みどり市議会議員 宮崎 武

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メキシコ湾石油流失

2010年06月21日 | Weblog

 アメリカ大統領の責任問題?とまで事態は発展しかねない様相を呈しているアメリカのルイジアナ州沖のメキシコ湾で原油が流出している問題ですが。どんな状況なのか確認をしてみました。

こんな内容のようです。

 原油採掘基地ディープウォーター・ホライズンで起きた大規模な爆発により、水深1500メートルにある原油を運ぶパイプが破損し、発生から一カ月以上たった現在も原油の流失は止まっていません。原油は潮の流れなどによってゆっくりと拡大を続けており、5月17日にはルイジアナ州のミシシッピ川東岸に広がる湿地帯に流れ着いたことがグリーンピースの科学者によって確認されました。今後も続々とルイジアナ州沿岸に原油が流れ着くことが予想されています。しかし5月28日現在、ディープウォーター・ホライズンを所有するBP社はまだ流出を食い止められずにいます。米地質調査所(USGS)の調査によると、原油流出総量は7200万リットルに達し、米国史上最悪の原油流失事故となったと発表しました。

 石油採掘吉での爆発事故で、原油流出量は1日あたり5000バレルに上り、当初予想の5倍に達しているとアメリカ海岸警備隊が4月28日に発表した。ルイジアナ州は、ハリケーン「カトリーヌ」の被害からやっと立ち直ったのに、またダメージを受けることになった。

 この石油流出事故の最大の問題点は、油井と結ばれたパイプラインから石油が漏れているということ。タンカーの場合は、積んでいる石油の量だけの問題だが、これは留まることなく流出してくるということになる。環境に大打撃を与える事故なのに、日本のマスコミの扱いは小さい。そういえば1989年、アラスカ沖でのタンカー石油流失事件の石油は、10年経ってもまだ完全に除去されていないそうだ。

 メキシコ湾における石油流出は4月18日より潮に乗って拡散を開始、ブリチッシュ石油BPの井戸が爆発し、死者11人を発生させた。この後も留まることなく流出、ルイジアナ州、フロリダ州東海岸に到達している。新聞からの情報によれば、流出は少なくとも8月まで継続すると伝える。ブリチッシュ石油の支払うべき賠償金は、アメリカにおいて7500万ドルであったが、今回の石油流失によって与えた損害は少なくとも一桁上の7.6億ドルに達すると見積もられた。
 
 といった状況ですので、大変な問題になっています。原油の相場にも影響しないかも心配するところですが。


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