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フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

おくればせ名画館

2007-10-21 20:45:35 | Weblog
2004年にアメリカで作られた、クリントイーストウッドの「ミリオンダラーベイビー」という映画をたまたまCATVでみた。アカデミー賞4部門を取った作品というぐらいしか知らなかったけど凄い映画だったんだね。知らなかった。イーストウッド、ヒラリースワンク モーガンフリーマンの演技力の高さが、質を高めている。そして、こんな、ボクシング映画もあるのかとイーストウッドの問題意識の高さに脱帽した。誰にでもおこりうる問題を正面から捉えて訴求してくる迫力は胸が一杯になる。自分は、見終わったとき、彼のとった行動は、良かったと思った。正しいとか、罪とかの問題でなく、ホッとした気分を味わった。あらすじを書いてしまうとまだ見ていない人に悪いから書かないけど、人生とはなにか、そのとき、とらなければならない行動とは?選択を迫られたとき自分は、真正面から、打ち合う、向き合う勇気があるだろうか?と考えさせられた映画だった。そして同時に深い感銘を受けました。映画の良心を感じました。「100万ドルを稼ぐ女の子」ってタイトルによくあるボクシングの栄華物語と当時思ってた浅はかさが見逃した原因でした。「100万ドルの価値がある女の子」という意味が隠されていたのかもしれないね。
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