おさびし日記

たのしい作文練習帳

燻されて・・・

2009-09-29 23:52:44 | Weblog
9月29日(火)

秋田のお土産に、「いぶりがっこ」というのをもらった。
個装された一口サイズのお漬物、一見、どこにでもありそうな沢庵である。
が、袋を開けて衝撃を受けた。この匂い。燻されてる。
囓ってさらに衝撃が走った。スモーク沢庵。

いぶりがっこ・・・・美味しい。

東北のことを、私は殆ど知らない。
どこの国も、端っこの地方はとても魅力的なので、東北地方もきっと
面白いんだろうなあと思うけど、いかんせん遠いのである、大阪からは。
いつか行こうと思ってるけど。
西アフリカの次ぐらいに、ぜひ。
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栗攻撃

2009-09-28 22:29:07 | Weblog
9月28日(月)

立て続けに栗をいただき、ちょっと困った。
片手にひとつかみぐらいなら、ああ秋やわぁ と微笑んでいられるが、
今年は父が、母が、どさっどさっと知人からもらってくる。

私は栗が苦手である。栗とか、カボチャとか、サツマイモとかマメとか、
もさもさしたもの全般が駄目なのである。カテゴリーは違うが、カステラ、
ドーナツ、ケーキ、クッキー、ビスケット、まんじゅう、おせんべい等々
も駄目。乾いたものは、飲み込めない。
それに、何故か、そうめんものどに詰まる。冷や麦より細い麺は、飲み込む時に
「うっ」となって危険である。

あ、栗の話だった。

で、最初は栗ご飯にして、「秋やねえ」って感じでやり過ごす。
次は、もう、ただの茹で栗。叔母たちにも分けて、やっと消化した。
と思ったら、昨日帰宅すると、テーブルに茹で栗の山。
「またもらった・・・・。置いといたら虫湧くから、茹でといた」と母。
う~ん。何か、料理せねば。

というわけで今日、茹で栗に挑む。
スプーンで殻から出し、タマネギのみじん切りと一緒に炒めて(ハーブ塩
と粒黒コショウと、粒マスタードで)、オムレツの具に。

栗オムレツ。

父も母も「辛子が合う」と、洋辛子をたっぷり塗って食べていた。
とほほな茹で栗が一気に楽しいおかずになり、一件落着。めでたし。
お子様にはケチャップでどうぞ、という感じ。

一品作ると色々アイデアがわいてきて、ジャガイモの代わりに使ってポテトサラダ
ならぬマロンサラダも出来そうだし、チーズと併せた何かも出来そうだし、と
料理人の好奇心をくすぐられる。けど、まあ、もう今年は貰うことはないだろうから、
栗料理試作は、また来年。

いずれにせよ、もさもさには違いないので、自分では食べません。

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9月25日

2009-09-25 20:55:02 | Weblog
9月25日(金)

昔、付きあってたある男子に、「今日○歳になってん」と誕生日を告げたら、
「誰でも日々年をとっている。その日に突然変わるわけではない」と、
身も蓋もなく返されたことがある。そりゃまあそうだけどさ、もう少し言い方
あるやろ。まったく、何かにつけて私よりタチの悪いやつであった。
逆に、友人Mは自分が大好きで、誕生日には仕事を休む女だが、私もどちらかと
言えば仕事休みたい派です。

しかし大人なので、今日もちゃんと出勤する。
バイト先はパソコンで出退勤管理がされているのだが、出社して端末に社員番号を
打ち込んだら、「グミコさん お誕生日おめでとうございます」とメッセージが出た。

仕事もつつがなく終わり、紀伊國屋書店に寄り道し、悩んで悩んで悩んだ末に、
ま、誕生日だし。と言い訳して、欲しかった高価な書籍をどどんとカードで購入した。
西江雅之『アフリカのことば』(河出書房新社)
梶茂樹+砂野幸稔編『アフリカのことばと社会』(三元社)

帰りの電車でさっそく『アフリカのことば』をひもとく。す、すばらしい・・・
買ってよかった・・・・

電車を降りたら、西の空に三日月、ふわり。ああ幸せ。

帰宅したら、ラダック流離い中のATから、レーの絵はがきが届いていた。ああ嬉しい。


何故か家人はお寿司を食べに行ってて留守だが、べ、別にそんなことぐらいで
機嫌損ねたりはしないわ、大人だから。

そんなこんなで、日々年をとっているとは言え、やっぱり誕生日は、
そこはかとなく、恥じらいの混じった喜びを感じるとというか、
ここまで生かしていただいてありがとうございますというか、なんか、
嬉しいものではありませんか。ね。

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9月24日

2009-09-24 22:56:18 | Weblog
9月24日(木)

久しぶりにクレームオヂサンに掴まって、どよよん気分での帰宅となり、
いまひとつの24日であった。明日25日は誕生日なので、今日は年齢的に
びしっと何かのケジメをつけようと思っていたのだけど、別に、無いのよね、
何も。

で、去年の今頃は何をしていたのか、この練習帳をひもといてみると、
なんか、日々、闘ってるつもりになってたようで、今読むと、痛い。

そして、セラさんの「42歳から盛り上がる」という予言は。
思えばこの1年、前兆さえなかったような。来年以降に続く、のか。

ま、別にいいんですけどね。


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いずこへ。

2009-09-22 00:17:39 | Weblog
9月20日(日)

朝から航空券をいろいろ検索して過ごす。
デリー。トリヴァンドラム。マニラ。バンコク。デンパサール。
カサブランカ。ダッカ。
バンコクからケニア航空でバマコ。これいいなあ。

それにしてもなんというよい天気。
こんな日に、うちで寝ころんでいてはバチが当たるような気がしてきて、
なんとなく外に出て、歩いてみる。
コスモスとか、ヒガンバナなんかが咲いている。
ニッポンの秋なのだなあ。

晩ご飯の買い物をして帰り、シャーロック・ホームズのDVDを1本見る。
で、ご飯。たらちり。
まだ9月なのに、はや鍋物とは。ああ寂しいなあ。短すぎた夏。
生鱈、きのこ類、白菜、水菜、白葱。
薄揚げ、焼き豆腐、糸こんにゃく。
ああ秋通り越してすっかり冬のラインナップではないか。

夜、ふたたび航空券検索に没頭する。
・・・・いずこへ。

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元・西宮球場

2009-09-20 09:40:31 | Weblog
9月19日(土)

引きこもる予定が、いきなり出かけてしまった。母と、西宮ガーデンズ。

旅先で巡り会う巨大ショッピングモールには心踊るのに、
自分の生活圏内のそういう場所が、鬱陶しいのは何故。

はぁそうか、旅先では、場と自分が一体化した非日常だから何の違和感も無い
けれど、ここでは、自分だけ現実のまま、非日常の場に溶け込めてないから
しんどいのね。
まあしかし、母は「ハワイみたい」(ワイキキのアラモアナ・ショッピング
モールのこと)と喜んで元気に歩いているので良しということで。
で、夕方ほどよくお腹も減り、韓国鍋屋に入ってみることで意見が一致する。
韓国モノには疎いので、メニューのバランスとか食べ方とか分からないのだけど、
鍋頼んでしまうと他のもの食べられなさそうなので、単品だけにする。
豚キムチビビンバ、ニラチヂミ、サンチュとツブ貝のサラダ、そしてかねてより
興味のあった、チャンヂャ。
私はビビンバもチヂミもさほど好きではないので「ふーん・・・」で、母が殆ど
食べた。サラダの生タマネギは恐ろしく分厚く、しかも大量に投入されていたが、
韓国では分厚い生タマネギが一般的なのだろうか、キムチより辛いではないか。
でも、チャンヂャは美味しかったなあ。チャンヂャ、好きだ。

そんなわけで、ウィンド・ショッピングして、ご飯食べて、電車に乗って、
夜風に吹かれてゆるゆる帰途につく、ほのぼの休日だったのでした。
特にオチは無し。
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けっきょく悩み無き平和な日々

2009-09-18 23:36:17 | Weblog
9月18日(金)

先日3幕ものの夢を見たが、次の夜もまた、3幕とはいかないまでも
何だか長ったらしい、ケバい女やロボットや牛やカレー屋等々が出てくる、
なんかもう登場人物めちゃくちゃな夢を見て、朝起きたらぐったり疲れ、
カラダ中が痛かった。何なのだろう?
あまりにしんどいので、バイトの帰り、ついに禁断のマッサージに行って
しまった。そうしたら、すんごいヘタクソなマッサージ師に当たり、がっくり、
しょんぼりと店を出るはめになった。
あまりに哀しいので、気になっていた山田詠美『無銭優雅』(が文庫で出たので)
を買って帰った。
小説を買うのは久しぶりである。『1Q84』以来かな、あんなすごいのを読むと、
そこらへんに平積みになってる本など読めなくなるのである。
でも、詠美様はやっぱり素敵、心の、村上作品を読む時と全然違った部分が、泣く。


マッサージと本。危険な兆候である。
去年の夏、この2大快楽に抗えず、貯金箱をからっぽにしてしまったので
いまだに旅に出られないのだから。

ま、しかし何やかんや言いつつも日々乗り切り、明日からちょっとお休みだー。
出かける予定まったく無し。引きこもるのだ。そして旅の計画を
立てるのだ、仕切直すのだ、夢想に耽るのだ。

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サヴァ?

2009-09-16 23:07:30 | Weblog
9月14日(月)

3部作の夢を見た。

2部の経験はあるけど、3連作は初めてである。
第1幕は、温泉だった。山の斜面に作られた岩風呂で、風流な長い石段を下りると
一般的な温泉旅館の大浴場もあり、立派なロビーにしとやかな女将がいる。岩風呂
の岩に、大きなカエルが2匹、遊んでいた。

ここで目が覚めてトイレに行き、なんか妙にリアルで色鮮やかだったなあなどと
思い出しながら再び眠りに就くと、続きを見た。第2幕である。その温泉旅館に
宿泊しているのだが、部屋はアジアの安宿。でも、眺めはめちゃくちゃ良いので
ある。部屋のドアを開けると、眼下にレンガ色の屋根屋根が広がる町。竹富島か、
ジョグジャカルタか、そんな感じ。友だち(誰?)が迎えに来て、食事に出かける。
ゆるい坂道の途中に、美術館か博物館みたいな建物があり、守衛さんが出てきて
ポテト・パラタをくれた。それを囓りながら、坂の頂上まで登ると、ガーデン・
レストランで、じゃあここで食べようか、ということになる。で、目が覚める。

うわぁ・・・さっきの続きやわ・・・と朦朧としながらストーリーを反芻するうち、
寝入る。そして、さらに続いたのである。第3幕、再び宿の部屋。いつのまにか
実在の旅友Tちゃんとシェアしている。Tちゃんに「お風呂行った?すごいねんで、
ここの温泉」と、第1幕の岩風呂の話をする私。Tちゃんが「知らない。行ってみたい」
と言うので、じゃあ案内するわというわけで、支度をして部屋を出る。私が編み上げ
ブーツ(これも実在の、昔すごく気に入って長年履いていたパープルのブーツ)の紐を
結んでいると、Tちゃんが「あっ、お父さんから手紙来てるからちょっと待って」と、
何故か宿に届いた手紙を読み始める・・・・・

そして目が覚め、時計を見ると起床時刻の7時半になっていたのであった。
なんか、ものすごぉぉぉく、疲れていた。ぐったり。

まあしかし、今日も休みだし。
そして、朝から午後10時を待っていた。
NHKで、モーリタニアをやるから。

掃除して洗濯して散歩して本屋行ってフーチャンプルーを作って食べて
やっと夜になって、お風呂も済ませて、さてテレビ。
ああサハラ砂漠。
ああシンゲッティ。私が行くまで砂に埋もれないでいて。
バンダルガンの海に、私は足を浸すことができるのだろうか、いつか。

疲れるほどに長くリアルな夢と、夢の続きのようなモーリタニア。
わたくしは何処へ行く・・・・・・





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日曜日

2009-09-16 22:56:41 | Weblog
9月13日(日)

マレーシアメシ会の予定だったが、N村が風邪気味で、妊娠4ヶ月のOちゃんにうつしては
いかんということで、中止になった。メニューはほぼ決まっていて、何はなくともラクサ、
それから、ルンダン、そしてエビとタケノコのカリ等々、結構楽しみにしていたのだが、
まあまた近いうちに。
で、
時間がぽっかり空いたので、「ジュリー・レスコー」の録り貯め3話分を、また一気に
観る。がぁぁぁぁぁーーー 今回も面白かったーーーーー
そういえば、いつのまにか、またフランス語、やめてる。
こんなことだからいつまでたっても西アフリカが遠いのである。

西アフリカどころか、なんか、もう、いつまでたっても旅費が作れずアジアの暑い地
にすら行けず、アイデンティティの崩壊。
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ピース

2009-09-08 09:09:47 | Weblog
9月7日(月)

しばらくぶりとなりましたが、今回はパソコンの不調ではなく、何も考えず
ぬほーっと暮らしていたので練習帳に書くことがなく、日本語表現力向上努力を
怠っていた次第であります。

それにしても、努力のきっかけのひとつであるセンセイを、一時(もしくは永久)
休職中なので、中国人から解放され、心穏やかで幸せな毎日である。相変わらず
のほほんバイト・低収入で旅立ちのメドは立たないが、なんか、もう、このまま
静かに息を引き取ってもいいぐらい平和なのである。

で、テレビを眺め、ソフトバンクのCMでスマップを見て、ものすごぉぉく今さら
何ですが、木村拓哉ってカッコいい・・・としみじみしたり、坂本龍一の「巷の音楽は
うるさい・・・」というようなコメントに激しく同意したり、暴力団員がペコちゃん人形を
盗んだらしいけど、暴力団の皆さんはきちんと「ペコちゃん」と呼んだのか、それとも
「ペコ」とか「フジヤ」とか呼び捨てにしたのかちょっと気になったり、まあ、そんな具合に
平和な毎日なわけである。

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ゲリラ・クッキング

2009-09-06 23:47:58 | Weblog
9月6日(日)

インドメシ会での約束どおり、本日はミセスO宅へ、料理人として出向いてきた。

Oちゃんは料理が苦手である。が、実家のお母さんがしょっちゅう何やかや届けてくれる
ので、処理しきれない食材が冷蔵庫に冷凍庫に、そこここに溢れているとのことである。
で、貯まった肉魚野菜を料理すべく、呼ばれた次第。

とりあえず、干し椎茸・昆布・インドスパイス・ゴボウ・ニンニク・ココナッツミルク
を持参し、お昼過ぎ、電車を2回乗り換えて、Oちゃんちに到着。休日のご主人に挨拶し、
さっそくキッチンへ。
椎茸と昆布、それぞれ水に浸け、出汁を取っておく。

まず、鶏ミンチ。
ニラとショウガを混ぜて肉団子にし、オイスターソースと胡椒で味付けたスープに
落として、白菜と一緒にことこと。最後にとろみをつけて、1品。

次、一口サイズの鶏モモ。じゃあ、揚げてマリネにしましょう。
マリネ液を作っておいてタマネギとキュウリを漬け、鶏を唐揚げにして一緒に。
冷蔵庫で持つので明日以降に食べてね。

次、霜降り薄切り牛。う~ん こんなの、うちで見たことない。ゴボウを巻いて、
照り焼きに、八幡巻き。いい照りが出た。

次、豚肩ロースの塊。う~~ん こんな弾力あるやつ、うちで触ったことない。
一口大にしてさっと揚げ、ナスと一緒に酢豚風に、椎茸の戻し汁で甘酸っぱく
とろりと煮込む。

次、まだまだあるナス、揚げ浸しにする。昆布だしで、こんにゃくとしめじと一緒に。
Oちゃんは煮汁が気に入り、捨てるの勿体ないと言うので、だしで薄めて油揚げとネギの
細切りを浮かして、澄まし汁にしておく。

次、イカとエビ。
タマネギ、インゲンと併せて、持参のスパイスとココナッツミルクでカレーに。
冷凍にしておいてね。

さらに、「何か分からんけど、魚あるねん」。鯛の切り身だった。う~ん・・・じゃあ、
まだご飯炊いてないと言うので、鯛飯にしてしまおう。ショウガと共に炊飯器へ。

テーブルには出来上がった料理をよそった鉢や丼が並び、旦那さんが時折つまみ食いを
している。

さて、太陽も西に傾いたことだし、今日はこのへんにしておきましょう。
それにしても、初めて立つキッチンなのに妙に馴染んで動きやすかったのは何故。
いやあ楽しかったなあ。また呼んでね。

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