スプーン投げ

３月３１日（火）

日の出が早くなったからか、目が覚める時間も早くなって（６時半。
うちの前の公園でラジオ体操が始まる。にぎわう。）、二度寝できず、
なんか寝不足の感じ・・・・
そのせいなのかなんなのか、今朝は非常に心身の具合がわるく、
スープのスプーン（木製）を思いっきり投げたら、扉のガラス部分に
当たって取り返しのつかないヒビが入ってしまった。
だはーーーーー馬鹿なわたくし。

養生テープを貼る。
こんなことのために買ったんじゃないのに。台風がきたら窓を補強しようと
思って買っておいたのに。しくしくしく。
ガラス部分に歪んだアスタリスクのような養生テープ。
こういうとき、マリーさんは無視する。そういう人である。しくしく。

すっかり弱ってしまったので、N整形へ首腰牽引に行く。骨の薬ももらう。
それから、
お米を買ったのだけど、帰って見たら無洗米だった、間違えた。
洗わず炊けばいいという、それだけなのだろうか。わからん。

ウォーキングの力も出ず、近所をくるっと回って今日はおしまい。
歌を、ちょっと作る。
昨日井川さんで買った厚揚げを炊き、粕汁を作る。

なんかかなしい日であるが、
ま、そんなにかなしまなくても。こんな日もあるということで
三月が終わる。

お詣りとノーリアクション

３月３０日（月）

どんみりしますね・・・・こんなに長引くと思ってなかったなあコロナ。
不安なときは歩きなさい。
南へまっすぐ、住吉大社まで歩く。
着いたら雨がぽつぽつ落ちてきたりしてさらにどんみり・・・いや、
負けてはいかん。って、何に。自分にと言っておこう。弱い自分に。

桜、だいぶ咲いてるかと思ったのだけど、ここもまだ意外と咲いてなくて、
ソメイヨシノじゃないピンクのは華やかに開いてたけど、やっぱり桜は
ソメイヨシノが好きだなわたくしは。
境内も閑散としていて、さびしい・・・・
コロナ終わりますようにとお願いして、おみくじも引いて（小吉）、
帰路、商店街へ。
井川さんで絹ごし豆腐、田舎揚げ、厚揚げを買って、しょぼしょぼ雨に
濡れながら歩いて帰る。

最近、スマ子で写真を撮る練習を、何とは無くしており、住吉さんの
太鼓橋とか桜とか撮影したものをマリーさんに見せたのだけど、
ぜんっぜんリアクションなく、なんか哀しいのであった。

午後は、「短歌研究」とか「塔」とか読んで過ごす。
夕方になって晩ご飯の支度。朝から昆布を水に浸しており、井川さんの
絹ごしをことこと温めて完璧な湯豆腐。スマ子で撮影。
それから、玉子焼き。
それと、昨日の残りのおから。そうそう、昨日はおからを炊いたのよ、久しぶりに。
過日ブリ大根を炊いた煮汁で、ごぼう、こんにゃく、にんじ、青葱、紅生姜、と、
具材も充実の美味しいおからが出来たのであった。それを今日も食べる。

食後のドラマは「ミディアム」。よろしいですな。

おさびし十首選 塔３月号③

【おさびし十首選　塔３月号③】

　茶に透けるおでんの鍋に茹でたての玉子を一つ一つ沈める（佐々木美由喜）

　負けそうな朝にはえらぶハイヒール　ヒールはときに乗り物になる（山名聡美）

　好きな人よ嫌ひな人よ吾の手の上に載りたるしらたまの桃（永山凌平）

　月光に明るき地の上かたはらに母ゐるやうに柚子の実れる（渡邊美穂子）

　無花果の裂けたるところより覗く　なんだかかんだか経文つまって（大地たかこ）

　林鄭月娥を月蛾と書きし日本のマスコミありて今日は満月（関野裕之）

　甘いものがあるのだろうか列をなし老人達がビルに入りゆく（関野裕之）

　涙袋があなたにはない　ゆで卵手渡しながらはじめて気づく（大森静佳）

　＊題詠「切」

　棄つるべく朱の絨毯を切り刻む夜にうすぐらきよろこびが来る（沼尻つた子）

　第三種踏切前に立つときの心をうすき緊張と呼ぶ（岡本幸緒）

ビニール傘新調

３月２７日（金）

朝から雨。
雨、そしてラジオからはコロナのニュース。心身沈むけど、
こども科学電話相談春スペシャルを流して気を紛らす。
吉田戦車「だって買っちゃった」（光文社）も読み終えて、
どうしようかな。
とりあえず雨のなか、書店まで散歩して、なんとなく目についた
大きいビニール傘を買う。
なんで今、傘やねんそれも本屋で。　
と自分でツッコみ、いや今さしてきたやつ小さすぎるし肩びしゃびしゃやし
と自分で答え、550円。

帰宅してふたたび読書。
清水由美「すばらしき日本語」（ポプラ新書）。
これも読み終えてしまい、ゆるゆるお勝手仕事に。
明日の朝のスープを作り（ウインナ、キャベツ、玉ねぎ、いんげん）、
今晩の支度。昨日は、インドカリーにするつもりだったのだけど
なんかスパイスの気分じゃなく、食べたいものもなく、
マリーさんの好きな親子煮にしておく。トリ、玉ねぎ、いんげんの玉子とじね。
それから、炒め茄子のお味噌汁。
雨、止まず。

食後のドラマは「ホワイトカラー」。それから、
最近見始めた「リゾーリ＆ナントカ（失念）」
そして、マリーさんはもう寝てるけど、さっきまでひとりで、
ユーチューバー、ツボワさんのライブ配信見てました。
ムンバイから帰ってこれたようで。よかったです。
一日も早くまた「今日ヤバイ奴に会った」が撮れる世界に
戻りますように。

てんとう虫♪

３月２６日（木）

長居植物園へ行ってみた。
一人ならば家から徒歩で行けそうなのだけど、
マリーさんは歩かないひとなので、地下鉄で行く。
地上に出たらすぐ公園。うっはーーって空が広い。
植物園までゆるゆる歩いてゆくのだけど、
チャリの人、ジョギングの人などなど健康そうな
老若男女がいっぱいで、ウイルス蔓延の世とは
思えない雰囲気。ちょっと気持ちが晴れました。

植物園もすごく広くて、今日散策したのは半分だけ。
ユーカリの木が気に入りました。白くて冷たかったよ。
草むらではマリーさんがてんとう虫を見つけた。
まだ絶滅してなかったのねーーてんとう虫！
めちゃくちゃ久しぶりに見たよてんとう虫。
植物園、
近いうちにまた行きたい。

自販機でセブンティーンアイスを買って、木の根っこ
に座って食べる。外で食べるアイスは美味しいねえ

お昼過ぎ、書店に寄り、
清水由美「すばらしき日本語」（ポプラ新書）
を買って帰宅。
コーヒーとピスタチオで休憩して、読書。
で、
晩ご飯は家にあるもので、牛鍋風の煮物・・・
牛肉、ごぼう、玉ねぎを甘辛く炊いて玉子でとじてみたのだけど、
なんか、見た目もイマイチで、どうだったのか。自分は食べてない
からわからん。
お味噌汁は茄子と青葱とお揚げ。

インターネットでニュースを見てたら、東京では食品の買いだめも
始まったとかで、なんだかなあと思う。大阪にも来るんかな、その波。
うちは何も備蓄がないので、コロナでなく食べ物なくなってしぬかも
ですわ。ま、わたくしは食べなくてもいい身体になったので、生き延び
そうだけど、マリーさんは困るな。マリービスケットと源氏パイしか
買い置きないよ。

明日から雨、天気荒れるらしいのでわたくしは今それが恐ろしい。
どうか静かな雨で収まりますように。
長居植物園の木や花を思いながら寝ましょう。すごくいい匂いだったな。

すっきりしたりさびしかったり

３月２５日（水）

お風呂場がなんとなくぬるっとしており、それは掃除してないからである
とわかっており、今日、ついに、した。
トイレは毎日きれいにするんだけどね、トイレは、ほれ、単純に、磨けばいい
から。でも、お風呂場はなんか面倒じゃないですか。でこぼこで付属品も
いろいろあって。
というわけで、
湯舟のフタ、イス、シャンプーなど置く箱？（あれ何て呼ぶの？ひゃっきんの）
などじゃかじゃか洗ってベランダに干した。床のタイルもタワシで擦った。
湯舟は、地震以来、残り湯を落とさないことにしているので、そのままにしておく。
それでも、ぬるっが無くなってすっきりうれしい。

風呂掃除のち、近所をさらっと散歩して、書店に寄って、
吉田戦車「だって買っちゃった」（光文社）
を買う。逃避読書だ。歌作りからの逃避だ。吉田戦車の著書に
「逃避メシ」（表記これでよかったか失念）というのがあって
仕事したくない時に作る料理の本なのだけど、その、逃避ね。
歌つくらず、読書。最近しかし町田康ばっかり読んでるので、
吉田戦車が薄いというか緩いというか甘いというか・・・

そうして、夕方になってしまったので、
マリーさん今日はもう好きなお弁当にして
ってことで一緒にスーパー行って、バナナ、メインバランス、
ゼリー、ラッキョウ、豆ご飯弁当など買う。
で、お味噌汁を作り（じゃがいも、水菜、お揚げ）、キュウリを切り、
イカの塩辛、たくあんを並べておく。

食後のドラマは今日は面白いのが無い日で、仕方なく
「クリミナルマインド国際捜査班」ほんまに面白くない。
そんなの見てないで歌つくれよ。

もうすぐ母の誕生日なので、ケーキ買って行こかとメールしたら、
感染したらあかんから来なくていい
と返ってきた。
たしかにね、わたくしが電車でうつされて（いや、もう今も知らずに
感染してるかもしれんし。無症状なだけで）それを高齢の親んとこに
持って行ったらあかんしね。
さびしいけど、みなさん、乗り越えましょうね。
手、洗ってね。
マリーさんは洗わんけど。

シュッとしたゴミ

３月２４日（火）　昼

長居植物園でアーモンドの花が見頃らしいけど、そこ（わたくしの住まい）から遠いのか？
と母からメールがあり、調べてみたら、んーーそうね・・・歩くと遠いなけっこう。
まあしかし、途中まで歩いて最後地下鉄、という手もあるし、アーモンド、咲いてる
うちに見に行きたい。が、本日は苦手な強風なのでとりあえず遠出しない。
で、
久しぶりにN整形へ、首腰の牽引に行く。
今月まだ一度も行ってないから骨の薬も切れてるし。
終わったあと、すこし歩いて、100円ローソンでマリーさんの焼き芋を
買って（ムカついてるのにやさしいわたくし）帰る。
そうして、読書のつづき。コーヒーなど飲んでのち、
スーパーへ。今晩は豚と白菜でキムチ鍋風にするので
そこへ入れる具材を買い足し、コーヒー、レーズンパン
なども買う。

それにしても
こんなこと言うたら何ですけど、
民泊だらけのこの界隈、かの国の方々がいなくなったので、
町角が、なんていうか、めっちゃきれいです。ほんまです。
ゴミ収集の日だって、これまでひっどいゴミの山が町内の
あちこちに放り出されていたのが、昨日はシュッとビニールに、
しかも中があからさまに見えないようにまとめられていて、
ああっ　うつくしいニッポンの心・・・
差別はしません、別に。しませんけど、現実。

歌会がないと歌つくらない、なんてのはあかんので、
作ろかな、歌。

負け感

３月２３日（月）

こんなに長引くと思ってなかったコロナ騒動。どんみり。
歌会も中止になってゆく。うちの前の公園は、木々の新芽の
緑さわさわで、桜の蕾がむんむん大きくなり、枇杷の実がぷんっと
膨らみ、なんだか名前は知らんけど黄色とか水色とか可愛らしい
色味の花がいっぱい咲いてて、喜びの春ですーーーーって明るい
感じで、謎のウイルスが浮遊している世界には見えないのだけどな。

昨日、難波のジュンク堂書店へ「短歌研究」４月号を買いに、半分地下鉄、
半分徒歩で出かけたのだけど、もう売り切れていて驚く。そんなに売れてる
のか、あれ。
ないものはしょうがないので、柿の葉寿司買って帰ろ。と高島屋に寄ったら、
営業時間短縮で、まだ開いなかった。ああ・・・　コロナ・・・・
開店まで10分ほどそのへんをうろうろして、開いたら鯖７個入りを買って
電車でちゃちゃっと帰る。駅前の書店にダメ元で寄ってみたら、なんと
1冊あった「短歌研究」。購入。定期購入の人が「今月要りません」とか
言うて店頭に出たのだろうか。謎。
晩ご飯はキノコの味噌汁と玉子焼きを作って、あと、たなかの柿の葉寿司。

今日は桃ヶ池公園まで歩く。桜はまだだけど池の周りの雪柳が満開。うつくしい。
ゴイサギの子が浅瀬でぼーっとしていた。かわいい。わたくしにしては珍しく
スマ子を取り出し写真を撮る。
帰宅して午後は読書。「短歌研究4月号」とか町田康「告白」とか。「告白」、
なかなか読み終わらない。沖縄そばが食べてても食べても減らないように、
読んでも読んでも進まない。
マリーさんが郵便局から帰ってきてまた手を洗わず、そこから派生した
諸々に於いて、ついにわたくしは怒号を浴びせる。
でもぜんっぜんコタえないから、わたくしの怒り損なのであった今日も。
ムカつく。
ムカつきながら、晩ご飯、トマトチーズ焼き。今日の具は、鯖缶、新玉ねぎ、
ピーマン、ほうれん草、椎茸。トマト缶で焼き煮にしてシュレッドチーズを
溶かす。ムカつきながら、美味い。

食後のドラマは「ミディアム」。１週間でいちばん好き。見てる間、和む。が、
ムカつきながら風呂に入り、ムカつきながら寝る。
マリーさんはぜんっぜんコタえてないので、わたくしのムカつき損なのであった。

おさびし十首選 塔３月号②

【おさびし十首選　塔３月号②】

　ぐんぐんと進みゆく黒いハイヒール乾いた落葉突き刺したまま（加茂直樹）

　好きだって一度も言えないまま畳む毛糸の帽子、奥へとしまう（中井スピカ）

　輪切りだとキウイとキュウリ似てなくもなくてこの世のこの星の俺（有櫛由之）

　茶番劇に付き合はされて二十年浮かぶが精一杯の茶柱（吉田達郎）

　適当な名前に振りむく猫のいて冷たく鎖を垂らすブランコ（冨田織江）

　卵かけご飯のために卵割る角をさがせり卵を持つて（北島邦夫）

　こんなにも花はすなほに反省のすがたに垂れて水を求める（千葉優作）

　十円も百円も可愛いでしょう、百十円の冬の自販機（吉田恭大）

　犬らでも猫らでもないけものらがあらわれるのも街の一分野（吉田恭大）

　膝小僧ふたつ湯船に浮かべれば冬至の灯りのなかに紛れて（toron*）

手を洗えっ

３月２１日（土）

そんなわけで、というかなんというか、
今日はSPちゃんとお茶の予定だったのだけど、
ちょい弱気になって自粛する。
仕事場からも、新学期の開校日延期の知らせが。
思いがけなく、ぽわんと空いた春の日々。
合法的に長期休みってちょっと嬉しかったりもする。
まあ、なんとかなるでしょう。

経済活動が止まって、大気汚染と二酸化炭素排出量が
減ってるって記事があって、おおお、それは不幸中の幸い
ではないか。と思う。地球は久しぶりにひと息ついている。
経済なんか、ウイルスが収まればまたなんとでもなるさーー
がんばれ地球。がんばれ人類。

で、今日は風もなく穏やかに晴れていてたので、午前中1時間ほど歩く。
帰って休憩して、マリーさんとスーパーへ出かけ、新じゃが、菜の花、
豆腐、アイスなどを購入。相変わらずトイレットペーパーは無い。

一応、１セット残ってるのでしばらくなんとかなるけど。
無くなったら、まあ、インド式でいいけどね。
冬だったら辛いけどこれから暖かくなるし。

帰宅して、またマリーさんが手を洗わずポットやら何やら触るので
どつきそうになる。手を洗えっ。
言うたらイヤそうに、ちゃっと水を流しはるけど、石鹸はぜったい使わない。
なんで？って聞いても、「なんでも」って言うだけ。そのうち殴ってしまうかも。
そうして午後をうらうら過ごす。
歌集を読んだり、新じゃがで手のかかるポテトサラダを作ったり。

晩ご飯は、トリ菜の花うどん鍋（たっぷり菜の花、白菜、豆腐、しめじ、ねぎ、うどん）。
それと、ポテトサラダ（ツナ、玉ねぎ、にんじん、きゅうり、コーン入り）。

食後のドラマは「ナンバーズ」。
昨夜YouTube「今日ヤバイ奴に会った」のツボワさんのライブ配信を見たら、
インドも外出禁止になるそうで、んーーーーー　世界中、大変なのだなあ・・・
せっかく長い休みなのに、インドにも行けないよ。
はやく収束しますように。

おさびし十首選 塔3月号①

【おさびし十首選　塔3月号①】

　菓子箱に入らずなりぬ老いわれの日々のむ薬六種を超えて（荒堀治雄）

　やる気ない十一月の陽に曝す予防接種に腫れあがる腕（佐藤涼子）

　泥の匂いみかんの匂い今はただ石鹸の匂い小さきてのひら（内海誠二）

　ウイグルを助ける術のなかりせばただ喀什【カシュガル】を思いて眠る（高橋武司）

　ちらちらと島影見える目薬を点して目頭押さえるときに（小川和恵）

　鼻の奥にわずか漏れくる目薬の国籍になんの意味があるのか（小川和恵）

　中古バイクを無駄に吹かせて駆け抜ける松万五条、会いたいと言え（田村龍平）

　老いし身を貫く川よ吾を責めよ宝のやうな後悔ばかり（山下昭榮）

　ひとりなら来ない場所へと歩み来て十月桜の明るさに会う（松村正直）

　うすごほり踏まぬのが大人と思ひつつ靴のさきに触れてゆらしぬ（真中朋久）

②につづく

カリー本能

３月１７日（火）

だからいつも言うように、家では歌できない体になってしまったのよ。
それで、今日もじっと座ってたけど、他人様の歌読んでみたり、
「告白」（町田康）読んでみたり、それだけ。

朝からきれいに晴れていたので体調はまあまあ良い感じ、それが救いね。
少し歩こうかな。って、
家賃を振り込みに行き、ちょっと食材なども買って、ぶらぶらして、それだけ。

歌もでけへんし、晩ご飯でも作ろ。って、しかし食欲はあんまりなく、
こないだ買ったナスを使ってしまわなもったいないという気持ちから、
ナスをどうにかしよ。と、最初に玉ねぎをとろとろに炒めて、生姜とスパイスを
加えて、油も追加してナスを入れて油吸わせたところへヨーグルトを
ちょっと入れて蓋して蒸し焼きにして、最後に蓋取って水分を飛ばす。
適当にやってみたのに、なんかめっちゃ美味しそう（自分で言う）・・・
本能で作った・・・・

わたくしの分は、小皿に取ってカテージチーズを添える。
マリーさんには、ナスにレトルトのキーマカレーをかけて、
さらに薄焼き玉子を焼いてのせる。ご飯はジャスミンライス。
思いがけなくインドのご馳走になりました。

食後のドラマは、軽い「ボーンズ」と、
イギリスの汚職警察取締班ドラマ（タイトル失念）こっちは重い。

明日には８首を揃えたい。推敲も要るし・・・・

おさびし十首選 かばん３月号①

【おさびし十首選　かばん３月号①】

　春がすみ世界同時さみしい春の日に車道の上をビニール傘は（山下一路）

　「かなしゅうて悲しゅうて」強炭酸ふき出してるマッコウクジラ（山下一路）

　コンビニの袋の底に匙ふたつあとから気づく好意のような（漕戸もり）

　ひまわりの前に立ちつくして母が叱るいちばん好きな弟（土井礼一郎）

　じやがいもの芽をくりくりと摘んでゆく素敵な母でゐるはむづかし（大黒千加）

　逃げ水の背中にかつて鳴っていたマリンバ　敵でも撃てばかなしい（桐谷麻ゆき）

　さびしさを勇気と勘違いするとよいでしょう　長い雨に素潜り（桐谷麻ゆき）

　冷えた胸に触覚だけがとめどなくあなたがわたしの皮膚だったのだ（桐谷麻ゆき）

　大切に焼いたお好み焼きにすぐ情がうつるし一緒に住んでる（戸田響子）

　死者からの文をながめる冬たけて死者への文を出すポストなし（佐藤弓生）

スティーブ・ブシューミ

3月１５日（日）　夜

今夜は低気圧が通過して荒れると言う天気予報。怖い。
今のところ、ときどき風がびゅうと鳴るだけ。
このまま穏やかに朝になってくれ。

午後、歌作りセットを傍に置いたものの
けっきょく歌集を読んで過ごす。
松村正直「風のおとうと」（六花書林）
　　　　「紫のひと」（短歌研究社）

ほんとにもう、うちにいると作れんのやわ。
いつもの月ならスターバックスにこもる時期なのだけど、
今はなあ　なんかなあ　人の集まる換気の悪い場所やしなあ。
わたくしは大丈夫、もう抗体できてるわ。と思おうとしてる気持ちとか、
いや感染するかも、と怯える気持ちとか、いや自分は無症状なだけで
他人様にうつしてしまうかもしれん、とか、いろいろ考えてしまうよなあ。
それで店を訪えずに家でぐじゅぐじゅしているのだけど、歌はともかく、
とりあえずスターバックスのコーヒー飲みたい（すごく好きです）・・・・

そんなこんなで夕方になり、また、トリ鍋うどん入り。献立考えるチカラ無し。

久しぶりに良さそうな映画があったので本日の食後は、映画、
「靴職人と魔法のミシン」。
良さそう、と思った理由はキャストにスティーブ・ブシューミの名前が
あったから。そしてアタリ。年とらはって昔の怪しい感じが薄れてたけど
それでもやっぱり、あの、妙な存在感。よかった。

もぐもぐ

３月１５日（日）　昼

一昨日の晩、夜中になんかもぐもぐしてる感じで目が覚めて、
ん？んん？もぐもぐ？と覚醒したら、
マウスピースを咀嚼していた。
何やろか。噛み位置がずれて無意識に直そうとしていたのか、
それとも、よく噛んで食べようとしていたのか。
後者ならかなり危険なんですけど。
飲み込んだら、窒息するやん。
苦しんでいてもおそらくマリーさんは気づかず熟睡している
だろうから（地震でも起きない）、わたくしは助からない・・・・

そんなわけで昨夜は、マウスピースを口に入れるのをちょっと
ためらう。
しかし。
噛みしめ癖にはかなり効いている気がするしなあ。以前は、夜中の
トイレや朝起きたとき、うううと唸るほど背中が痛かったのだけど、
最近、それがかなりマシ。マウスピースの効果かどうかは、わからないけど。
逡巡のすえ、けっきょくそっと噛み、無事に朝を迎えられますように。って
就寝。そうして、昨夜はもぐもぐすることなく、今朝は、はい、無事でした。

昨日はAクリニックの日だったのだけど、コロナのご時勢、
あんまり病院には行かない方がいいかなあと思いつつ、ま、
消化器内科だし、A先生のうつくしい顔見たいし、予約時間に、行く（さすが
にマスクしてはって全顔は見られず）。
過日の不調のこと、コロナ騒ぎで気持ち弱って食欲落ちてることなど報告。
「規則正しい生活して、栄養と睡眠をしっかり取って抵抗力を維持してね」
とのことです。みなさんもね。乗り越えましょうね。

いつもの便通の薬とエンシュアの処方箋をもらって、クリニックを出る。
しっかりエンシュア飲んで栄養不足にならないようにしよ。
テレビはないし、新聞も日曜しか買わないけど、ネットとラジオのニュース
が目に耳に入ってきて、ちょっと弱気になってるここ数日。

今日は朝から降りながら照ったり風がつよく吹いたり
落ち着かないお天気。ウォーキングに出たけどすぐ帰宅。
お茶飲んで、新聞読んで、スーパーへ買い物。マリーさんは
ぎっくり腰のため留守番。
今晩はまた鍋の予定。