本日、2時30分から3時40分まで一般質問を行いました。
あまりに長文なので、何回かに分けてご案内いたします。
通告に基づき、一般質問をいたします。
国会では、運営の混乱の中、赤字国債発行に必要な特例公債法案の今国会での成立が困難になったことを受け、政府は9月から今年度予算の執行を抑制する方針を固めたようで。今回の結果を見た場合、予算執行の抑制は初めてのことで、当面は自治体に配る地方交付税の支払い先送りなどで4兆~5兆円の抑制を目指す。といった状況があります。国民生活に影響を及ぼしかねない状況の中。この混乱が、間違いなく地方行政のも影響を及ぼす状態になってきたような感もありますが、みどり市民には、大きな迷惑がかからないような状況作りを執行側にはお願いもしなくてはなりません。
いまや、対岸の火事ではすまない国の危機的状況下ではありますが、そういった国の状況も踏まえながら質問をしてまいります。
ともかく、提案なり要望を受け止め、この場に置いてできる限りの回答を頂き、施策実現、要望解決に向け、取り組んでいただけるよう、まず、初めにお願いと確認をしながら、質問をしてまいりたいと思います。
初めに、さらに明るい町へと言うテーマで何点か確認してまいります。
現在のみどり市のかかえる一つのテーマとして、住宅の開発などにより住居を購入し、他市などから転居をしてきた市民を中心に、もっと明るい町にならないか。といった要望をいただくケースが多い現状は、執行部の皆様も理解をしているのではないかと思っています。
明かりが無かった江戸時代の治安の悪さは、書物などによって理解をしていますが、1960年代から設置が進んできたみどり市における、行政による防犯灯についても水銀内蔵の蛍光灯でありそのメンテナンスなどの行政側の施策には、半世紀を経た現在も何の変わりが無い事も驚かされる事実です。
よく、暗いので防犯灯の設置をと要望すると、電柱の間隔が狭くて基準に合わないとの説明や、畑の中に防犯灯をつけても仕方がないのでは。といった行政側の言い訳を聞きますが、市民からの要望は、よくよく回りを見回してからの話であって、無駄な場所は無いからお願いするのではないかとおもっています。
さらに言えば、町が明かるいという事は、住民の安心安全や、感覚的にも町の豊かさに繋がっていく事実も確認しなくてはなりません。
平成22年3月、平成23年3月本会議、一般質問などの中でも確認をした防犯灯のLED化などの推進はどうなのかという確認ですが、過去2回の質問を経た段階でどのような協議があったのか。また、協議を進める上でどのような問題点が指摘されていたのかなども含めた現在までの状況の確認をいたします。総務部長
また、一つの国難という観点から考えれば、現在の日本が抱える具体的な電力事情があります。
福島原子力発電所事故以来、原発頼みの電力供給について更なる議論が高まっている現状を踏まえた上で、脱原発や省エネ拡大の道に進まざるをえないわが国の現状があることは、万人が認めざるをえない状況です。ましてや、国会が、原発そのものの是非を問い始めている現状の中で、2030年を一つの電力消費量を現状の原発稼動0を目指した場合、消費電力が少なく発光度数の高いLEDに切り替える方向が必須の方針となってきます。
そこで、自治体は勿論、大企業や各家庭までが、電力消費の少ないLED電球への転換を推進してきています。
これから確認をします近隣市は勿論、その魁となったあるコンビニなどは、LEDを50万個つけて節電を実施しています。内容は、設置費用が、18億円でしたが、電気料金は年間5億円安くなったとの事で、三年半でLED設置に対する投資が終了し尚且つ町に明るさと言う心の安定感も提供している現状もあります。
現在、みどり市の防犯灯は約3600基、行政関係の街路灯が200基この3600期の管理を各行政区に1基のメンテナンス料として年間1500円の管理料を行政区に補助しているようで、単純に計算した場合、行政区にメンテナンスの委託料は570万円になります。このメンテナンスの費用についても詳細を確認したい部分ですが、今回は、今後の懸案として内容の確認は結構ですが。
また、電気料金は、全体で約1200万円という事で年間防犯灯などにかかる経費が、1800万円弱という試算のようです。また、電気量が値上げになった場合の電気量金の値上げは、感情的な考えであっても何で此処まで国民の実害と不安をもたらした東電に対して、といった思いもあることも事実です。
そこで、値上げになった場合の試算が出来ているかどうか確認します。総務部長
現状でいけば、8%強の電気料金がUPするとの事ですので、また此処で100万円の血税が東電に入るのでは、誰しもが納得がいかないのではないでしょうか。
例えば、現在各社で販売しているLED防犯灯の1基あたりの費用ですが、10W以下で相場といったものがあるのか無いのか分かりませんが。どのくらいのものか確認してあるようでしたらお願いします。総務部長
また、LEDと言うと現在の電気量より安くなるといったイメージが強いのはどういった根拠があるのか製品そのものなのか、電気料金の価格帯などにあるのか確認します。総務部長。
設置費込みで先ほどお話ししたクラスであれば1基2万5千円~3万円も見れば可能でしょうか。
そうした場合、全部交換で約1億円程度になりますが。近隣市の事例を通じての国からの補助金制度などはどうなのか確認します。あわせて。
次ぎに、近隣でLED青色防犯灯、設置済みの自治体である太田市の場合は、国からの補助金をどのように申請し、いくらの経費がかかっているのか参考の為に分かれば確認します。
太田市の場合以下のような内容が業者から提案があったようですので少し紹介しますが、
同市が従来一般蛍光灯を使用していたすべての防犯灯約1万8,000灯と入れ替えとなり、設置開始は本年2010年12月上旬から、完了は2011年3月下旬をめどにしております。
今回設置される当社の青色LED防犯灯製品は、約50,000時間の長寿命に加え、精神的鎮静効果をもたらし犯罪発生率を減少させるといわれている青色の光源色を生かしながらも、同時に充分な明るさを確保して防犯灯本来の目的である夜間時の保安を果たす仕様となっています。
今回の採用・設置により同市においては、導入当初からCO2排出が約50%削減され、現在の防犯灯電気料金を1/3程度削減することが可能になります。
また、年間約2,400万円の費用がかかっていた修繕費(交換などのメンテナンス費用)がゼロとなります。
一点お願いをしておきますが、現状の防犯灯においてでも、太田市の場合のメンテナンス費用とみどり市の場合のメンテナンス費用の対比をした場合。1基300円程度、みどり市負担が大きいというような現状も今後改正しなくてはならない部分であるという事も問題提起としておきますが。300円違っても年間100万円以上の持ち出しですので。認識を持って取り組んでください。
では、この質問の最後に市民の声暗いので何とかならないかといった切実な声をどう受け止めているかについて確認します。総務部長