ことばにならない風の声

今日もどこからか風はやってきてやがてまたどこかへいくだろう。
何に向かっているのか己でさえもわからずに、、。

すごいです瞬いてます!

2014-09-27 21:36:39 | 日記




さきほどのこと、、

21時になると我が迷犬ハナは家の中に入れとかなくてはならない時間です。

そう、いわゆるシンデレラタイム・・とは違うけれど、、まずおひめさまって柄じゃーないしね。

そんなこんなで今日もよるご飯終わりの外を散歩中であるハナさんを呼んでたのです。



思いきしぴーぴー口笛言わせて、ぱんぱん手を何度もたたいて。

「ハナ!」と大声でお呼びたてまつって。

んなこんしててもハナというやつは聞こえてるに違いはないのだが、

のらくらと彼女の都合のいい具合で帰ってくる。

それが呼んですぐのときもあれば、10分待っても帰ってこないときもしばしば。



そんで今日もまた、長いこと縁側の外でぴーぴーぱんぱん言わせて

待ちかまえておったのです。




んが、空を見あげるとなんとすーっときらららんと流れ星が!

思わず「あ!!ながれぼしだ!流れ星見た!!!」と大声をあげ、

それからまた目を凝らして星空を見つめたのです。



星って瞬いているのです。

またたくのね、ほしってほんとにまたたくの。

目がよいものだからほしが燃えてまたたくちかちかぴかぴかきらきらしているのが見えるのです。

それはね、前から承知していたつもりだけれど。

すごいわ~と感動をしていたのね。





そしたらそしたら、また!!ながれぼし!

こりゃ今なんかの流星群の時期なんだべ、と思って、またようく見ていると、、





またまた!!流れたのです。

あの流れ星の遅いのか速いのかよくわからん速さですーっといくのってとってもわあってさせるのね。






うちのトイレ、詳しい星月太陽とか宇宙とかのカレンダーが貼ってあるもんだから、そこらへん詳細なの。

ですが、今日は流星群とか書いてなかったものね。

そういうときじゃないのにみっつも見ちゃったよ。

うふふのふなのでした~!








そのあとのそっと無事ハナは帰ってきました。

呼んでからどんだけ経ってるのんていうタイミングでしたがね。








おばあちゃん。

2014-09-26 10:10:21 | 日記




20日の明け方5時半ころ、おばあちゃんがこの世を去った。
この1年間同じ家で同じごはんを食べて過ごしてきたのだけど、
改めてほんとにいっしょに過ごせてよかったな~と思っている。


1年の間におばあちゃんの病気の症状や顔つきからだの不自由さやら
発することばやらどんどん変化していった。
ていうことにいっしょに過ごしているうちはわかっていたようでわかっていなかったみたい。
最後の数週間は母も介護に付き添いながらちょっといっぱいいっぱいになっていたりして、
人が生き死ぬってことはほんとにごついんやな~と思わされた。


早くおかあちゃんのとこにいきたいよ~とかおばあちゃんがうめくのか泣いているのか、
そんな状態のおばあちゃんには何を言っても通じない。
ただただそばで見ていたり手を握ったりしかできないものだった。
そんな精神的に不安定になるのもネフローゼという病気のくすりの中に含まれる
ステロイド剤というものがそうさせているようだった。
躁鬱が激しくなるというか。


くすりで長く生きることはできてしまうし、
くすりがないと病気の進行は早くなるってのもある。
けど見ていて願いは安らかに眠れたらいいなぁということだけだった。
とはいえ、思い出すのはそんなことよりもおばあちゃんのいつもの元気で
あったかいごあいさつだったりそんなことばかりが思い起こされる。




おんぶをするとき、「重いよ~?だいじょうぶ?」やら
「ふうちゃんが腰悪くしたら困るね~」とか、
ごはん食べるときもみんなより少し早めに食べるおばあちゃんは
「お先です」とかなんかかんか一言ある。
そういう姿になんだかいつもにまっとさせられてすごいなーとわたしの方が励まされた。
昔はきつい厳しい印象だったおばあちゃんなんだけど、
いつもみんなのことを想っているあったかいおばあちゃんだ。



お葬式はおばあちゃんの実家のある甲府で行った。
おばあちゃんの親戚やら兄弟やらみなさんで泣いてしゃべってやんやとしたのだ。
自分らも兄弟みんなそろってきちんとお別れできたのがうれしい。
お葬式のあの段取り組んでやってもらう感じに違和感はついてくるものやけど、
それと同時にああいうふうに儀式的にお別れすることでやっとお別れすることができるんだとも思ったよ。



自分はどうやって死ぬことになるかな~なんてこの年齢で思うのはおかしいかもしれないけど
そういうことを考えさせられたものだ。
けどそういうことを実際的に思えるようになったのはおばあちゃんのおかげで、
そういう意味でもありがたいことである。
死ぬってことは生きるっってことでもあって、自分はどうやって生きて死んでいくかなって思ったもんね。







昔は自分たちのいろいろを縫い物してくれたり、新聞を読むのが日課だったおばあちゃん。
それが縫い物もできなくって新聞も読まなくなった6月のある日、突然その日は新聞を読みだした。
そういう唐突にクリアな日ってあってそのうつりかわりもふしぎで驚いたりたのしませてくれたのだった。






高橋若木さん。

2014-09-14 22:11:05 | 日記




高橋若木さんインタビュー記事「デモと民主主義」



これを読んでわたしみたいにわくわくする人や反対に、はあ?なんて思う人や、
いろんな人といろんな考えがある。
世界の人の数が、今何人なんだっけ。
72億人以上になるのか。
そんだけの顔の違いがあるって想像もできないけどすごいことだね。
その数だけ人の思いはある。
この人とこの人はほとんど一緒だねなんて言えないね。
同じこの家で暮らしていてもちょっと話すとわかるようにわたしとあなたってまったく違うひとりの人間なんだーって感じだもの。



この社会はほとんどできあがってしまっているように思うけれど、
少し考えてみるとできあがりはないよね、できあがりを見ることはずっとないだろうね。
自分たち人間ひとりひとりがなまものなのと同じように
この社会全体もなまものだもの。
ずっと中途のうつりゆく変わりゆく。
社会とひとつことばで言っても社会ってないから、これが社会です!どーーん!て指し示す対象はどこにもないよね。
言うならば、このあたまの中にあるともいうのかな。



井上雄彦さんの漫画、バガボンドで武蔵がさ、あのじいちゃんだれだっけ、むっちゃかわいい、、
あの"いんえい"じゃないほうのじいちゃんにさ、武蔵が尋ねたことがあったさ。

武蔵「天下無双とはなんだ」

いんえいじゃないほうのじいちゃん「、、むにゃむにゃ、、天下無双とはことばじゃ。ただのことばじゃよ。にんまり、、むにゃ、。」


とかそんな場面があったと思うだよ。
わたしの脚色が含まれていたら読み返して訂正していただきたいが、、。



まったくのなまもので、しかもあるけどないけどあるけどみたいな社会で暮らしているぼくらは
社会や政治やいろんなことに対してなんとでも勝手に言えるのはみんな知っているけど、
もうすこし思うと、そうやって言ったりなんだりしてこの社会をつくっていっているのは自分たちなんだってことは
ある意味あたりまえでもありながら、びっくりもしちゃったりする。
それくらい当事者なのにあんまり当事者意識を持たないから。


テレビや新聞のニュースが全部どこからの情報のもとだと探ると、どっかに暮らしているだれかにたどりつく。
そりゃそうなんだけど、そのニュースをうんだのはまぎれもなくどこかのだれかで、
そのニュースを今日の7時のニュースにしようとたくさんのニュースの中から選択して決定し制作に力をそそいでいる人も
どこかのだれかであることは間違いなくて、そりゃそうなんだけど。
そんなこと言い出したらこのわたしが今見えている何もかもはどこかのだれかが発案してつくったり売ったり
買ったり譲ったりもらったり、いろんな人の手と思いが積み重なって今わたしの目の前にある。
みんなにとっての目にうつる何もかもがそうなんだと思う。


全部最初から当然のようにあったわけじゃなくて、どこかのだれかさんが開発してうみだしてきたものなんだ。
そういうことって案外気づきにくいのね、おかしなもんで。
自分がこの社会のあり方に疑問持ってこうした方がいいのじゃないかって思って言ったりなんか動いたりして
やってみるのはそれも含めて社会のあり方なのだと思う。
それらには内も外もなくひっくるめて社会と呼ばしたりするものなんやないかな。
それでから、自分がもっとこういう暮らしがしたいからこういう社会でありたいからって動くのは
とってもなまなましい感じだよね。
そのままを受け入れて完成された社会がさもまっとうにあってわたしは少し暮らしにくかったりもするけど仕方ない我慢するわ
なんて思うのはちょっとさみしいやんか、おもしろくないやんけ。
だってわたしがつくっていくしかないのだもの。


とか思わしてくれる文章でした。
わくわくだけじゃないですやはし。
やっぱりどきっとします。すべて自分のことだと思うとたのしいようなこわいような複雑な気持ちです。
けどどきっとしない人もいるかと思います。
どきっといっしょにしていきたいと思うのであります。









ひさしぶりのぞうくん。

2014-09-12 21:24:31 | 日記




一番はじめはこのぞうくんにしてたんだよね。

ひさしぶりぶりー!



夜は最近、虫の声が大きくてね~。
いんや、昼も大きいわ。

この前は月がやっぱり大きかったよね。
うむうむ。
そんで中の模様がよく見えるのね。
うむうむ。


そんで、ちょっとさむい風が吹くようになったよね。
秋は始まっているのだろうね。

ひゅるりら

・・ひゅるりらってすてきな響きじゃないか。

なかなかでござる。




おもしろい記事。

2014-09-12 20:53:51 | 本とか記事とか




養老孟司さんと内田樹さんの対談



天童荒太さんの「見えない子どもたち」という朝日新聞に掲載されたインタビュー記事





ふたつめの朝日新聞デジタルのは無料登録しないと最後まで読めないっぽい。


なんかわからんけど、おすすめされるからとも言えないと思うんやけど、
こういう文章読むと、おもしろさとうれしさともちろんどきりとする感覚がうまれてくるのですよね。
なんなんやろ。