無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、持続できる自給自足Life。~自然な暮らしの豊かさの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

自然菜園スクール「ぬかるみ対策の稲刈り」

2018-09-24 08:31:03 | 自然菜園スクール

新刊発売中!!さっそくの重刷決定!ありがとうございます。第一弾!『とことん解説!タネから始める 無農薬「自然菜園」で育てる人気野菜』(洋泉社)
今までの自然菜園でわかりにくかった点を見事に解説!最新技術を加え、決定版になっております。


第二弾!4/19新発売『プランターで寄せ植え野菜』
プランターは、失敗しやすいものですが、基本を守れば、とっても簡単です!今回は、寄せ植えで2~3種類の相性の良い野菜を混植し、1枚のメニューになるようにイラストと写真でまとまっております。プランタ―だけでなく、庭や菜園でも使える組み合わせなので、参考にしてみてください。


本日、

みなさま3連休いかがお過ごしでしょうか?
私は、稲刈り三昧です(笑)秋分の日なので、これから一気に日照時間が短くなります。


自然菜園スクール「自然稲作発酵コース」で、2日間今年の秋の長雨でぬかるんでしまった稲刈りを学びました。

【1日目】

最初は、前日から小雨だったので、講座型で室内で、どのようにすれば、来年草が生えにくく、稲が育ちやすくなるように稲刈りできるかホワイトボードを使いレクチャーさせていただきました。

稲刈りの段取りは、今後を見据えて稲刈りを予定しないと、ただただ大変な稲刈りになったり、その後の田んぼがぐちゃぐちゃで「秋起こし」できなくなったりします。

なぜはざがけするのか?来年以降の作付計画や天気を考慮しておくと、段取りがしやすく、人数に合わせた楽しい稲刈りになります。






今年は9月に入ってから、連日雨降りで、3日以上晴天がありませんでした。

そこで、とてもぬかるんでしまった田んぼを三角ホーで溝切りをします。
簡易的でもとても有効で、溝に留まっている水を排水しやすくしてくれる一工夫です。


次に稲刈り、結束の仕方を行いました。

ワラとバインダーでやり方がちょっと違いますが、基本は同じです。

今回は、来年の種モミの選び方、その量や保存方法をお伝えしました。






ぬかるんだ田んぼを稲刈りする場合、まず稲株や株間を踏み、条間はさせて歩きます。

また稲の刈る方向や足場、人数によっては協力し合いながら、穂先に泥がつかないように、田んぼが荒れないように、稲刈りします。


手刈りすると、田んぼが荒れず、乾きやすくなるので、前もって機械刈りの前にしておくとよいでしょう。






はざがけの仕方を馬の作り方から、かけ方、手渡しの方法など師匠たちに教わってきたことを伝授させていただきました。


当日のおやつは、自粉のアップルケーキでした。





明日行う、不耕起の田んぼのススメよけの糸外しをみんなで共同で行いまいした。


不耕起の田んぼは、レンゲが播いてあるので、発芽してました。

今年の不耕起田んぼは、予定していた以上に草がしっかり抑えられ、草取りがほぼ要らない状態でした。

不耕起の田んぼは、田植え機が特殊なので、手植えですが、それ以外は、耕しも、代かきも、不要で、除草も楽できるので、タイミングやルールを守れば、かなり手軽にできます。

翌日行う準備(鳥よけの糸や支柱はずしなど)を前日に済ませておくと、いきなり稲刈りが本格的に始動できるので、なんでも段取り八分とは古の言葉は理に適っております。


つづく


千曲市戸倉創造館で2018年3~2月に開校中~
『無農薬無化学肥料でもしっかりやればできる!自給稲作入門講座』
次回は、10/11(木)『堆肥づくり、田んぼの土づくり』
田んぼで生産される稲ワラ、米ぬか、モミガラ、畦草などを利用した自然堆肥づくり、ボカシづくりなど田んぼで草が生えず、稲が育つ土づくりを学びます。
田んぼの土の改良や田んぼの1年間の総合的な土づくりや堆肥づくりのゴールデンルールをご紹介します。

「草を抑え、美味しいて、稲を育てる田んぼの土づくり」です。



場所:戸倉創造館2階会議室
日時:第2木曜日 18:00~20:45まで(全12回座学のみ)
受講料:1回1,500円、一括申し込み15,000円
対象:米の自給をしたい方。米作りが初めての方大歓迎!
参考テキスト:『自給自足の自然菜園12ヶ月』(宝島社)153~174ページ

●問合せ・申し込み先●
千曲市役所経済部農林課農業振興係服部
電話026-273-1111(内線7244)
Email:nousin@city.chikuma.nagano.jp(件名を「自給稲作入門講座」として送信下さい)


◆◇◆お知らせ◆◇◆

2018年土内容充実で、
城山公民館「これならできる!自然菜園入門講座」講座が開催です。
毎月の野菜と土づくりのテーマで質問時間もたっぷりあるので是非お越しください。

今年度は、いつもの第1水曜日に
長野市城山公民館 18:30~21:25(当日、記録用動画撮影いたしております)
18:30~19:45座学
19:50~21:25質疑応答


◆次回以降の予定
【テーマ】
新年度スタート「これならできる!自然菜園入門講座~野菜編~」
10/3(水)秋の土づくり(堆肥や緑肥作物の導入法)、越冬野菜の定植・種まき。 比べて納得野菜講座「ネギとタマネギ」
11/7(水)冬の土づくり/畑の片づけ方、土壌分析、冬の米ぬか利用法、野菜の収穫・越冬保存のポイント・越冬野菜の越冬のコツ。比べて納得野菜講座「シュンギクとホウレンソウ」
12/5(水)2017年の菜園の反省を来年に活かす。比べて納得野菜講座「エンドウとソラマメ」
お楽しみに~




現在、『竹内孝功さんの自然菜園講座オンライン動画サイト試験発信中~
※有料サイトの都合、登録などの際に一部英語表記になっております。

※最新動画、「畑での野良仕事(実技編)」前編・後編もアップグレードできました。



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