無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、持続できる自給自足Life。~自然な暮らしの豊かさの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

日本みつばち分蜂群が入ってくれた。

2010-06-01 12:49:18 | 日本みつばち
本日、

最近の気象異常は、自然界の生きものには大変影響を与えている。
うちのウコッケイは、卵を温め始めました。

本来、ウコッケイの抱卵は、春と秋の2回です。
最近の夜の寒さが本能を狂わせているのでしょうか?
畑では、モンシロチョウが少なく、蜂もまばらです。

「蜂群崩壊症候群」という言葉をご存知でしょうか?
なぜかわからないものの、ミツバチが大量にいなくなったり死んだりしています。

最近ドイツでは、原因物質として、日本が開発した殺虫剤クロチアニジンhttp://homepage2.nifty.com/~tjinfom/agmini097.html
に特定したと読んだことがあります。

主にカメムシの殺虫剤で、神経の異常興奮を引き起こし、虫を死に至らしめるものです。
もしかしたら、蜜蜂の大量死は神経がやられアルツハイマーみたいになった蜂が巣に帰って来れないからかもしれません。


うちの日本蜜蜂も春先までは元気にいたのですが、
4月になって死んでいるのが発見されました。

原因は特定できていませんが、
女王蜂が死んだダメか、農薬か不明です。

特定の原因はわからなくても、人間が犯した致命的なミスが、生命全体に危機を与え、
結果、多くの農産物の受粉がうまくいかず、食糧危機を招いています。

「天に唾する」とはこの事かと思います。


一番大きな群の日本蜜蜂の箱だけにショックでした。


29日に、その亡くなってしまった蜂の巣箱に蜜蜂が出入りしていたので、
もしかしたら、分蜂群の来訪の前兆かと思い、中を掃除しました。



今日は日中暖かく、空のはずの巣箱から出入りが激しく、
もしやと中を点検しました。


すると中に蜜蜂に一群が入っていました。
午前中畑で野良仕事をしている間に、入ってくれたのでしょう。

今年の春は特に、日本蜜蜂の様子がおかしかったので、
分蜂が入ってくれるか心配していましたが、
今日お昼に帰って来て巣箱に新たな群が入ってくれていてホッとしました。

まだまだ日本蜜蜂と付き合いは短いですが、
同じ地球に生きる者同士として、末永く付き合っていきたいと思います。


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前回大好評につき、日本蜜蜂の基礎講座第2弾です。
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日本みつばちは、1年間に100種類もの花からハチミツを集める貴重な在来種です。
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6/24(木)10:15~12:30
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