無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、持続できる自給自足Life。~自然な暮らしの豊かさの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

教育ファーム事業(三郷小学校)

2010-06-19 07:01:18 | 出張菜園教室
本日、のち

早朝の大雨で大地は潤い、晴れ間が出てくれるので一層草も野菜も生長してくれると感謝しています。

先日、県の教育ファーム事業のお手伝いとして、地元の小学校に教えに行ってきました。


私の農業もはじめは小学校で体験したことがきっかけでした。
今でも小学校の中庭にみんなで作った田んぼが忘れられません。

今回は、大豆の種蒔きと先月行った野菜の手入れでした。
「子供たちに育てて食べることに興味を持ってもらいたい、そしてなにより子供の興味の対象を広げてあげたい。」そんな想いがありました。

そこで、大豆を蒔く前に子供たちに質問してみました。
「大豆で出来ている食べ物はなんですか?」
それに対して、子供たちは、「納豆」「醤油」「味噌」「エダマメ」「きなこ」「豆腐」と次々手が上がりました。何かには「おつまみ」という珍回答もありました。


この小学校では4人一組の班が組織されています。
そこで、今回は大豆の蒔き方を説明した後、種を蒔く人、足幅で計る人、土をかける人、土を鎮圧する人に4人一組で交代しながら行いました。


畑では、ジャガイモが芽を伸ばしていたので、みんなで手で土寄せしました。


キュウリ、ナス、ピーマンは最初の実を大きくしてしまうと負担が大きくなり、樹が大きくなれずすぐにバテテしまいます。

そこで、子供たちに最初になったナス、ピーマンの実を収穫してもらい、
キュウリは、今ついている実も花もすべて取ってしまいました。


本当は、鎌を持ってきて草マルチを教えたかったのですが、まだ4年生なので
今回は、草を手で取って、畝に敷いてももらいました。


この事業は、企画を立てたバジルクラブの鈴木さんや、ボランティアのシニアの方々、地元温泉ファインビューと三郷小学校の共同のものです。

地域の学校や企業、地元の協力が協力し合いながら行っています。

今回も、小学校の移動のバスや、支柱立てや除草、準備など多くの大人が裏で支えました。
「親」という字が、木の上に立って見守ると書くように、温かい見守りがある中で出来たことに感動しました。
コメント (2)
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