呟き

月も見えない　星も少ない
夜景が綺麗な街よりも星空

上品で豪華な食事よりも
あなたと牛丼でかまわない

そういえば…なか卯の親子丼
最近食べてないなぁ…

ぬくもり

あなたの肌に静かに触れる

少し遠慮がちにくっついて

小さな幸せに浸る至福の時

時々ふと思い出したように

肩を抱くあなたの腕の力で

想いをはかろうと思うのは

間違いなのかもしれないと

頭を空っぽにして少しだけ

あなたに包まれて安堵する

辛くても切なくても大丈夫

私の中にあなたがいるから

離れていても感じてるから

無駄な我慢

夜はまだ肌寒い…

あなたが隣にいたらと

夢のようなことばかり考え

現実逃避したくなる夜


電話の向こうでおやすみと

言われるのが淋しいから

今夜は無駄な我慢をして…


次…いつ会える？

聞きたいのに聞けない夜