ことばにならない風の声

今日もどこからか風はやってきてやがてまたどこかへいくだろう。
何に向かっているのか己でさえもわからずに、、。

玄米ごはんとごま塩と食べる小魚。

2015-03-27 10:13:48 | 日記





ここではお米を育てているから、自家製無農薬のお米を毎日食べることができている。

それが当たり前なのだと思っていた。

お米を買わなくちゃいけないってのは大学生になって友だちを見て、そういうもんかとはじめて思えたほどだ。

それほど何とも思っていなかった。

来る人来る人、よろみのお米はうまい、と言ってもりもり食べてたけどその違いを知らなかったし、

よろみの野菜はうまい、というのももちろんわからなかった。

野菜もそれぞれ育ててるけど、これも無農薬自家製肥料である。

それは身体にいいからとか環境にいいからという以前にうまいからそうしてきているんだと思う。

こんなことばっかり言ってたらただの自慢、宣伝になっていることだろうね。

まぁできるときにしておこう。





けど一回外に出てからというもの、やっとわかった。

ほんとにお米も野菜もうまい。

味がしっかり濃くって、ぎゅっとしまっている。

そしてあまい。

それは砂糖の甘さではなく、いわゆるそのものの甘みとかいうやつだ。

うちの母は料理に一切の砂糖や添加物を加えないから、外食なんてしたもんにゃ、あまくてあまくて。

やっと違いがわかったのは大学に入ってからということになるだろう。

その大学の4年半、だいぶ鍛えられたと思う。





ここに戻ってきてからまっいにち申し訳ないくらい、うまい!っていうごはんを食べている。

うちのごはんは、夜は白米、昼は麺、朝は玄米。

毎日3食みっちりがっちり食べては、お腹いっぱい~って言ってる。

学生のときと比べたら、、ま~食生活は180度変わったと言ってもいいだろう。

あの頃は、朝ご飯はもちろん食べないし、お昼も食べてもパンかうどんか、おにぎりか、何か、、

夜も冷凍しておいていたごはんがなければよっぽど気持ちがないと新たにごはんを炊くこともせず、

おかずものぐらいで終わるか、食べないか、コンビニだってしょっちゅうお世話になった。

作るよりその方が安上がりだったりもして、、一番は面倒でもあって、、。




それでここに戻って来てすぐは朝ご飯いらないよな~、お腹減ってないし、

まずそんなに食べれないというくらいだったのに、今じゃ朝からもりもり。








それで今何が一番私の中で変わったかって、、玄米に対してね。

今まで本当に玄米をうまい!とは一度も思ったことなかったのだ。




小さいころから毎日玄米をここの住人20人ほどでみんなで一緒に食べていた。

子どもらがまだせいぜい中学生になるくらいまでは。

私でというと小学生の低学年あたりまでは一緒に食べていたという感じだったと思う。

それからはそれぞれの家で別々になったのだけど、部活が始まって子どもの帰りが遅くなってからそう変わったのだ。



そのみんなで一緒に食べていたころ、よく覚えているんだけど、

私より3つほど年下の女の子がいてその子なんでかいつも泣いてたのか、食べ終わるのが一番最後に近く、

目に入ったのだけども、玄米ごはんの上に大量にごま塩をのせてもりもり美味しそうに食べてるんだ。

その頃の私はありえん、と、なんであんなんを美味しそうに口の周りにごまつけて食べてんだと彼女を見ていた。

それはここに戻ってくるまで玄米に対してはずーっとそうだったのだ。

ここに戻っての1年もまだそんなだったかもしれない。

だからほんとにここ最近のことなんだけど、、

とにかくうまいんだこれが!!!笑っちゃうくらい、今は、うまい!って言いたい。







我が家の朝の定番は玄米にごま塩と食べる小魚。みそ汁もかかせない。

そして忘れちゃいけない、たくあん、だ。

これも父特製のたくあんで、これ、いわゆるの黄色い甘いジューシーなたくあんを思い浮かべちゃいけない。

あれはもう、、食べれないぜ。

彼のこだわりのたくあんはこれまた、なんと言えばいいんだ。

とにかく食べてみるしかないね、ごはんのおともとして片時も離してやれない。

1年ものの味わいと3年ものの味わいとこれまたたのしみがあるだよ。



私はそのたくあんも今までそーこまでおいしく食べてなかったはずだ。

ごまも好みじゃなくってごはんにかけて食べるならかけないほうがいいと思っていたくらいだし、

食べる小魚っての、市販のだけど、うちの母が昔から朝ご飯に出してたんだこれ。

これ、ぼく好きじゃなくってね、もうごはんの上にのっけているから食べなくちゃいけなくって

朝からむりむり食べて学校に行ってたさ。

んだけど、なんだべ、今じゃこのごま塩、食べる小魚、たくあん、さえあれば最高!

ってなるくらい、玄米との組み合わせがたまらんもんがある。

ふしぎだよ。

おいしいのだもの、ふしぎだよ~。




玄米を最近おいしくたべてるんだ~って話を書こうとしたらこれだよ。

どうもすっと書けないのね。













猿山灯台。

2015-03-25 10:03:38 | 日記






家から車で何分だろうか、、30分?40分?ほど走ると、

半島の先に猿山灯台という灯台がある。

そこにこの時期雪割草という花が群生しており花が開くと見事だということで出向いてきた。




昔はよくゴールデンウィークにみんなしてピクニックに来たところでもある。

みんなしてというのはここの住人家族総出でということだ。

子どもたちはみんな小さくてごっさごっさおったことだろう。

4、5家族で何人だろう、みんなで20人以上はいただろうし、

また5月の連休はその頃お客さんもよく来ていたこともあり、

その人らも合わせると結構だったのだと思う。

朝から母たちを筆頭にみんなしておにぎり作ったり忙しく準備したんじゃないかな。





そんな懐かしいとも言えないくらいぼんやりとした思い出とともに、、

ひさしぶりの猿山だった。



今回の主役はこれ、雪割草。




とてもかわいらしい小さな花だ。






一面いっぱいに咲いておった。











この日は天気もよく、きもちよかったさ。












波もおだやかで、凪と呼ぶのだろう。







こんな潮の流れまで見えるのは滅多にないことらしい。

春の海であった。











お相撲のはなし。

2015-03-24 10:07:58 | 日記





最近のスポーツ観戦と言えば専ら相撲である。

大相撲、観れば観るほどやみつきに。


どんどん力士の顔としこ名が一致してきてから、

その人の相撲の取り組み方というか特性?

のようなものを徐々につかんできて、

それと立ち合いの当たりの善し悪しなんていうのも解説や人の話で

自分なりに分析力なんてのもちょっとはついてきて、

そうなるともう面白いと思う取り組みとこれはつまらんべよ、とか

違いが感じられるようになった。

見始めて1年以上経ったようであるよ。

そうつい最近なのだ、はまりだしたのは。




相撲の一番の魅力はあの立ち合いでしょう。

あれは力士ふたり息が合ってやっと立ち合えるというわけだから、

その呼吸が合う合わないってのはなかなかに面白いでしょう。

あの真ん中に立つ行司の人の「はっけよいのこった」ってのは二人が立ち合ってから

初めて発するもので彼が「のこった」で始めさせているわけじゃーない。

ほう。。





今場所はなんてったって、照ちゃんこと照ノ富士さんでしょうさ。

いや~、つよいね~。ぐんぐんと強くなってる感じだ。

観ててわくわくしちゃうさ。

前はぶっすーとしている顔でこいつはいやらしい奴やなって半年ほど前までそんなこと言ってたのに、、

今じゃわちゃっと笑うかわいい顔を見せてくれると、なんてかわいいんだと言っている。

なんて勝手なんだろう、、そう、勝手なのだった。

しかもそいでいて主役級だ、近々大関は間違いない。

ゆくゆくは横綱の勢いなのだろうと思うのだが、、。

にしても今年1年観れないことが何より悔しい。

テレビを見れなくなることの最大の難点だ。

ふぅ~。。



さて、

気になる力士で言えば、

白鵬、照ノ富士、遠藤、妙義龍、逸ノ城、高安、嘉風、安美錦、豊ノ島、宝富士、栃ノ心、とか。




うーん、これからもたのしみだね。

嘉風がもう少し元気が戻ればもっとたのしくなっちゃうよな~。高安も。

他にも、はるちゃんこと、日馬富士に鶴竜。

大関陣もなんや言って気になりますよね。

解説の尾車親方があたたかく聞きやすい。

舞の海さんわかりやすい。


ひとりひとりについて詳しく語りたいくらいであるよ。





傘、、いいな~。






、、、ピンクよりこっちのがいいでっせ!












Adele.

2015-03-14 14:40:35 | 音楽



つい先日、テレビのNHKBSプレミアムライブで、夜中にAdeleを放送するというので、
よく知らないまま全英No.1ヒットとやらということもあり、この人の声すてきやなというので軽い気持ちで録画しておいた。

そのライブを観てちょっとこれは、、いいな~と自分でも驚くほど彼女に惚れたようだった。
何か迫るものがあるというか、しびれた。





これは私が観た彼女のライブ映像のもの。
会場は、Santa Monica Bay Women's Clubというところで、
ロサンゼルスなのかな。
それも2011年2月のときのもので、彼女のセカンドアルバムを出したすぐあとのライブらしい。
この会場がまた小さな教会?のようで市民会館よりも小さそう、、
照明が日本製の和紙の灯りで会場は暗く、ステージも小さい。
楽器は電子ピアノとピアノとアコースティックギター。



和紙のぼんぼりってのはこれ。こんなんがいっぱいあったな。





それで彼女は椅子に腰掛けうたうのだった。

んまた、彼女のおしゃべりがいい。
バラードをうたい終えてすぐ、あっひゃっひゃなんて自分で笑うような人だ。
なんかおばさんくさい。
けど、その落ち着いた笑いやしゃべりがいい。
たんたんとやってくのもいい。
全然でぶだけど魅力的でチャーミングなのだった。
終いにはあごもチャーミングの要素になって見える。






それで、、

兄様が買ったAdeleのCDが昨日届き、わたしはしめしめとiPodにおとし、
昨日の晩はAdeleNightを満喫したのだった。

ファーストアルバムの「19」。2008年のもの。
19歳のときに出したものらしい。
それを一通り聞き終えて若干の興奮があったものだから、寝る前にペンを取って感想を書いていた。










夜寝る前、布団の中で目を閉じイヤホンをして、はじめてアデルのファーストアルバム「19」を聞いた。
最初から終わりまで12曲、約45分ほどか。


いやー、、たのしかった。

このどきどきとわくわくは、初めて聞くCDの醍醐味、というのか、この新鮮さがいい~。
彼女のうたはなんていうのか、、
はじめにライブ映像から知ったことが大きいのだろうか。
歌っている姿が目に浮かぶ。

椅子に腰掛け、ステージは暗い照明で、周りにギターやピアノなどのいくつかの限られた楽器だけ。

そのシンプルな楽器の音がまたいい。


それと彼女の歌の弾けなさがいい。

弾けなさなんて言ったら語弊があるだろう。
彼女の独特さは、なんだかはっきりとハッピーでテンション高かったり
高揚感にあふれたり弾けちゃう感じでは決してない。
反対に、はっきりとしっとりと悲哀に満ちていたり深い哀愁漂うというわけでもない。
バラードでもだ。

ミュージカルのような喜劇悲劇はなく、だからといってゆったーりとしたリズムの、
癒しな音楽、穏やかすぎて眠っちゃいそう、、でもない。


そこらの狭間の穏やかな高揚感や穏やかなしっとり穏やかな哀愁というのか、
その力んでない、かといって力が抜けすぎてもない、
そのちょうど微妙な具合のところをついてる気がしてならない。



それが妙に心地いい。

もう踊っちゃうようなものでもないし、(そういうのすきなんだけど)
だからといって身体は動かないわけでもなく、自然にリズミカルに揺れが出てくる(布団の中でね)。

なんだろうな~、、声がスウィングしている感じ。
色んな声が聞けるし、色んな楽器の音とリズムと、、。
背景がふしぎ、なんでこんななんだろうって思ったりする。
自分にはないものってなおさら魅力的にうつるというやつかね~。

んまず、19歳とは思えん落ち着き様、30は超えてんちゃうん。



今度セカンドアルバム「21」聞くのがたのしみだ。
これは彼女21歳のときのもの。
現在26歳だとか。




いや~音楽はいいね。
尽きないね。
たのしませていただきました。






という、なっがい感想を書いていたらしい。

かなり興奮しているのが見えるね。



英語わかったらいいんだけど、さっぱり。
けどラブについて言っとるって感じはわかるよ。


Adele - Don't You Remember (Live at Largo)





Adele - 06. Daydreamer - Full Paris Live Concert HD at La Cigale (4 Apr 2011)





自分でもギター弾くのやな。
他の動画観たらアコースティックベースまで弾いている。わお。