アナログ

2012-09-19 | 海外業務
つい先日あったトラブルです。

海外からサレンダーのスタンプの押してあるB/Lがメールされてきました。
ところが日本で貨物を引き取ろうとしたところ、未だB/Lは回収されていない、ということで、貨物のデリバリーを拒否されてしまいました。
即相手に電話し、船会社へ連絡、その後、船会社社内のミス、ということが判明し、無事貨物は引き取りできました。

以前ときどき同じようなトラブルに遭いましたが、その際は、船会社ではなく、ブッキングエージェントなどを経由しているケースが多かったです。
結局、どの国のどこの会社の誰が誰とどういう話しをしているか、まで、こちらで調べていかないと、船会社は機械的な対応しかしてくれませんので、貨物が引き取れないわけです。

数社間のメールのコピーやら担当者の名前などを調べ、ようやく、船会社社内の連絡の問題だとわかったこともあります。

これだけ色々とIT化されても、入力するのは人間。トラブルは人間が作るものですから、最終的にはアナログに調べていくしかないわけです。
最近では、ネット上で貨物の進捗について検索できるシステムが増えてきました。
船会社も大手さんになると、B/L番号やコンテナ番号でトラッキングできます。

ただ、更新は人がアナログで行っている場合が多いようで、実際の貨物の流れを反映していないこともしばしば。まだまだ最終的にはアナログで仕事を補完していく必要があります。


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