フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

なんという活力

2014-05-28 07:48:09 | Weblog
ガストンレビュファがこの本を書いたのが30代だろうから当たり前と言えば当たり前だが「今朝のように、昨日のように、一昨日のように、私達の体内では活気が沸騰している」活気、生命のこの饗宴よ!
でこの本は終わっている。これは山に登る人には共通の理解できる意識だと思う。今は昔となったけれどこれを読むと活力の錯覚があって気力が充実してくる。もちろんもうロッククライミングはできないけどなんだかやった気分ですがすがしい。かすかにのこっているザイルの感触を思い起こして「俺たちは死にぞこないでも冒険家でもない」と言ったレビュファの言葉を聞く。「私達は自分の人生とガイドという職業を愛しているのだ」そうだよな。好きなことそれを仕事にするのが一番いいんだよ。だけど人生って好きなことをやるように戻ってくるんじゃないかな。そのとき本来の活力を漲らせるんじゃないかな。まぁ、遅いか早いかの違いで。早い人は憧れが強かったんだろうね。いてもたってもいられないくらい・・・・。
コメント
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