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フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

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2019-07-13 09:19:15 | Weblog

テキサスのマリーンヘイズからマチス、ボナール、ラウニー、モディリアーニなどの作品100点がオルセー美術館に寄贈されました。マリーンと夫のスペンサーは有名なコレクターで遺言によりフランス絵画はフランスに帰したそうな。こんな絵に囲まれて暮らしていたという暮らしはどんなものだったんでしょうね。同じ人間なんですよねと思うとこの格差に愕然としますね。それでもやはりこれらの絵の価値を知ってる方々でしたからその行く末を無駄にはしません。オルセーに寄付。これは優れた選択でしたね。おかげで美術館はより豊かな所蔵となり、より多くの人を楽しませてくれるでしょう美術に詳しいコレクターはやることも粋ですね。オレなんか初めてみる作品がネットで見られるだけでも幸せです。できれば美術館で見たいのですが‥‥とブツブツ。有名な絵というのは技術もさることながら訴えるものが違いますね。画家は絵を描いてる時に自分が話してる言葉で絵に訴えを投影してるのにその絵を見ているとまるでスマホで翻訳されたみたいにその思いが日本語で伝わってくるから絵って面白いね。フランス語と日本語とでは若干のズレがあるとは思うけど大意は間違ってないだろう。モディリアーニの線は美しいしこのモデルの奥にある美しさが分かるかねなんて言われてるようで描かれてる人物の目を見るとモディリアーニの世界に吸い込まれそうだ。みんなそうなんだろうな。目の青い黒いを問わずと思うとなんか一人で納得するね。いやぁ、世界にはコレクターって専門家が多くいるもんだね。

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