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フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

セニョリータ

2013-05-05 09:31:37 | Weblog
モンキーバナナがあった。フィリピン産で「セニョリータ」というずんぐりむっくりの小さなバナナだ。これが量として丁度くらいなので時々買うんだけど見ていると描いてみたくなった。永山さんのバナナの絵を見たからかもしれない。鉛筆デッサンをしてみようと思ったけど色をつけてみたくなり軽い目の下書きをして色を乗せた。永山さんみたいに透明感が出せるかと思ったから。薄く塗ったら透明と思ってたけどそれは間違いだと思っていた。どうもそうらしい。色を乗せる勢いっていうのが必要と思った。バナナは誰が描いてもバナナなんだけどどうかな。できたかな?

        バナナの詩
  目的のない人生はさびしい
  そういわれてもと
  バナナを1本ちぎって食べる
  バナナの黄色い皮をむくと
  ミルク色の果実がでてくる
  甘い花の芳香にも似て
  幸せな空気がひろがる
  幸せの色って黄色なのか
  黄色のない人生はさびしい
  そういわれると
  なんだかわかるような気がする
モニちゃんが言ってたけどモニちゃんとこのジャマイカのバナナって緑色なんだってね。もちろん黄色のものもあるだろうけどナマであまり食べないから緑色のバナナを焼いて食べるんだってこれが美味いらしいんだ。故郷の味なんだろうね。この話をする時のモニちゃんの顔がとてもしあわせそうだったことを憶えている。  
コメント
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