
(画像:坂路調教)
去年も1月の最終週に長野へ行って長野電鉄の2000系を撮ったのだが、今年も去年と同じ週に信州行と相成りました。ハギーさんのために一肌脱いであげようかと思ったのだが、氏が真夜中の軽井沢に落とされるのに同意しなかったため別行動となりました(笑)。明け方4時くらいに碓氷軽井沢IC通過したけどマイナス5℃くらいだったぞ。耐えられない条件じゃないと思うのだが。こちとら朝7時にマイナス10℃の中雪の上で写真撮ってたっつーのにw

平成23年2月ダイヤ改正にてJR東日本から導入した旧成田エクスプレス用の253系に置き換えられ、A編成D編成とも運用を外されてしまうとの事で、いよいよ長年に亘り長電の特急車として君臨していた2000系にも別れの時がやって来ました。信州方面にドライブに行く度に何となく撮り始めて、いつしかファンになってしまった思い入れのある車両。前面は湘南窓の2枚窓、車体に並ぶ「田」型の窓枠、志賀高原を駆ける鹿のヘッドマークに昭和的な雰囲気を残す印象的な名車です。引退の報に接し残念ではあるのですが、数えれば製造から半世紀を経過した車両ですから「ご苦労さま」と言う事なんでしょうね。今日は朝から晩までずーっと追っかけて、一応後悔のないように撮り納めて来ました。が、画像の整理がおっつかない程撮ってしまったので画像は明日以降のお楽しみ…と言っても、よく考えたらここの読者って「別に鉄道なんか興味ない」って人が大半のような気がしますがw
とりあえず心配されたスタッドレスの劣化具合なのだが、想像以上に普通にグリップしてくれたので一安心。それでもタイヤの山は確実に減っているので来年交換しなきゃならんのは変わらないんだが…撮影地なんて除雪された道から撮れるとこなんてほとんどない訳ですから、未除雪のほっそい農道だったり、ヒザ下まで埋まっちゃうような除雪してない河原に強引に突っ込んだり(笑)したのですが、不自然な挙動になったりもせず安心感がありました。さすが天下の鳩山印、ブリヂストンのブリザックって事ですか。世の中の一般とは違う意味でザック神と申し上げたい。

帰りは雪が強く降り出して上信越道が須坂長野東~上越JCTまでチェーン規制だったんだけど、一応規制速度で走ってる分には全然無問題でした。ただ、眠気+疲れに加え雪で白線が消えた夜の高速ってのは慣れてないから結構怖いもんがあるな。ソロソロ走りの横を福山通運の25tトラックが豪快にぶち抜いて行くと、巻き上げられた雪煙りで前が見えなくなって余計におっかない。そう言えば「雪はね」って免許点数の減点項目じゃなかったか?

最終的には雪が強まりチェーン規制は八風山TN~上越JCTまで伸びた。上信越だとチェーン規制はいつも信州中野から北なので、やっぱ昨夜の寒波は結構厳しいもんがあったらしい。途中諦めて東部湯の丸SAで仮眠のつもりが4時間くらい爆睡しちまったのはご愛嬌(笑)。起きたら深夜2時で気温がマイナス5℃、危うく凍死するとこだったぞw