(桜のサミットを抜けて@敷地~豊岡間)
掛川から森町を経て天竜へ向かうレールは、磐田原台地の北の裾を縫うように超えながら進みます。敷地から豊岡にかけては、かつての森町と豊岡村の境を成す小さなサミットがありますが、天浜線はそんなサミットを100m程度の短いトンネル(敷地トンネル)で越えて行きます。トンネルの取り付きの築堤にいい雰囲気の桜が咲いていて、地元の方が代わる代わるお花見がてらの写真を撮りに来ていました。花のリレー・プロジェクトラッピングの落ち着いたお茶畑のような塗装が、春の里山を走り抜けていきます。
遠州森から天竜二俣にかけては新東名高速道路と併走して走る天浜線。風景だけを見ればのどかな里山の春景色ですが、この竹林の向こう側には新磐田スマートインターチェンジと、その周辺に作られた新しい工業団地があったりして。森町でもこの辺りは古くから次郎柿という柿の名産地で、駅近くの農協では柿を使ったワインなども売られていた。お茶だけかと思いきや、柿のワインとはおしゃれ。どんな味がするのか気になったのだが。そして走って行くうなぴっぴごー!号。「音街ウナ」というボーカロイドとのコラボラッピング・・・なのだが、すみません、おじさんにはよく分かりません(笑)。浜名湖だからウナギ繋がり?というのはなんとなくわかるのだけれども。