業務終了、帰国します。

2012-08-11 | 海外業務
久しぶりの二週間の出張も今日で終了です。
今回は、取引が初めての仕入れ先(工場)に張り付き、同じく私自信初めての商材に取り組んでおりました。

今回、中国で加工を続けているお客様(=初めてのベトナム加工)をお連れしておりました。そして私自信がかなり「ベトナムボケ」をしていることに改めて気付きました。
やはりときどきは他国工場を訪問しておかないと、スタンダードがわからなくなります。
ましてや工場を経営しているベトナム人などは、よっぽどのことがない限り自分の工場しか知らないわけで、そうなるとお客様との意識に乖離が生じ、トラブルの素となるわけです。
近いうちにお客様の中国工場を訪問しとかないとな、と、改めて感じたわけです。

さて今回お会いした日本の方、ベトナム商売もかれこれ25年になろうかという水産以外の業務にも精通している方から聞いたお話しです。(ベトナム関連業務の仲介業者さん)

ここ2-3年中国からのシフト依頼の仕事が多いがほとんどが上手く行ってないそうです。
最近では、造花をベトナムで作る話しがあったそうですが、ホーチミンで作ると中国の二倍のコスト、北の工場でも1.5倍以上になってしまったとか。。
やはりベトナムで調達できる資材に限界があり、また、運搬コストなども相俟ってどうしても中国以上になってしまったそうです。
そして、コスト観点だけでの進出は、丁寧にお断りしているそうです。

この話しは以前から何度も私も書いています。だからというわけではありませんが、私のところに頂くベトナム加工案件は、お客様から「コストだけではないので」と、言っていただくことも多くなりました。。ww

そうでなくても、気持ちが「やりたい」方向になると、マイナス情報が聞こえなくなるのが人間。そのあたりを上手く調整するのも私の仕事だったりします。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿