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なんじゃこりゃあ!!

自然科学全般をこよなく愛するブログです。OCNブログ人から引っ越してきています。

2024年ノーベル生理・医学賞「マイクロRNA」

2024年11月06日 | 本と雑誌
皆さんこんにちはtatuakicadoです(*´з`)
お元気でしょうか?
私は元気です、最近4KTVを買いました。いや綺麗ですね、でもBSしか4K放送していませんね(;^ω^)
4Kモニターでよかったかな???(;'∀')
さて今年のノーベル医学生理学賞はアメリカのビクター・アンブロスさんとゲイイリーラブカンさんに送られます。
彼らの業績はマイクロRNA を発見したことによります。
生物の細胞にはいろいろと種類がありますが細胞核にはタンパク質を合成するための遺伝情報を持ったDNAが存在しています。
この遺伝情報によりいろいろなたんぱく質が合成されます。
ある遺伝子から目的のたんぱく質が合成されることを「発現」と言います、しかし遺伝子の発現が抑制されることがあります、これには転写因子というタンパク質が関係しています。
今回の二人は線虫という生物でlin-4という遺伝子がlin-14の働きを妨げることを見つけました。
このlin-4はほかの遺伝子と異なりタンパク質ではなく小さなRNAを作ることを明らかにしました。これがマイクロRNAです。
つまり遺伝子抑制はマイクロRNAが行っていたというわけです。
今は多くの動物がマイクロRNAを持っています。
今回のノーベル賞を見て納得がいきました、遺伝子やRNAやDNAなどは一般には知られていますがマイクロRNAは今回よくわかりました。
人間の病気治療などに活躍できるようこれからも期待したいです。
さて今日は水曜日です。
良い水曜日を。
そりではm(__)m

原始重力波(Newtonより)

2024年10月30日 | 本と雑誌
皆さんこんにちはtatuakicadoです。
お元気でしょうか?昨日は下呂市も雨でした、日曜日には選挙へ行ってきました。
下呂市も寒くなりましたね、皆さん体調を崩されませんよう。
さて、先月号のNewtonには原始重力波というのがありました。
宇宙には宇宙背景放射と言うのが存在しています、これは宇宙が生まれた時から38万年以前では大量の電子が飛び交っていました、こうした環境では光は直進することができません。
38万年ごろに水素原子ができて光が直進することができたと考えられています。
ところでビックバン以前には急激に宇宙が膨張したインフレーションというのが起きたという考え方があります、これにはうまく今の物理現象を説明できるため支持している科学者が多くいます。
インフレーションを証明するためには宇宙がものすごい勢いで膨張したときに起きた重力波、つまり原始重力波を観測できればインフレーションを証明できると考えられています。
現在南極点望遠鏡などで原始重力波を探す試みや、宇宙に観測機を打ち上げる試みが存在しています。
重力波を初めてとらえたと発表されたときはびっくりしましたが重力波はとても弱いため大きなノイズの少ない観測機など非常に気を使わないと観測できないデリケートなイメージがありますが、原始重力波を探すことはとても弱いと思うので大変でしょうね。
でも人類の挑戦に期待したいです。
さて水曜日です。
どちらさんもお元気で。
そりではm(__)m

アクシオンを見つける(Newtonより)

2024年10月28日 | 本と雑誌
皆さんこんにちはtatuakicadoです(*´з`)
お元気でしょうか?
昨日は朝早く選挙へ行ってきました、今日は朝起きたら選挙速報をラジオを聞いていました。
さて先月号のNewon記事にはダークマターを探す観測のことが載っていました、これを見て非常に興味深いと思いました。
なんせダークマターは今まで全く見つかっていません。
通常の物質は5パーセントしか存在していません、宇宙の全物質の4分の1を占める正体不明の物質をダークマターといいます。
ダークマターは主に光ることもなく重力をおよぼします。
しかし今までダークマターを探す試みは失敗に終わってきました、今論理的にはCP対称性の破れには強い力も破れていると言われますが実験ではCP対称性の破れには強い力は破れていないように見えます。これには仮想的な粒子アクシオンンが打ち消しているのでは?ということが言われています。
実はアクシオンはダークマターの特徴とよく似ています。
日本とヨーロッパで協力してXENONnTという実験がイタリヤで行われています。
8トンのキセノンを使った検出装置です、別にアメリカでは7トンのキセノンを使ったLZ実験を行っています。
さらにうまく検出できなかった場合G3という世界で協力して究極の実験が行われるということです。
ダークマターは前々から言われていますがそんなに難しいんですね、なぜそんなに難しいんでしょうか。
私たちの周りに膨大にあると思われますが、何か大切なことを見落としている可能性があります。
まあひょっとしたらここから新しい物理理論が出てくるかもしれません、相対論みたいに・・・・(;'∀')
さて今週もはじまりました。
私は今日は仕事は休みなんですが。
皆さん頑張りましょう。
私も明日から頑張ります。
そりではm(__)m

寄生虫で脳に薬を送る(Newtonより)

2024年10月23日 | 本と雑誌
皆さんこんにちはtatuakicadoです(*´з`)
お元気でしょうか?
世間では強盗事件など話題になっていますが、私は下呂市でなにも悪いところもなくかと言って良いところもなく平凡と暮らしています(;^ω^)
いいことなのか悪いことなのか・・・・まあ良いことじゃないでしょうかね。
さて先月号のNewtonでは面白い話題がありました、普通脳には余計なたんぱく質が入らないようにできています。
これは血液脳関門というところがあり余計な物質が入れないようにできています。
しかしトキソプラズマという寄生虫は脳の中に入ることができます。
これを利用してイスラエル テルアビブ大学ではトキソプラズマに薬のたんぱく質を作るよう遺伝子を改変してマウスに注射したところ脳に薬のたんぱく質が送り込まれたということです。
これはあくまでもマウスの実験なので人間の脳には同じことができるのかわかりません。
これを実現するにはトキソプラズマの毒性を弱めるということが課題であるということですが、人間の脳に寄生虫が入るということ自体は脳に悪影響を与えないんでしょうか。
また認知症の治療にも使えるかもしれません、これが進めば脳から有害な物質を膀胱までもっていき排出するなんてことを私は妄想してしまいました(;^ω^)あくまでも私の妄想なので気になさらずに・・・・、
さて明日は木曜日です、どちらさんもよい木曜日を。
そりではm(__)m

水が存在しているかもしれない系外惑星

2024年10月16日 | 本と雑誌
皆さんこんにちはtatuakicadoです( ^o^)ノ
お元気でしょうか?
まあ、秋になり非常に寒い朝晩を下呂市では迎えています。
下呂市の温泉町もお客さんがちょくちょく見られるようになっています。
さて先月のNewton記事には太陽系外惑星の話があります。
私たちが確認できる惑星は今のところ太陽系以外には今までの望遠鏡では遠くて普通の望遠鏡では見ることができません。
ところが観測技術の発展により私たちが住んでいる地球のように恒星(太陽)から暑くもなく寒くもなく丁度良い気温でいられるため液体の水がある場所をハビタブルゾーンと言います。
この場所なら生物が存在している可能性がある?
カナダの大学ではジェイムス・ウエッブ宇宙望遠鏡でLHS1140bと言う系外惑星を観測データの解析と数値モデルを用いたシュミュレーションをやったところLHS1140bには大気に水素を含まず豊富な液体の水をもつ惑星である可能性があるようです。この系外惑星には窒素が多く含まれる可能性もあるようです。
つまりこの系外惑星には液体の水が存在している可能性があると言う事だと思います。
これだけではどんな惑星なのかは分かりませんが、これからこの様な系外惑星が見つかるかもしれません。
私たちの太陽系外惑星探査かつ宇宙人の探索の歴史は期待しては裏切られる結果が多かったですが、宇宙が大きすぎるのでこれからも地味に続ける必要があるのかもしれません。
さて、電子工作の記事を来週か今週の日曜くらいにしたいと思っています。まあ期待せずにお待ち下さい。
そりでは良い水曜日を。
そりでは<(_ _)>

上部のマントルの採取

2024年10月09日 | 本と雑誌
皆さんこんにちはtatuakicadoです('ω')ノ
お元気でしょうか?
今日は下呂市も寒くなりました、仕事で長袖を今シーズン初めて着用しました。
さて今回は地球の深さ30~2900キロメートルのマントルの上部を初めて人間が採取に成功したという記事がNewtonにありました。
マントルというのはイメージとしてはドロドロに溶けていたような感じですが実際には温度が熱くても岩のまま対流しているというのがただしいイメージだと思います。
このマントルまでの距離は約30キロメートルであり、それを入手するのは大変難しいということです。
今回国際深海科学発掘プロジェクト  399研究航海 で大西洋のアトランティス岩体を採掘しました。
ここは地殻が非常に薄いため上部マントルがすぐ下にあり採掘しやすいというのがメリットであるらしいです。
日本のちきゅうはマントルから物質を直接採取することを目指しているということです。
これはすごいことです、ハヤブサのリターン計画といいそれ以来の快挙といえます。
しかしアポロ計画で採取した月の石は地球にあるありふれた石ということもあり関心のない人にとっては面白くない話かもしれません。
でも、ロマンある話やなあ~と私は思います。
さて下呂市も雨が降っていますがいきなり今週寒くなりそうなので気を付けてくださいね。
そりではよい水曜日を。
そりでは<(_ _)>

原始ブラックホール(Newtonより)

2024年10月02日 | 本と雑誌
皆さんこんにちはtatuakicadoです( ^o^)ノ
お元気でしょうか?
毎日暑い日が多いですが夜はエアコン無しでも寝ることができますね、でも蚊が出現してくるようになりました。蚊取り線香を焚いても火災報知器が反応してしまうので一回スプレーすると蚊がよってこないと言う物を買ってしのいでいます。
さて先月のNewton記事には原始ブラックホールが宇宙を崩壊させると言う研究が載っていました。
ヒッグス粒子は他の質量に質量を与える素粒子です、ヒッグス場というヒッグス粒子が沢山ひしめき合っている宇宙空間は138億年間ずっと宇宙を安定的に存在できる役目を果たします。
ロンドン大学の研究では原始ブラックホールがヒッグス場を不安定にして宇宙を崩壊させる可能性があると言います。
原始ブラックホールは宇宙誕生後に生成された可能性が示唆されています、しかし今の宇宙は安定して存在しています。
ヒッグス場が不安定になれば全ての素粒子の質量が変わってしまいます、物質自体が分解され宇宙は崩壊すると考えられます。
これは何処かに間違いがあるのか?
素人目には難しくて分かりませんが、私の考えたのはヒッグス場が不安定になりかけて反粒子が崩壊したのでは?と私は思いました。
いや単なる私の妄想です(^_^;)
さて良い水曜日を。
そりでは<(_ _)>

キラーT細胞をES細胞で作成(Newtonより)

2024年09月25日 | 本と雑誌
皆さんこんにちはtatuakicadoです( ^o^)ノ
お元気でしょうか?
下呂市も朝晩は15℃くらいになりました、そろそろ衣替えの季節ですね。昨日から仕事には朝の出勤には長袖を着るようになりました。でも冬物をしまむらなどで探すのはとても嬉しい気分ですね。
さて先月号のNewtonではキラーT細胞を作成する技術の話がありました。
免疫細胞であるキラーT細胞は特定の敵を退治することができるようです。
そのためこれまでは癌細胞に利用されてきました、癌患者の癌細胞を取って癌を退治するキラーT細胞を体外で作りそれを戻すことにより治療をする物です。
しかし体の外でキラーT細胞を作るには時間がかかります。
今回流行った新型コロナウイルスには適用できませんでした。
京都大学でヒト由来のES細胞を使い遺伝子を改変し免疫拒絶を起こしにくいES細胞を作成しました、これを使い新型コロナウイルスのSタンパク質を敵と認識するキラーT細胞を作成したと言うことです。
これは冷凍保存することが可能であり、必要な時に解凍して薬として使えると言うことです。
勿論これには実用段階ではないし研究の途中らしいので今すぐに活用できるものではありませんが、面白い研究です。
前々から免疫をいじくると言うのが可能かもしれないと言う妄想をした事がありますがまさかT細胞を狙った研究は面白いと思いました。
しかしこの様な研究で作られた治療は何百万と高い物が多いです、これでは金儲けの道具にしかならず万人が受けることができる治療ではないと思います。
やはり製薬会社が研究開発費を回収できてかつ万人に受けることができる治療の制度を考えてほしいものです。
そりでは良い木曜日を。
そりでは<(_ _)>

アインシュタインが言った不気味な遠距離作用とは?

2024年09月18日 | 本と雑誌
皆さんこんにちはtatuakicadoです( ^o^)ノ
お元気でしょうか?
未だに暑いですよね、皆さん残暑はいかがお過ごしでしょうか?
こうやって書いてるときもエアコンを入れています、暑いですね。
さて前々から書いていたことですが、改めてコペンハーゲン解釈の話をアインシュタインはどう言ったがそれを今日は書いてみたいと思います。
アインシュタインが活躍した頃コペンハーゲン解釈というのも誕生しました、量子論の世界では量子もつれという現象がありどんなに離れていても右に回っている粒子を観測するともう一方もつれた関係にある粒子を観測すると左に回っているというような考え方です。
アインシュタインは量子論を誕生させた張本人だと言えます、アインシュタインの光量子仮説は量子論を誕生させた初めの理論であると言えるでしょう。
しかしコペンハーゲン解釈をアインシュタインは、
「不気味な遠距離作用」と言って批判してきました。
アインシュタインは量子論の考え方である確率的に決まると言う事をどうしても受け入れられず、もしそれがそうならば量子もつれのようなことが起きると言いました。これをEPRパラドックスと言います。
しかしこのパラドックスは真実でした。
アインシュタインは隠されたパラメーターがあると言っていましたがことごとく研究では確認されませんでした。
そこでジョン・ベルによりベルの不等式と言うのが提唱されます、これよりももっと簡単にしたCHSH不等式と言うのが提唱されました。
そして三人の科学者により量子もつれは本当に存在しているとされノーベル賞を受賞します。
ここら辺は非常に難しい話ですので、先月のNewtonを見て確認をして下さい。またNewtonの量子論の本をアマゾンで買ってみて下さい。
さて水曜日です。
どちらさんも良い水曜日を。
そりでは<(_ _)>

素粒子ミューオンを活用する(Newtonより)

2024年09月11日 | 本と雑誌
皆さんこんにちはtatuakicadoです( ^o^)ノ
お元気でしょうか?
月曜から新しい職場で働いています、いやも覚えることが多くて大変です。会社に勤めると言うのがこんなに難しいのかと思いました(^_^;)
さて宇宙から降ってくる素粒子ミューオンというのがあります。
実はこのミューオンは密度の高いところを通ると通り抜けるミューオンの数が減る特徴があります。
これを使い大きな物の中を検出器で見ることができます。
つまり未来のX線のような物です。
しかし宇宙から降ってくるミューオンは手のひらに毎秒一個ほどすくなく、人工的にミューオンを発生させる必要もあります。
人工的にミューオンが発生するのは加速器があります、しかし向きがバラバラのため一旦ミューオンを静止させ電気の力で一斉に加速する方法が考案され茨城県の東海村にあるJ-PARCで実験しました。
しかしミューオンは不安定のため発生してから加速するには猶予がないのです。
電子顕微鏡では生きたままの細胞を観測できませんがミューオン顕微鏡はミューオンをビームにしてミクロを見る新しい顕微鏡です。
さらにミューオンには謎があります、ミューオンがもつ磁気の強さについて研究所の実験では論理値大きくズレていることが分かっており未知の粒子があるのかもしれないと言われています。
ミューオン検出器で大きな物の中を見ることは昔から知っていました、今はこうなっているんですね。
惑星探査機にミューオン検知器を取り付け惑星などを透過してみてみると言う事もできそうです、あ、私が思ったと言う事はたいしたことないかもうやってるかのどちらかだと思います(^^;)
さて良い水曜日を。
そりでは<(_ _)>