おさびし日記

たのしい作文練習帳

思ひ出

2008-07-27 09:31:59 | Weblog
7月26日(土)

人々が「暑い暑い」とうるさい。
暑ければ家でじっとしてればいいのに、外に出て暑い暑いと言う。
とりあえず厚化粧と、日焼け防止長手袋と、べらべらした重ね着と、
ぴちぴちのレギンスとかスキニーとかをやめたら少しは涼しくなると
思う。その点、肩と背中丸出しキャミに、お尻が見えそうなショートパンツ
のおねえちゃんは正しい。

ふりふりワンピースにパンストのおばはんが、夫らしき男と電車に
乗り込んでくるやいなや
「あっつー あっつー!!!暖房入ってるわ、ここ!!!」
と騒ぎ出した。その車両は弱冷車である(ちゃんと何カ所にも提示されている)。
おばはんは、見回りの車掌に「ちょっとあんた、ここ暖房になってへんか!?」
と食ってかかっていた。合掌。

まったくもう。
暑いからって別に死ぬわけじゃないし。
と言いたいが、ホントに死んでしまう人もいるので困ってしまう。

熱中症、今思えばたぶんあれがそうだったんだろう、と思い当たる症状がある。
だとすると、熱中症って突然襲ってくるので怖い。
旅の途中でのことである。1回目は、ラオスのポーンサワンだった。いつも通り
「今日も朝から陽射し強~い。気持ちい~い」」と散歩していると、視界が奇妙に
白っぽくなり、ちかちか光り出し、頭痛が始まり、これは何かマズいことかも、と
不安がよぎった途端に寒気がして震えが止まらなくなった。
とにかく宿まで戻らねば。本能なのかどうか水を沢山飲んだ方がいいような気がしたので
ペットボトルの水を数本買い込んでよろよろ帰り、ベッドに倒れ込んだ。
体温がぐんぐん上がっていくのが分かる。水1リットル一気飲みしてもまだ飲める。
一昼夜、高熱で朦朧としながらひたすら水を飲んでいた。熱が下がっても、暫くは日向に
出ると吐き気がした。

2回目は、南インドはコヴァーラム・ビーチ。
真冬の日本から直行し、炎天下で大はしゃぎしてたら、3日目に倒れた。

というわけで、
熱中症は「あっついわ。あかんわ。もう死ぬわ」とか言ってる人は大丈夫で、
「暑さには強いです」と笑顔で動き回ってる人が、危ない。

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セラピー?

2008-07-25 22:51:18 | Weblog
7月25日(金)

昨夜、添削とプリント作りをしながら、暫くY田とのやりとりが続いた。
実は前世占いだけでなく、ソーラオーマ違うかオーマソーラ?え、オーラソーマ?
なんか知らんけど色のヤツ、あれにも行ったそうである。
最近知り合った友だちに誘発されて、「浄化」してるんだそうである。
もっと浄化を進めるために、来月のセラピーも予約済みなんだそうである。

なんかなあ。セラピストの思うツボやん。
人間、そう簡単に浄化とかリセットとか無いやろ。
混沌の中で、自分もまた混沌の一部として生きていくのが人間ちゃうん?

しかし、Y田はすっかり浄化モードに入っている。

浄化。
過度の浄化は、しかし、今の自分を否定することになるんじゃないか。
過去あっての、今。
すべて浄化しきった途端、ふっと自分が消えてしまったりしないのか。

そんな思いを心に浮かべつつ、
今日も中国人と闘う。
目の前のそれを必死にこなすしかない、という状況も、
それはそれで幸せなのかもしれない。


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そして友だちを失ってゆく・・・

2008-07-25 22:18:11 | Weblog
7月24日(木)

昨日の、素敵な魯山人気分は何処へ。
中国人と闘う。
若いS岡先生と対策を練ってみたりもしたが
明るい策は浮かばず、帰る。

うーうーと添削してる時に、K田から、またメール。
♪日本語教師、俺も興味ある。簡単になれそうだし、
今時間あるから勉強しよっかなー・・・・・♪
とかなんとか、30代半ばにもなって絵文字どっさり使ったうっとうしい
画面である。送るタイミングも悪かったな、K田。
「興味本位では出来ません」
と、身も蓋も無い返信をしてしまった。

ほどなく、友人Y田からもメールが来た。
「前世占い、行ってきてん」
どうやら会話のキャッチボールを求められているようである。一応、
「で、何なん 前世」
と返してみる。と、
「近いところから、チベットの修行僧、ネパールの武官、ギリシャの果樹園の嫁」
なんやそれ。つまらんなあ。思わず、
「占い好き(しかも初心者)を喜ばすためのありふれたチョイスちゃうん」
と正直な感想を述べてしまった。

ああ授業後は殊更性格悪くなる私・・・ごめん・・・


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夕餉

2008-07-23 19:59:12 | Weblog
7月23日(水)

朝、久しぶりに旅友K田からメールが来た。
“夏休みは充分あるのにお金ないから旅は無理”という内容である。
類は友を呼ぶというか負の連鎖というか、なんか、友だちもみんな
景気悪そう・・・・

授業の準備はやりたくないので、手のかかる料理をすることにして、
生鮮スーパーへ行く。
鮮魚コーナーに、今日はアラが充実している。
ブリあら購入。
絹こし豆腐も買う。
あとは家にあるもので間に合いそうなので、炎天下、いそいそ帰る。

で、ブリを生姜で甘辛く煮く。
今、魯山人入ってるので、気に入ってる古い器を出してきて、盛る。
煮汁でゴボウを煮く。
だし汁を足して、大根とじゃが芋も煮く。
さらに甘味を足して、茄子も煮く。
野菜も、良い器に並べて、なんだか、すごいご馳走に見える。

それから、玉ねぎを薄く薄く切って水にさらし、冷蔵庫に入れておく。

暑さに弱い母がよろよろと台所へやって来て、
「このあっついのに、よぉそんな煮物つくる気になるなぁ」と
呆れていたが、だって、暑いの平気なんだもん。
さて一段落。
しばし、扇風機の風に当たりながら旅本を眺めてごろごろする。

そして夕刻。
さきほどの玉ねぎを絞ってよーく洗い、水気を切って二杯酢に漬ける。
ゴーヤも薄切りにしてさっと茹で、玉ねぎと合わせておく。
豆腐を切り分け、青じそと金山寺味噌を添え、
ブリと野菜に、浅葱を散らして出来上がり。

ブリあらと野菜の炊き合わせ、
ゴーヤとオニオンスライスの三杯酢、
冷や奴、金山寺味噌添え。

さて・・・・
始めましょうか、授業準備・・・・・
夏休みまであと2週。頑張れ・・・・(頑張らない)。



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肩凝り

2008-07-23 09:33:01 | Weblog
7月22日(火)

頚・肩凝りでキーがうまく打てない。
昨日またマッサージ90分行ってしまった。
けど、
そのためか今朝、気持ちよい目覚め。遠い所から戻ってきたような。

それにしても夏である。
夏は夜。と清少納言は言ってるが、私はどの時間帯も佳いと思う。
朝、少しだけ涼しいのも、
昼間、陽射しが眩しく痛いのも、
夕方いつまでも明るく、夕焼けの色が柔らかいのも、
夜、オシロイバナの香りがぬるい風に運ばれてくるのも、
佳い。

この間買った『格安航空会社の選びかた』は面白かった。
もう、チケット買うのも旅行会社に任せず、自分で
ルートと共に選ぶ方が良さそうである。
西アフリカへ旅立つあかつきには、そうしよう。

山田和さんの魯山人の本も面白かった。
私の料理の仕方は魯山人のと似ていることを知り、
自信を持った。何の自信かわからんが。
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遊び呆ける

2008-07-21 00:34:23 | Weblog
7月19日(土)

この週末はバイトお休み。
借りてきたDVD一気見(いっきみ)する。

『ONCE ダブリンの街角で』★☆☆☆☆
歌、多すぎ。

『オフサイド・ガールズ』★★★★☆
イランガールズ、良かった。

『サボテン・ブラザーズ』★★★★★
昔ビデオで見たけど、DVDでも出てて思わず借りてしまった。
何度見ても面白い。


おから、まだある。今日で食べ切らねばならない。
小判型にまとめて、片栗粉をまぶしてフライパンで焼いた。
胡椒を効かせ、焦げ目をつけたら美味しかった。



7月20日(日)

午前中、ジュンク堂でアフリカ神話とか儀礼関係の研究書などを読む。
午後、人のいなさそうなカフェで添削を進める。
夕方、紀伊國屋に寄る。
山田和『魯山人の美食』(平凡社新書)
を購入。さらに、
『格安航空会社の選び方』(えい出版社)
などというのも買ってしまった。写真の多い、やたら重い本である。
滅多にこういうの買わないんだけど、ぱらぱらと見てるうちに
旅立ちモードが入って気付いたらレジでお金を払っていたのさ。

「夏の旅行は諦めた」とTちゃんから電話があったので、
『人生の100のリスト』を薦めておいた。

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とうふ(三)

2008-07-21 00:15:46 | Weblog
7月18日(金)

夏休みを目前に控え、学生達のやる気はゼロを超えてマイナス200ぐらいである。
準備のし甲斐、授業のやり甲斐なきことこのうえなし。


おからがまだ鍋に半分ぐらい残ってるので、本日もおからを食す。
二日目のおからは、味が馴染んでいるし、冷蔵庫で冷やされているので
美味しく、食べやすい。
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とうふ(二)

2008-07-17 20:05:34 | Weblog
7月17日(木)

帰宅したら、母が昨日のおからを料理していた。
しいたけ、ごぼう、こんにゃく、にんじん、薄揚げ、青ねぎ、紅生姜、
オールスターキャストの炒り煮。美味しい。しかし、喜んで食べすぎると
胸焼けする。

昨日のとろとろ豆腐がまだ一丁残っているので、それも食べ切らねばならず、
本日も、おからと豆腐という大豆メニューであった。

そういえば、去年から今年にかけて、この辺の、個人のお豆腐屋さんが
3軒も店をたたんでしまった。
今の時代、いろいろ大変なんだろうなあ、お豆腐の個人商店。

ま、お豆腐屋さんはともかく、
出来るだけ早く中国人学校をあとにして、
とろとろ豆腐のような気持ちの日々に戻るのである、私は。
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とうふ(一)

2008-07-17 19:47:51 | Weblog
7月16日(水)

ゴーヤチャンプルーを作るべく、豆腐の水切りをしていたら、
近所の同級生と遊びに行ってた父が帰ってきた。
とある鄙びた豆腐屋に連れて行ってもらったとのことで、お土産は豆腐。
おぼろ豆腐っていうのか何か知らないけど、とろとろのやつ。
これはすぐさまいただかなければ。
で、豆腐入りゴーヤチャンプルと、とろとろ冷や奴。

ところが、父が買ってきたのは豆腐だけではなかった。袋の中に、
生湯葉とおからも。
うーん。生湯葉も早めに食べた方がいいだろう。
というわけで、
豆腐入りゴーヤチャンプルと、とろとろ冷や奴と、生湯葉。

さすがにおからは料理しきれず、明日に持ち越しとなる。

とうふづくしの夏の宵であった。





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2008-07-15 23:04:58 | Weblog
7月15日(火)

散歩しながらリストのことを考えてたら、新たに7つの項目が加わった。
これで「余生の38のリスト」になった。楽しい余生が過ごせそうである。

こういうことを19歳でやってたロバート・ハリスは、やっぱし
ただ者ではないのだろうなあ。

項目を挙げていくと、ホントにやりたいことが素直に出てきて、
自分でも「ふーん そうかそうか」と思う。
気付けば、日々ウーウー言ってるセンセイに関する項目は全く無い。
さほどやりたくないことをやってるのだろうか。それもちょっと哀しいな。
でも、“日本語の起源を探る旅に出る”というのはある。
そうなのよね。
そうそう。
独り言。
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2008-07-14 22:31:43 | Weblog
7月14日(月)

腿の成長を食い止めるべく散歩に出る。ま、散歩適度じゃ成長阻止にならんけどさ。
天気が良い。もう今年のセミたちが生まれ始めている。
道行く人々は、「あっついなぁ」「暑いわぁ」と言い合っている。
暑いけど、今日は風があるから昨日よりずっと涼しい。
みんな、もっと風を感じて暮らしましょうよ。

ブックファーストで、アフリカ裏旅行だったっけ、なんかそういう
タイトルの本を(著者名も覚えてない。すみません)ぱらぱら眺める。
が、今日もまた購入には何か物足らず、重ね重ねすみません。

初物の西瓜を食す。
ああ 夏の全てを愛してる。
と言いたいところだが、実は 夏の苦手 は、ある。
蚊と雷。

幸い今年はまだ恐ろしい雷は発生してないが、蚊はすでにぶんぶん飛び、
がんがん刺しに来る。
洗濯物を干すとき、取り入れるとき、必ずシューしてから庭に出ないと、
即刻刺される。
刺されたら、2週間ぐらい痒い。
・・・と、以前友だちと話していたら、
「えーっ。蚊の痒さなんか1日で終わるやん」
と驚かれた。そんなわけないやろ。彼女は蚊の痒みに対して特異体質に違いない。
しかし、その後、何人かと蚊の話をしたところ、皆、痒みは1日か2日で収まる
ということが判明した。私が特異体質なのか。
ほぼ毎日刺されるから、夏中、どこかが痒い。

でも、好きなんだけど。夏。
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余生

2008-07-14 21:59:01 | Weblog
7月13日(日)

紀伊國屋でロバート・ハリスの『モロッコ・オン・ザ・ロード』を
ぱらぱら眺める。これ、何度か立ち読みしてるんだけど、なんかこう
決め手に欠けるというか、買うほどでもないのだな・・・すみません。
が、
『人生の100のリスト』(講談社+α文庫)は買ってみた。やっぱし
しゃーないおっさんやなぁという感じだが、読んでみたくなる本や
観たくなる映画なんかも出てきて、ところどころ面白い。

せや。私も作ろ。リスト。

と、メモし始めたが、31個しか思いつかなかった。
とりあえず、『余生の31のリスト』。
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山小屋へ

2008-07-14 09:32:59 | Weblog
7月12日(土)

週末の電車は子ども(3歳~25歳)が多いからイヤである。
複数だと話し声が大きい。
単体だとヘッドホンの音漏れが激しい。まだ話し声の方がましだ。
それから、携帯メールを打つ、あの、音にならない音。
あの音というか、振動というか、傍で,,,,されると、キモチ悪くなるので、
移動しなければならない。
街が怖い。人が怖い。
もう、
犬と山羊を連れて、アルプスの山小屋にこもるしかない。
アルムおんじって呼んでくれ。
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喇嘛端湯上塔塔滑湯洒湯 塔

2008-07-11 23:36:11 | Weblog
7月11日(金)

昨日、クロックスの悪口を書いたが、今朝学校に着いたら
学院長の机の脇に、まさにクロックス・サンダルが置かれていた。げげっ。
業務が深夜に及ぶ時などに、お履き替えになるのだろうか。
確かに革靴よりはラクそうだし。
バカっぽい蛍光色じゃなく黒だったのがせめてもの救いか。

2組のWKが早口言葉にハマっていて、なまむぎなまごめなまたまご とか、
となりのきゃくはよくかきくうきゃくだ とか、妙に上手い。
そうか、中国人と日本人では、難しく感じる音の並びが違うのか。
他にも知りたいと言うので、赤パジャマ青パジャマ や、カエルぴょこぴょこ
を教えたが、難なくクリアしてしまった。
WKは、「中国語も早口言葉あります」と、ひとつ書いてくれたが、
「来週覚えてきてください」だと。
なんで私が早口言葉の練習せなあかんねん。
WK、見た目はおっさんだが、言うことやることは可愛いやつである。


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履かないほうがいいと思います。

2008-07-10 20:56:26 | Weblog
7月10日(木)

修行である。
授業は修行である。
中国人と接することは修行である。
空になるべし。

だからと言って、怒りの矛先をクロックスに向けるわけではありませんが、
でも、クロックス、あの素っ頓狂な毒々しい色のサンダルを見ると、
「狂え!」と命じられているように感じるのは私だけでしょうか。
あれ履いてるヒト、すごく頭悪そうに見えますし。

また大きなお世話を垂れてしまった。

さ、明朝までに、本日分の添削添削。



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