フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

焼きそば

2015-12-05 07:52:37 | Weblog
ウールリッチの鉄板がキャンプの季節も終わったというので捨て値で売っていたから買った。俺達にはキャンプのシーズンなんてないから。一年中キャンプみたいなものだから。これはありがたいと早速、畑で七輪に火を起こし「やきそば」を作りました。写真を撮るのを忘れてしまってザンネン。海老と太刀魚と採れたてのキャベツと鶏肉だけのシンプルな焼きそばですがこれが美味いのね。炭火効果なのだろうか鳥なんか「竜の柩」で読んだ大正時代の焼き鳥のようにぷりぷりふっくらと仕上がっているんだ。もちろん大正の味はしらないんだけど。外で七輪にあたりながら焼きそばを食う。これ以上のなにがいるというのか。残り火で芋を焼きながらキャンプバーナーで珈琲を沸かす。その頭の上を飛び越えてヤマガラが餌を啄ばみに来る。畑に植わっている楓は赤く色づき今が見頃。まるで絵に描いたような幸せなひと時。でもまだ蚊がいる。この寒さでもいるのかとおどろく。家に帰ると近所のバァサンがお歳暮にと酒を2本持ってきてくれた。僕は酒を飲む習慣はないのだけどそのバァサンはボクが大酒飲みと勝手に思っているらしく毎年酒をくれる。まぁ、じゃまにはならないからいいか。人の思い込みを解くのは大変だからね。
コメント
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