
(画像:リンゴ畑の夕暮れ)
妙高高原の帰り道、長野電鉄に回ってちょこっと撮影。信州中野から湯田中に向かって、リンゴ畑の中をクネクネと登って行くロケーションが好きな場所です。北信五岳に夕陽が沈む中を、元日比谷線の3000系がギラリと車体を光らせながら湯田中へ向かって登って行きます。秋の夕陽に照るのは山紅葉ではなく、たわわに実った信州リンゴ。

信州中野~湯田中間が各駅停車になるB特急は朝夕のみの運行。このB特急に限り長野電鉄が誇る名車2000系の運用になるので、露出はギリギリながら待ってみました。来春には引退が決定しているこの車両、赤い果実と戯れる最後の秋。リンゴ畑とのコラボレーションも来年はもう見られません。代わりにやって来るのが成田エクスプレスに使用されていたJRの253系だとか。この2000系って5年前くらいから撮りだめていて画像フォルダには結構な枚数がありますが、個人的にも気に入っている車両なので最後にもう一回くらいじっくり撮ってみたいものです。