みどり市議会議員 宮崎 武

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「ジョウモウクジラ」特別公開展示

2010年05月24日 | Weblog

 発見以来、話題となっている[ジョウモウクジラ」の展示を行っていますので、是非ご覧ください!         [内容は以下の通りです]

 調査を担当した木村敏之学芸員によると、ジョウモウクジラは約200万年前に絶滅したヒゲクジラ類グループの「ケトテリウム科」に分類される。進化の過程で鼻骨などと後頭骨の間が狭まってくる「テレスコーピング」が見られないため、原始的なクジラとされる。ケトテリウム科は現在のナガスクジラ科につながる系統から枝分かれした種類で、進化の段階を知る手掛かりになる。

 群馬古生物研究会員で、みどり市職員の清水勝さん(41)=桐生市境野町=が2002年春、約1100万年前(後期中新世)の地層で発見した。03年に寄贈を受けた同館が調査を進めていた。

 清水さんは出勤前のわずかな時間を利用して鏑川で探索して骨の断片を見つけ、「興奮しながら採集した」。学名は「Joumocetus shimizui(ジョウモウケタス シミズアイ)」となり、「自分の名前が付くのは一生に1度あるかないか。とてもうれしい」と喜んでいた。

開催日時  5月11日(火)~5月30日(日)

会   場  岩宿博物館1階 企画展示室

特別公開記念講演会

 話題となったジョウモウクジラ化石について、学術発表をした木村先生より、どのようなクジラでどんな特徴があるのかをわかりやすく説明していただきます。また、発見者の清水先生からクジラ化石が発見されたときのようすや化石発見探しの楽しさをお話いただきます。
 なお、今回の講演会では、小学生にもわかるようにやさしくお話いただくつもりです。化石や地層などに興味のある方はぜひどうぞ。

       開催日時:5月30日(日) 午後3時から
       開催会場:岩宿博物館1階 講座室
       公演内容:①クジラ化石の発見と化石採集の楽しさ
              清水勝氏(みどり市職員・群馬古生物研究会会員)
              *クジラ化石の発見者
              ②「ジョウモウクジラ」について
               木村敏之氏(群馬県立自然史博物館学芸員)
              *ジョウモウクジラを研究し学術雑誌に発表した研究者

*講演を聞くためには、観覧料が必要です。
*市内の小中学生で、3館フリーパスポートをお持ちの方は、無料で見ることができます。この機会にぜひ、フリーパスポートを作ってください。

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