青空、ひとりきり

鉄路と旅と温泉と。日々の情景の中を走る地方私鉄を追い掛けています。

春まだ浅き信濃路へ

2017年03月08日 18時00分00秒 | 中央西線

(鳥居峠冬物語@藪原~奈良井間)

伊奈川で見送った6883レを須原の停車で追い抜いて、鳥居峠の俯瞰ポイントまでやって来ました。最初は藪原の手前の奈良井川の鉄橋でやろうと思ったんだけど、物凄い装備のガチすぎるオッサン鉄が陣を張っていたので敬遠(笑)。ヘタレのへなちょこ装備でここも定番の鳥居峠手前の高架橋俯瞰にやって来ました。西線と寄り添って来た木曽川とはここ鳥居峠でお別れ、峠のトンネルを抜けた先は天竜川の水系に変わります。藪原の集落を後に、6883レが山裾のカーブをゆっくり回って来ました。


(中央西線6883レ EF641047+EF641022+タキ14B 藪原~奈良井間)

広角サイドで。この辺り、晩秋は山の落葉松がオレンジに染まってことに綺麗なポイントだそうです。今は山も静かに眠りの時。まだ枯れた山肌を白い雪が染めていて、春の足音はまだまだ遠い感じ。さすがに標高900m程度ともなると、谷から吹き上げて来る風も冷たいですねえ…

山の向こうに信濃路を見据え、最後の登坂に奮闘するロクヨンの姿を、木曽の山々が見送ります。
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