無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、持続できる自給自足Life。~自然な暮らしの豊かさの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

梅雨の晴れ間の小麦刈り【自然菜園スクール】

2016-07-02 21:03:24 | 自然菜園スクール
本日、

今日は、自然菜園スクールでの小麦刈り&脱穀でした。

日本の小麦刈りは、梅雨の時期になってしまいがちです。
ちょうど晴れ間に小麦刈りがみんなできたこと感謝です。


この教室では、全コース共通で、小麦刈りを推進しております。

それは、小麦刈りをマスターした生徒さんは、草の刈りがとても上手になるからです。
小麦のワラは、稲ワラよりも固く、刈りにくいため、小麦刈りができるようになると、のこぎり鎌の使い方が上手になっているはずです。




手を切らないように、のこぎり鎌の葉を全体を使い、一気にのこぎりの葉を挽くことで、根を残して綺麗に刈れたら、上出来です。

刈り方も数をこなすことで、より上達する傾向があるので、最近では菜園教室で、スキルアップの一環としても取り入れております。









麻ひもで、上から二重に縛って結束していきます。


ハ―ベスターとよばれる脱穀機を使い、脱穀していきます。


脱穀機の内部や使い方を知ることで、中古のハ―ベスターを大切に長く使えるようになります。

ハ―ベスターは、小麦だけでなく、タカキビ、稲にも使えるので、自給生活にあると便利な道具になります。


実際に、使いながら、機械の使い方をマスターしてもらいます。
私も機械は苦手でしたが、少しずつ学んでいき、今では昔に比べるとスムーズに使えるようになりました。

明日は、自然菜園入門コース(半日)の開催日です。




自然菜園の7月の見学会のお知らせ


2016年内容充実で、
『無農薬・自然菜園入門講座』が第一水曜日長野市城山公民館で18:30~21:30までスタートしています。
城山公民館での「これならできる!自然菜園入門講座」講座が開催です。毎月の野菜と土づくりのテーマで質問時間もたっぷりあるので是非お越しください。

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10 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
7月菜園見学について (林 正昭 和美)
2016-07-05 22:07:52
竹内様
  前回の見学の際は、お世話になりました。今回も参加でお願いしたいと思い
出欠表に書き込もうとしたのですが、うっかりパスワードを忘れてしまいました。
すみませんがこちらで参加の連絡を、受け頂けませんでしょうか?今回は、食事もお願いしたいのですが。申し訳ありません。
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カボチャの摘花について教えて下さい。 (渡辺 秀正)
2016-07-07 13:56:31
育苗コースの渡辺です。 竹内先生にもあきれられる標高1200mの我が家にも夏は来るものでお陰様でレタス、キャベツは大成功でした。  ところで我が家のどてカボチャ(カボチャを東向きの土手の上に植えて下に伸ばしています)も元気に育ち花がつき始めました。苗由来が様々(竹内先生の苗、竹内由来の種から自家育苗したもの、市販苗)で定植時期もまちまちなのですがおしなべて花がつき始めました。 で、質問はカボチャの摘花なのですが先生の本2冊読みましたが、カボチャの摘花に関しては記述がありませんでした。 かなり株元で付いているものもありこのまま放任で良いものか? あるいは摘花(摘果)するものなのか、お教え頂けると幸いです。
返信する
田んぼの硬盤層打破 (松尾吉高)
2016-07-07 14:14:55
竹内様
二つ質問があります。
1)セスバニアとクロタラリアのミックスををこの目的でばらまきました。やはり元水田だったのでセスバニアがメインで育ってきました。花が咲く前に伐採しても根はこの層をつきぬけ目的を達成とかんがえてもOKでしょうか?
2)今年から田んぼの中干でも薄く水をはっていますが そのおかげでまだオタマがたくさんいて元気です。これから増えるカメムシもカエルが食べてくれると農家さんから聞きましたが、なら最高です!効果ありでしょうか?あの数のオタマが全部カエルになったら相当な防虫対策となりそうです。
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ご質問ありがとうございます。 (竹内 孝功)
2016-07-09 10:24:57
林 正昭さん 和美さんへ

そうでしたか。単発参加の場合、
一応、ホームページからお申し込みいただいてから、出欠席表などの案内をさせてください。

今回は、午前中に自然菜園の見学、午後は自給稲作勉強会の見学会がございます。

ホームページからのご案内お待ちしております。よろしくお願いいたします。
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ご質問ありがとうございます。 (竹内 孝功)
2016-07-09 10:48:00
渡辺 秀正さんへ

そうですね。
農文協の拙著p103のカボチャのツルに描いてあるように、健全な生育の場合、雌花の先にツルが60~80cmあり、ややつるが持ち上がっている状態が健全です。

カボチャ摘花は基本しません。なぜなら、カボチャは自分自身で、雌花の位置を調整し、受粉できなかった場合、凋んでしまうからです。

カボチャは品種によって異なりますが、自然農法のように育てる目安としては「着果期の葉の大きさは葉幅で20cm以上が適切です。これより小さいと果実の肥大が悪くなるからです。着果節位は15~16節を目標にします」

つまり、15節以上に葉とツルをしっかり育ててから、雌花をつけると着果が安定しますので、15節以内の雌花は摘み、樹の回復ができるように草マルチなどお世話をしてあげます。
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ご質問ありがとうございます。 (竹内 孝功)
2016-07-09 10:58:28
松尾吉高さんへ

そうですか。

1)セスバニアたちは、その背丈の程の根を張るものなので、あまり小さいときに、刈ると根も浅く、根粒菌もある程度生育して花をつけるときに最も働くはずなのでもったいないと思います。

周囲に野菜がなければ、花が咲くころまで延ばしておいて、花が咲いてから半分位に刈り取ると、再度脇芽が生えてきて花が咲き、よろ長く根と根粒菌の働く期間をの場る事ができるでしょう。

2)中干しについては、その干し加減や稲の状況で、根を深く張ったり、倒伏防止できたり、深い内容なので、何とも言えませんが、

うちの菜園では、アマガエルがトマトやキュウリの樹などに平均3~4匹止まっており盛んにエサをとらえて食べているようです。

現在生育中のトノサマガエルのオタマジャクシはもう少しで大人になりそうですが、トノサマガエルは、地表でいろいろ食べてくれそうです。

カエルの種類によって、おたまじゃくしの生育期間や大人になってからの食性が異なりますが、一つはっきりしているのは、田んぼの付近の畑はカエルによって多くの恩恵を受けているのは間違えなさそうです。
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セスバニアとカエル (松尾吉高)
2016-07-09 12:42:37
回答ありがとうございます。なるほど。半分だとその効果がさらに維持されるわけですね。完全に落水するとオタマが全滅しそれが肥料になり稲の倒壊となる場合もあると聞きました。これも残酷な話です。やはり自然菜園と生き物は共存共栄ですね。
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コメントありがとうございます。 (竹内 孝功)
2016-07-09 13:27:30
松尾吉高さんへ

そうですね。セスバニアたちの根をより効果的に増やしながら、地上部も上手に土に還したいですね。

完全に落水した場合については、そういう面もありますが、稲の根を稲刈りまでにいかに活かすように水管理できるかもポイントですね。
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連絡をありがとうございます。 (林 正昭 和美)
2016-07-09 22:52:45
本日、ホームページより、申し込みさせて頂きました。よろしくお願いいたします。
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コメントありがとうございます。 (竹内 孝功)
2016-07-11 17:25:50
林 正昭さん 和美さんへ

こちらこそ、祖母の葬式などで帰省していたり、ホームページからの対応が遅れ申し訳ございませんでした。

今日、東京出張から帰宅したので、順次対応させていただきたいと思います。

今しばらくお待ちください。
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