無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、持続できる自給自足Life。~自然な暮らしの豊かさの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

小川町にある金子さんの霜里農場(2)オーガニックなシステム

2009-02-17 10:28:20 | コメントの公開
本日

昨晩雪が舞い、少し積もった。
初夏を思わせる暑さから一転して、冬に逆戻り感がある。
せっかく春だと思って、芽吹いているリンゴや桃は大丈夫だろうか?

先日お邪魔させていただいた霜里農場は、
農水省「農業技術の匠」に選定された金子美登さんhttp://www.shimosato-farm.com/の農場だ。

言わずと知れた有機農業30年の大ベテランだ。

今回、訪れて美登さんが、ニコニコ顔で紹介してくれたのが、
SVOスタンドだ。〈写真)

SVOhttp://journeytoforever.org/jp/biodiesel_wada2.html
ストレート・ベジタブル・オイルの頭文字をとったものだ

つまり、純植物湯で車などディーゼルエンジンを動かすシステムを指す。

美登さんの農場では、以前お邪魔した時に、
バイオディージェルでトラクターを動かしていた。

今度は、植物性の廃油だけで自家用車を動かしているそうだ。

バイオディージェルでは、廃油に添加してオイルの方をエンジンに合わせる仕組みに対して、

SVOは、ディーゼルエンジンを改造して、普通の廃油で動かしてしまう仕組み。

もともと、植物オイルで動かすために開発されたエンジンがディーゼルエンジン。

ところが、安い軽油で動くもんだから、軽油のためのエンジンとして日本ではトラックなど長距離運送車に使われている。

これからのエネルギー問題の解答の一つとして、
化石燃料依存からの脱却。

その一歩として、SVOやバイオディージェルがある。

今回見せてもらった、SVOスタンドは、
廃油に含まれる不純物を生成してくれる代物で、
SVO車にありがたい、自家製給油所だ。

美登さんのすごいところは、
農地が有機農業にとどまらず、
社会システムそのものをオーガニックにして、実践しているところだ。

うちも、お金を貯めて
SVO改造の車がほしくなりました。





今度、3月1日〈日〉2日〈月)に
友人のイベント「東京で種をまく」に自然農の講師として参加します。
場所は東京の狛江市。
詳しいことは、このブログhttp://tegamisha.cocolog-nifty.com/ima/22834/index.html
でチェクしてね。



コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 小川町にある金子さんの霜里... | トップ | 小川町有機農家、金子美登さ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

コメントの公開」カテゴリの最新記事