無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、持続できる自給自足Life。~自然な暮らしの豊かさの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

麹と大豆があればカンタン手前味噌造り(丹波の黒豆)

2010-01-29 10:04:06 | 日々の自然菜園
本日、

昨日はだったのが
暖冬だと思います。

先日、お醤油造りと並行して行ったのが、味噌造り。
一昨年育てた大豆(丹波黒豆)が残っていたので、お醤油と味噌にしようと思っていました。

今回は、味噌も醤油も麹造りから行えて初めての体験ができて良かったです。

今日は、味噌用の米麹ができ上ったところから自宅にあるもので簡単に作れる味噌造りです。

用意するもの
大豆3kg、麹3kg、そしてお塩1.2kg
お鍋は大きいものか、圧力鍋。ホウロウ保存容器、あればササ。
それと大きい厚地のビニール袋。



大豆を鍋で柔らかくなるまで煮ます。
今回は、お醤油造りで使った大鍋を使用(5時間程度)。
普通は、圧力鍋で数分で茹であがります。


麹をお塩と混ぜて「塩切り」しておきます。
お塩は、蓋をするために1割ほど(今回120g)取っておいて、
残りをすべて麹と混ぜます。


茹であがった大豆が熱いうちにビニール袋に入れて、
やぶれないように、足などで踏み、大豆を潰します。
こうすると大豆が簡単に潰れます。


そこに、塩切りした麹を数回に分けて投入して均一になるまで混ぜます。


ここでミソなのは、茹で汁を取っておき水分量を調整します。
味噌の固さは、赤ちゃんの耳たぶ程を目指すので、固い場合は、煮汁を少し加えます。
この煮汁のことを「飴」といいます。


今回は、ホウロウ保存容器を熱湯で消毒した後、
焼酎でさらに消毒して拭いておきます。


写真のように、味噌を団子にした味噌玉を高い位置から容器に叩きつけます。
味噌玉を叩きつけることで、空気を遮断し、カビを防ぎます。


味噌玉を平らにしてから、残しておいた塩で蓋を作ります。
今回は、お庭にあったササを熱湯消毒して、ササの殺菌効果を借りました。
うちでは、この後ラップで味噌の表面を空気から完全に遮断します。
そしてラップが浮かないように、5cmくらいラップの上からお塩を敷きつめ重しにします。

台所や友人知人にちょっと道具を借りれば
そんなに味噌造りは難しくありません。
今回は、丹波の黒豆なので、2夏越してから食べようと思います。
黒豆のお味噌は熟成が進むととても美味しいですよ。

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お知らせ(参加者募集中~)
1)シャロムヒュッテで自然農を学ぶ「あずみの自然農塾2010」1次募集締め切り一月末

2)半農半Xの塩見直紀さんを招いてのシンポジュウム


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1)あずみの自然農塾2010(4期生募集中)
毎年キャンセル待ちをいただいている入門編。
 信州安曇野の自然の中、一年を通じて自然農を学び、
 自分の畑で作物を作り いのちの営みを感じてみませんか?
 開催日程:2010年3月~12月の全10回(1泊2日型)
http://www.ultraman.gr.jp/sizennou/2010azuminosizennoubosyuyoukou.htm
 

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2)『半農半X』の塩見直紀さんを交えての
安曇野発!農的生活シンポジウム
  『結び∞つながれ、安曇野の仲間たち!』

♪日時:2月7日(日) 開場12時30分講演開始1時30分
♪プログラム:第1部講演『半農半Xという生き方』
演者塩見直紀さん(半農半X研究所代表、京都府綾部在住)
第2部事例報告報告者安曇野の農の実践者
竹内孝功(自給自足Life)他2名予定
第3部あなたの一言が安曇野の未来(あした)をつくる!
ワールドカフェ形式による参加型トークセッション
『結び∞つながれ、安曇野の仲間たち!』
終了午後4時30分予定
※希望者は塩見さんを交えての懇親会(夜7時~)あり
♪場所:信濃教育会生涯教育センター(安曇野市豊科高家796-3)
夜の懇親会会場は安曇野地球宿(安曇野市三郷小倉4028-1)
♪参加費:講演会予約1000円、当日1300円
懇親会会費1000円、一品持ち寄りで500円引き
♪主催:安曇野夢(ゆめ)フォーラム
♪協力:自給自足Life、舎爐夢ヒュッテ、農と暮らしの学び舎『飯田学校』、安曇野地球宿
♪後援:安曇野市
♪申込・問合:シンポジウム、懇親会、それぞれお申込ください。
増田(安曇野地球宿) 080-5486-6111 or boetu@d6.dion.ne.jp



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2 コメント

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楽しみですね~ (かわい母)
2010-02-02 11:16:50
こんにちは。

お味噌の作り方も、醤油の作り方も拝見しました。

お味噌は先日私が体験で参加した所は、豆麹と米麹が半々位で仕込みました。愛知だからでしょうか。

お醤油は時間もかかるし、麹作りが大変そうだし、その後の管理も細かそうですね。今の生活をしながらではなかなか難しそうですが、いつか挑戦してみたいです。実際手作り醤油の味は、購入するものとどのくらい違うのでしょうか?
返信する
コメントありがとうございます。 (たけうち あつのり)
2010-02-04 10:19:00
久々の投稿嬉しいです。
ありがとうございます。
ちょっと風邪ひいていたのでご返信遅くなりました。

うちは、大豆の乾物の重さと同量の米麹を入れます。豆麹を使うところは、愛知なら(豆味噌)ではないでしょうか?

お味噌は、手作りの方が材料の質からいっても大概買ったものよりものすごく美味しくなることの方が多いものです。

お醤油の味だけを追求すると、スーパーさんで購入の割安なお醤油よりは、完全に美味しく。
日本で有数のお醤油蔵のものとの味は、作り手次第です。

個人的に、手作り醤油を造るメリットは、
1)市販では味わえない、自分の畑で育った無農薬大豆・小麦が食卓に醤油として常備できる点。

2)1年物、2年物、3年物とその時々の味を愉しめる点。

3)お醤油を絞った後の『諸味(ものみ)』をお漬物などに使える点。

4)うちの場合、食べる分だけ絞ろうと思っているので、生醤油、火入れ醤油、3番醤油といろいろ用途が広い点。

5)時間と手間はかかるけど、(2~3年に一度仕込むだけなので、)幸せ自給アイテムが増える喜びが大きいです。

それに実際、麹菌のみの購入でしたら、余った大豆・小麦がある分仕込めば、おおむね百円前後で、お醤油何十本も造れるので、共同で造ればかなり安くできます。

生きた酵母を取り入れる生活は豊かですよ。
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