ことばにならない風の声

今日もどこからか風はやってきてやがてまたどこかへいくだろう。
何に向かっているのか己でさえもわからずに、、。

映画『カンタ!ティモール』

2015-02-12 15:52:51 | 映画/アニメ



いや、観てはいないのだけど、、ひひ。



映画『カンタ!ティモール』予告編





ねえみんな

ねえ大人たち

僕らのあやまちを大地は見ているよ

小さな者たちを言葉が惑わす

大きな者を追って踏み外しちゃいけない

足は大地についている


映画の中の、アレックスの歌より





この間、2月の冬の勉強会で、佐野明弘さんがいらっしゃった。
そのときに取り上げた真宗大谷派東本願寺の同朋新聞というものから上の映画を抜粋紹介させてもらった。
佐野さんとは多分私が高校生以来から数えると去年から今年が2回目であった。
小学生から高校生までとは違って最近会った方が濃い。
それは誰にも関わらず、誰に対してもそうなる。
去年はなかなか会話をする気持ちがわたしの中でなかったのだろう。
あまり話といった話をした記憶がない。
去年のあのころはそこまで人と話す元気というかやる気とか、そういうものがなかったのだ。
話したいとか聞きたいとかそういうこともなかったのかもしれない。
しかし今年は込み入った話じゃなくても直に会話をできたなーという想いは強く残っている。
わたしの気持ちの上では少し近づけたな、と。
それは私の中で話をしたい話を聞きたいと初めてに近く思えたってことなんじゃないかな。
と、思っている。




歎異抄のお話も自分の中でことばがじんわと入ってきた。
それは意味を理解したとかふむふむと頷けるというわけではなくて、
ただことばが耳から自分の中に入り込んできたのだ。
その勉強会のあと友人の結婚式で長いこと電車に乗る機会があった。
それで持ってきていた本を手に取って読み始めたところ、
初めてその人の声としてその人のことばとしてその文が自分の中に入った感覚があった。
それは勝手な思い込みかもしれないけれど。
本を読むということってもしかしてみんなこんな感じなのか、って、
初めて生のことばみたく読めたのだから変な感じだった。
それまでなぜあんなにも読みにくかったのか、その人のことばとして入ってこない、
ただの活字と言ったらおおげさだけれど、なにかなまなましさを感じれなかったんだろう。



春までに本を読もうと思う。
一応リストもある。
読むだけでも私の場合すぐへこたれるものだから、ちょっと気合い入れて、
しっかり自分で一冊一冊を読み、何かノートに感想を書き残していこうと思う。
そういうことでもしていないと、このままじゃどうなるもこうなるも
どうもならん、いかんよな~ということだけは、そうですという感じなのでした。









映画「プレシャス」

2014-06-28 23:21:13 | 映画/アニメ





先日、「風立ちぬ」がDVDレンタルが開始されたということで借りに行って来た。
ついでに、他の映画も借りて来たんだけど、、





「プレシャス」という映画。
あらすじも何も読まずにひょいっと借りて来て見始めた最初の数分間で後悔してた。
今こんな気分ちゃうし、これを観るのはちょーっとなーきついかもーんと内心思っていた。


けど、見終えて思うのはああいうのをなかなか観ようと思うときなんてそうそうないし、
何も知らずに借りて観てしまってある意味幸運だと思った。

というのも、ううううううん~~~。
なんちゅーか、うーん、いやーうん。
どう言ったらいいかわかんないけど、本当にこういう問題と一言で済まされない奥深い問題と言ってしまうけど、あるんだなって。
なんか知っているような気がしていたけどこうして映像で観るのとは全然違う。
胸にずーーーーんとくる。



私が暮らしているこの世界は大抵きれいな言葉に包まれ、あたたかくおいしいごはんに恵まれ、
周りにはきれいなあったかいことばを持つ人が多く、ぬくぬくと暮らしている。
そのことをこういう映画を観ると、なんて自分は本当にぬくぬくの中におるんやと思う。

だからと言って、映画の主人公の少女、プレシャスの暮らしを思って自分がどうこうしたりできることがあるっていうわけでもない。
私もただいまこの暮らしている現場で私なりに懸命にすてきに生きていかねばならぬよのと思った。
毎日の暮らしが当たり前のことのように思いすぎて、ありがたみも尊いことも思うことはほとんどないに等しい。
んが、それをああいうものを観ることで毎度思ったり感じたりしていくしかなかったりもすんのかもしんない。
だから幸運であったんだ。
深く知ったり考えたり思ったりしてそれを他人とまた分かち合ったりして、暮らしていくんだ。


やー映画パワー恐るべし。




Ping Pong!!!!

2014-05-11 10:52:53 | 映画/アニメ






最近、世界卓球のハイライトがBSテレビであって、それをちょこちょこ見ていました。
初めてまともに卓球の試合をじっくりと見た感じだったのだけれど、おもしろいね~。
速すぎ回転しすぎで、自分たちがやってた卓球と同じ競技とは思えない。


その試合を見ながら、今始まっているアニメのピンポンを見るとその動きがよく見えるというか、ああいう感じだって身体の動きが入って見えるようになった。
それだからおもしろくってね。

そのアニメのピンポンは前も書いたけど、松本大洋のピンポンという漫画が原作のもので、だいぶ忠実にアニメーションになっているから驚いた。
なかなか表現がおもしろい。





PingPong


OP曲

唯一人 / 爆弾ジョニー


Oh yeah!!

新しい時代が来たのに 煮詰まって抜け出せない
この道が真っ直ぐすぎて逃げれもしない
Oh選ぶにも道が無くて(瞑想中!)
何がしたいか一人で分からなくて(妄想中!)
自分と他人を比べて堕ちて行く

オイラ世界にたった一人だよ
いつも世界にたった一人だよ
でもやるのがあの…

俺にしかできない事なんて無いかもしれないけど
何もしないまま消えて行くの?
何もしないまま消えて行くの?
何もしないまま消えて行くもんか!

何だって何時だって気持ちいいことがしたいだけ





そういえば、今日から大相撲夏場所の始まりです。
ふっふっふ。


風立ちぬ。

2013-07-30 22:20:22 | 映画/アニメ




風立ちぬ、やっとこさ観てきました。
うーん、泣いてしまうのやろうなぁと思ってたけど、やっぱり泣いてしまいました。


言葉も絵も綺麗やなぁ。
なんか観終わったら何を観てたんか忘れてしまった感じ。
観てる最中は、あーこれずっと観てたいなぁと思ったりしてたのに。


素敵な映画でした。
こりゃこりゃよきかな、でした。







「茄子 アンダルシアの夏」。

2013-07-08 18:36:21 | 映画/アニメ




スタジオジブリから出ている
高坂希太郎監督の「茄子 アンダルシアの夏」というアニメ映画があります。


これ観るべし、でっせ。
他のジブリ作品とはひと味違う面白さもあるし、
何より短くてぱっと見れてしまう。
それでいて、なんかこう、、
あー……いいなぁ…。
て感じになります。



こちら梅雨明けいたしましたそうで。
夏ですよ。きたんですな。
くるんですよ、きたんですよ。
もう日差しがぎゅいーーーんってきてます。



ばてないように気をつけなくては。