世界のど真ん中で
ティンパニーを鳴らして
その前を殺人者が パレードしている
狂気の顔で空は 歌って踊ってる
でも悲しい嘘ばかり 俺には聞こえる

Oh くたばっちまう前に 旅に出よう
Oh もしかしたら君にも会えるね
JUMP 夜が落ちてくるその前に
JUMP もう一度高く JUMPするよ
JUMP 夜が落ちてくるその前に
JUMP もう一度高く JUMPするよ