
(古豪健在@箱根登山鉄道宮ノ下駅)
昨日の晩は夜中までツイートしてて子供に顔を叩かれて目覚める朝8時。ヨメさんと明日は雨だから出掛けるのは今日だよねなんて言いながら朝メシを食って、ぶらり途中下車の旅を見ながらほんじゃあ出掛けるぞ~と子供と飛び出しはしてみたものの見事なノープラン。何となく流れで小田厚に乗ってしまったので、小田原先の石橋山俯瞰で子供とテキトーに新幹線を見物。早川の漁港に近いメシ屋で魚のフライ定食を食べた後、行く場所もないので箱根登山に転戦して来ました(笑)。こんな記事も出ると、いよいよ箱根のお山の大将格だったモハ1・モハ2の旧車ブラザーズも…と言う思いもありますのでねえ。何事にも先手先手で行きたいものですw
今日は大平台~宮ノ下まで、子供を連れて一駅往復のショートトリップ。
駅前の神社に隣接して小さな無料駐車場があるので使いやすいんですよ>大平台
日中は出山(信)・大平台・上大平台(信)とスイッチバックではだいたい上下交換をやるんで、こんな感じの同時進入もそんなに珍しくはないです。左はグレッシャーエクスプレス色の2000系、右は1000系ベルニナ号。ベルニナ号が新車だとか言ってた時期はとうの昔。
スプリングポイントを押し込んで大平台を出るモハ2型110。スプリングポイントって、電車が通過した後に思い出したようにバネが戻るガッシャーン!と言う音はいつ聞いてもビックリするよな(@転轍機のあるある)。
急勾配を登り切り、レベルの大平台駅構内へ進入するベルニナさん。さっき湯本に下って行った編成の返しですね。どんだけ勾配がきついかってーのは、車体後部のおじぎっぷりに注目。あれ、シールド下の黄色いラインっていつ入ったんだ??
モハ2型108の金太郎編成@宮ノ下駅。昨今の海外勢のフジヤマ&ハコネブームにて2両→3両編成に輸送力を増強した登山電車、車両需給の逼迫で古豪も生き長らえてる感もあり。2014年度に8億円かけて1編成2両の新車が入るらしい箱根登山電車、1編成2両で8億ってえれー高いよな。登山電車の仕組みってのは多重防御のブレーキシステムとか急曲線対応の摩耗低減装置とか装置が異端過ぎて特車みたいなもんだから仕方ないのかねえ。
上大平台(信)進入@モハ2型運転台より。電車を止める最終手段、古風な手動ブレーキがいかしてます(笑)。奥で交換を待ってるのはベルニナのトップナンバー1001号車。

上大平台の信号場から大平台の温泉街を下り、姫の湯の踏切を過ぎればあっという間にリターントゥ大平台。登山電車も最近のブームに乗ってか、駅員さんから餌を貰い手なづけられている猫が一匹。新緑と言うには遅く、紫陽花はまだ早い箱根のお山、あと半月もしたら混雑するんでしょうがね。何となく去就が心配になって来たモハ1・モハ2の姿を残しに、ちょっくらペースを上げて行こうかなと思っています。