おさびし日記

たのしい作文練習帳

読むこと、詠むこと

2011-08-11 21:10:57 | Weblog
8月11日(木)

すこし本など読みたいと、気力が出てきたので、本棚で眠らせ
ていた岩波文庫の、正岡子規「仰臥漫録」を読み始める。
と、これが頗る面白くて、一息に読むのが勿体なくなり、
一旦置いて、同じく子規の「墨汁一滴」と取り替える。
けど、それがまた滅茶苦茶に面白くて、付箋を貼らずにいられず、
あっというまに付箋地獄に陥る。

そうこうするうちに、今月号の「塔」が届いた。
おおお すごーーーい。ずっしり重い河野裕子さんの追悼号である。
ほんとにすごい。内容はもちろん、
表紙も素敵。
これ、本屋さんで普通に売ればいいのに。
たしか、池袋ジュンク堂には置かれているのですよね。
きっと売れる。飛ぶように。

ところで、この特別号は、私個人にとっても若葉集卒業の記念号である。
塔で1年を過ごしたのだなあ・・・・しみじみ。
そして、その卒業号で、ああまた 新樹集欄に載せてもらえてた。
ものすごく嬉しい。眩暈だ吐き気だ微熱だ耳がヘンだなどと泣いておらず、
強くならねば。
来月から、ひとつ進級。

どんなに作っても、裕子さんには永遠にみてもらえないのだと考えると悲しい
けど、でも、作ってゆくしかないしなあわたし、などと思いつつ。
コメント (2)
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