フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

心臓

2007-09-19 21:12:59 | Weblog
心臓の拍数で寿命が計算できるのだろうか。早いのは、血管が詰まっている、血が薄い。川の流れと同じかな。ゆっくりすぎるのは、心筋が弱い。そういうことか。若さを保ちたかったら、呼吸を止めろというのも一理はあるね。例えば、心拍も無限ではなくて、有限だとしたら、何百万回とか決められてたとしたら、上手に付き合った人が、長生きというだけのことだったりして。大なり小なりこういうのありだろうけど、冬眠のような仮死状態で若さを保つとか、寿命をのばすとか、子供の頃読んだ忍法の本にでていたようなきがする。ああいう、絵空事って、意外と身近にある真実を教えていたのかもしれないね。そう言えば、外国のテレビ番組で言ってたけど元祖アメリカ人は、シベリヤからきたのではなく太平洋沿岸からきたんだって。頭骸骨を調べたら、アイヌに近いんだってね。これって面白い。英語が日本語になったのか、日本語が英語になったのか言葉ってそんなもんじゃなかったのかな。ミステリーだけど面白い。
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アフリカ

2007-09-18 20:57:06 | Weblog
台風が過ぎてというかちょっと横にそれて暑く蒸し暑い毎日を連れ戻してきた。パンプが窓を滅茶苦茶に閉めているからカーテンにさえぎられて分からなかったけど、半分きれいに開いていた。どうりで、蚊が多いと思った。風呂から出てパンツ一丁でいたら、お尻を3箇所もパンツの上から刺された。おでこにもとまっていたらしく後から膨れてきた。秋の蚊は毒が強いね。今、赤い大地のパリジェンヌを読んでいるから何だかアフリカにいるような気分になってきた。アフリカの虫はこんなもんじゃないだろうなとソレンに話し掛ける。彼女は、アフリカから帰って、ソルボンヌへ行きDEAとなって執筆活動に忙しい日々を送っている。この向学心があるから冒険もできるのだろうね。どんなときでも自分を取り戻せるのは、知的レベルが高くないと無理だから。普通なら自分の無知を、誰かのせいにしたり、何かのせいにしたり、ひどいときには、占いのせいにしたりして自分と向き合わず生きているだけだ。そんな時、この本のソレンと話すと、何だか自分が取り戻せそうな気がする。そして、僕らにもっと勉強をと言ってくれているような気がする。そう言えば、バジルが、本気で英語を勉強しだした。いいことだと思う。パンプも英語が話したいと言う。言葉って、面白いね。
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back in Tokyo

2007-09-17 18:37:06 | Weblog
モンクは、帰っていった。back in Tkyo Thanks a lot という短くてカッコいいメールを残して。いつも感じるんだけど、この潔さは、どこからくるんだろうか?メソメソシナイ何があっても、明るく前を向いていくというのは、ロジカルに育てられた西欧文化の賜物か。まぁ、こっちも色々と気を使うことがないから楽ですけど。あまりの、あっけらかんに少々面食らいます。やっぱり、それぐらいじゃなけりゃ世界は無理なのかもしれないね。今、「赤い大地のパリジェンヌ」というソレン バルデさんの本を読んでいるけど一人でアフリカのナミビアのカオコランドという最後の未開地を求めて旅立ったパリジェンヌの物語だ。まだ途中までというか触りの部分しか読んでないけれど、その地には、ヒンバ族というのがいて彼らの生活様式を知りたいばっかりに、愛想良く溶け込もうとするけど受け入れられず、言葉も分からないからニコニコしてると何か話し掛けてくるおばさんがいてうれしさのあまりすりよるとポケットをまさぐられて小銭を探すためにだけ近寄ってきたんだと分かった瞬間の悲しさ分かるような気がして、泣けてきた。まだまだこれからが面白いんだろうから読まなきゃ。
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木乃伊

2007-09-16 15:41:40 | Weblog
窓を開けてたもんだから突然の横殴りの雨で部屋の中、びちゃびちゃ。台風の影響なのかな。それで、窓を閉めると臭い、匂う。鼠の木乃伊になりかけの匂いだ。どこだ?どこで死んでいるんだ。ウルーに追いかけられ、ショック死したにちがいないあの鼠だ。探して、始末しないともう寝られないくらい臭いよ。そこで、この恐怖の部屋の荷物を片付けて、木乃伊探しを始めた。なんせ、工場の廃棄処分品置き場のような部屋だから。ちっとやそっとで片付きやしないよ。それでも、汗かきかき1時間ちょっとすぎた頃匂いの源泉にたどりついた。この辺りか、と思って探していると蛆虫が数匹丸々と太って転がり落ちてきた。蛹もついでに出てきた。この間、蝿が網戸の内側に5匹ほど止まっていたのは、ここでかやったのか、と変な納得しながら衣装ケースの下を覗き込むといたいた鼠の木乃伊ちゃん。正確には、木乃伊になりかけ。もう蛆が沢山湧いてギョッとする光景だった。つまみバサミを持ってきて、取り上げると悪臭と共に蛆が、ぽろぽろと落ちた。ゲゲゲのゲと思って紙に包んで袋に入れて始末した。掃除機で、蛆やら毛やらを吸い取って拭き掃除をしてファブリーズをかけたけどメーカーには悪いけど死臭にはあまり効かないね。窓を開けていると雨がまた降り出して閉めたり開けたりだったからかな。それから、また2時間位かけて元通りにしてシャワーを浴びてヤレヤレだ。モンクは、今晩野外コンサートだと言ってたけどこのぶんだと開催されないんじゃないかな。折角歌いに戻ってきたのに。順延かな?聞いたら必ず来てねと言われるから止めとこう。I wish I would だもの・・・・
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meet again

2007-09-15 17:41:22 | Weblog
今日は、あわただしい1日だった。朝、風呂に入ろうとしてたらウルーの元の飼い主のハーマーが来て、「よろしくたのむ」と「チーズがすきだから」と餌の袋と、チーズとそれにフランス語の名前をつけてくれたからとディオールのタイを持ってやってきた。猫でタイを釣るとは、このことか、いくら、フランス語で幸せと言う名前だからといってこれでは、自分が、幸せということになるなと思いました。同時に大事に飼われていたんだなと改めて思いました。そうこうしてるうちにモンクからメールが来て帰ってきたから温泉に行こうって。「うん、行こうよ。みんなでさ」ということで、バジルを誘ってでかけました。モンクは、相変わらずチャランポランだからどこにいるの迎えに行くよといっても要領を得ない。しかたがないので適当に探しながら行ったら道に立っていた。なんとかなるんだね。それで3人で温泉に出かけたら、バジルが、砂風呂が初めてだったから、砂をシャワーで落としてからと書いてるのに砂つけたまんま浴場に行って大ヒンシュク。モンクは、歯ばっかし磨いてたらしく歯が命くらい白くなっていた。モンクは、1年後にはイタリアに行くとのこと。シニーショアは、フロリダ。イレイナは、インド。シーラは、どこだったっけ。キャッシュが、偶然にもモンクと同じマンションで大学生やってるとのこと。遊牧民は、感覚が違うんだね。皆、世界をまたにかけて歩く。英語という言葉だけを武器に。金もなく、名誉もないのに、彼らは、平気だ。希望という重い荷物を軽々と持ち上げてちょっとそこまでの気分で出かけてしまう。これがなけりゃ、世界なんて、夢のまた夢だね。
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大人の秋

2007-09-13 09:50:36 | Weblog
驚いたね、昨日安倍首相が辞意を発表。辞める事自体には驚かないが、何故今になってと言う驚きが強かった。前々から思っていたけど、お膳立てが整ってからではないと何にも出来ないお坊ちゃんなんだから、打たれ弱いと。まさにそうだったね。朝ちゃんみたいにモンゴルがあれば、逃げて帰れたのに。人は、いじめには弱いということを実感せらしめたね、この二人は。昔なら、ツバでもつけとけみたいな傷に、廻りから、責める人、守る人が出てきてワーワーとやって、本人は、0か1かの決断を迫られるだけの役割。変な社会になってきた。無責任だ、なんだかやというけど、横綱にしろ首相にしろトップの決断は、崇高なもんだと言う社会は、どこにいったんだ。下克上だね。これでは、周りでワーワーやってる方が、責任はとらなくていいし楽で楽しいね。そんな社会でいいのだろうか。性格が悪くて、傲慢で、恥を知らない連中が甘い汁を吸いながら世間を闊歩していていいんだろうか。その連中を牛耳れない首相、協会に対し物言えない横綱、その首相をかついだ、連中。その横綱を選出した協会や横審のほうが責任重大だと思うのですが、横審で朝ちゃんのことで責任をとって辞めますと言った人がいないのも不思議。協会もそうだ。個人の責任と思ってる幼さがいずれ災いとなって自分に降りかかってくるよ。もっとタフなヤツを選ばなくちゃ。やんちゃと坊ちゃんは、もう卒業してそろそろ大人の秋にしませんか。
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正式オファー

2007-09-12 10:14:37 | Weblog
昨日、スーパーで、レジに並んでいると、前にいたのがハーマーさんだった。ハーマーさんは、動物愛護団体の会員で、たくさんの犬やら猫やらを家で保護して里親を見つけるボランチアをしている人だ。ハーマーさんと死んだアボとガドの話をしているうちに、猫の話になって、「家にも猫が迷い込んできてる」と話したら、「どんな猫?」と聞くのでかくかくしかじかというと「それは、家のクマちゃんだ」ということになって、「まぁよかった、そこにいたのね」といいながら、「よろしく頼むわね」と正式に頼まれてしまった。つまり、本当の里親になったわけだ。「家では、他の猫にいじめられて、かわいそうだったから、よかった。もう避妊手術はすんでますから」といってた。何だ、お前、いじめられっ子か。「時たま、よく肥えて帰ってくるから、どこかで餌貰ってるなと思ってたの。よかったよかった」と一人まくし立てていこうとするから「ウルーと言う名前を付けました」「えっ、うるるん?」「ウルーです。フランス語で幸せって意味です。」「ウルー、ウルーね」と言いながら出て行った。クマちゃんからウルーへ。これで、正式に、ウルーは、我が家の一員となった。
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気温

2007-09-11 10:04:55 | Weblog
夜中に帰ってくると、ウルーが追いかけてきた。何だお前出てたのか?と言うとニャーニャーうるさい。でも、追いかけてくる姿を見ていると可愛いと思う。マーチンか、タンタンに締め出されたの?悪かったね、あんまり気がつく方じゃないから、でも悪い奴じゃないから、勘弁してねというと納得したみたいに大人しくなった。猫は、どこで人を見てるのだろう。音もなく忍び寄ってくる。ほんとに、こんなタイプ、人にもいるよね。雨のおかげで気温が下がった。秋は、確実に始まってるね。
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急ぎ働き

2007-09-10 10:10:34 | Weblog
朝、早くウルーが起こしに来た。必ず起こしに来るから不思議。お腹がすいたのか?なんて言いながら、トントンと二階から降りてビックリ。部屋中の戸は、開け放され、おまけに雨戸が一枚でて、部屋の中は、散乱。パンプはいない。また放浪かとおもったが、マーチンのとこかもしれないと思いなおし、部屋を片付けることにした。まるで、急ぎ働きの盗賊と火盗改めの鬼平が、争ったような現場だ。これじゃぁ、蚊も鼠も入り放題だぜ。人間は、形状が螺旋で出来てるらしい。いや動物は、かな。その螺旋の巻きが良いと優れているとのこと。音楽家の耳の三半規管の蝸牛の螺旋は、一般の人より巻きが多いというから。だから、だめになるとねじが緩むとか、箍が外れるとか言うんだよね。どちらも円なんだ。人は、球体かそれとも円か。螺旋で考えれば、球体なんだろう。そうでなくては、よきにつけ悪しきにつけお互い引き合う重力が存在しないから。パンプの場合、螺旋が伸びきったか、つむじ曲がりか、そう考えながら、観察すると、それはそれで結構面白い。
あんまりひどいあばら家状態だから、オランジュまで見に来たよ。オランジュが家の中まで来たのは、初めてだ。昨日あいさつしたからかな。餌食べたのかな?このところちょっと痩せてるようだ。
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ねずみ

2007-09-09 09:48:11 | Weblog
夜中にウルーが寝てるとこにきた。何だか様子が変。何かを追いかけているようだ。枕と肩との隙間に何かが飛び込んできた。起き上がって電気を点けてみると何と、大きな鼠じゃないか。家の中には入れないようにしてるのに、ウルーの出入りの為に玄関の戸を少し開けていたからそこから来たのかな。アボとガドが生きていたら、外で退治となってたのにやはり守るべきものがいないと外敵の侵入を許す結果となるのか。しかし、窮鳥懐にいらずんば猟師もこれを射ずとのたとえもあるからと手を出さなかった。しばらくして、我にかえった鼠が動き出したら、ウルーとトム&ジェリ-状態だ。やはり、ネズミの方が命がかかってる分賢いのかな。朝になっても、ウルーは結局鼠を捕まえることができなかった。しばらくたっても、未練がましく部屋の中に佇むウルー。けっこう笑えた。基本的に猫科の動物って猟が下手なんだね。だからバランスが保たれるのか。変なところで感心した。
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