無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、持続できる自給自足Life。~自然な暮らしの豊かさの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

自給稲作講座at千曲市「なぜ自給稲作なのか?」

2019-03-15 10:11:25 | 日々の自然菜園

自然菜園スクール2019 募集中~ 


【3月の講演・自然菜園セミナーのお知らせ】
1)3/2(土)新春・無農薬・自然菜園セミナー 第2回 「都会でもできる!自然菜園プランターの始め方」
2)3/6(水)長野(長野市)城山公民館『自然菜園入門講座』
3)3/14(木)長野(千曲市)戸倉創造館『無農薬無化学肥料で、できる!自給稲作入門講座』
4)3/16(土)17(日)自然菜園スクール【自然菜園フルコース】踏み込み温床など
 ※3/17(日)【自然育苗タネ採りコース】同時開催
5)3/21(木・祝)自然菜園スクール【自然育苗タネ採りコース】
6)3/23(土)自然菜園スクール【自然育苗SWコース】
7)3/24(日)自然菜園スクール【自然育苗タネ採りコース】
8)3/30(土)31(日)自然菜園スクール【自然菜園東京・大月校】


本日、
昨日の雪がどんどん融けていく、明日から自然菜園フルコースなので、できれば、融けてしまってくれると、有難い






昨日は、『無農薬でもできる!自給稲作入門講座』が無事2019年度も開校しました。

場所:戸倉創造館3階会議室
日時:第2木曜日18:00~20:45まで(全12回座学のみ)
受講料:1回1,500円
対象:米の自給をしたい方。米作りが初めての方大歓迎!
質疑応答:19時45分~20時45分

千曲市周辺の上田地区や、松本、長野市などが多かったです。

今回のテーマは、
3/ 14(木)「無農薬稲作って?田んぼの基本」

長野市信更町(県下最大の種モミの産地)で、無農薬、無化学肥料栽培で、
4a(400㎡)の自給用の田んぼで、5年平均が、
10a当たり平均収量9.86俵、
草なし、(除草時間1~2時間)
食味値平均121点達成


の安曇野長野で、12年検証してきて、ここ6年再現可能になった草の生えない田んぼの秘密をお伝えいたしました。

自給稲作は、専業ではないので、お仕事(お勤め、野菜や果樹栽培出荷、育児、主婦業)などの合間で、
如何に効率よく(短時間で)楽しく、美味しいお米を育てるかに特化していると思います。


片手間でもできるには、無農薬稲作は、草を生やさない環境づくりが何より大切になっており、
3年後、草取りがほとんどなく、しかも収量が増えて、美味しくなることを目標に、毎年積み上げていきます。


そのためには、営農(商売)用でなく、自給稲作では、以下の点がポイントになってきます。
1.無農薬・無化学肥料栽培で自給稲作の6つのポイント
1)天敵が増え、
2)草が生えにくい(抑制)環境を作り、維持する。
3)稲の生育を邪魔しないお世話をし、
4)稲が元気にすくすく育つお世話をし、収量を安定させ、
5)最高にうまいお米に仕上げ、
6)地域の方と円満に、栽培できる。


その外せないポイントとコツを総括してお伝えしました。

あとは、毎月の野良仕事(農作業)を通じて、如何に草を抑え、稲を喜ばすか、毎月の講座で行って行こうと思います。

田んぼの稲作がはじめての方は、お話だけでは分かりにくいところもあります、1年聴きながら田んぼを実際にやってみるとよくわかるようになってくると思います。

また毎年行っている方や、ベテランの方は、話を聴くと、納得していただいたり、今までのやり方と全く違いすぎてびっくりされる方もいらっしゃります。

本音をいれば、自然菜園スクール『自然稲作・発酵コース』に1年通っていただき、実際に1年一緒にお米を育てていただくと、身をもって知ることができますし、一生の財産になると思います。

というのは、実際に見て体験すると、頭だけでなく、五感で納得して、違うスイッチが入っていくので、自然とできるようになっていく生徒さんを何人も見てきたからです。


といっても1年通うのは難しい方は、単発で1~2回通ってもらうだけでも、効果的だと思います。
百聞は一見にしかずですから。

ちなみに、自然菜園スクール『自然稲作・発酵コース』は4/6(土)開校です。

内容は、半日コースなので、午後のみ
PM:ガイダンス、自然稲作講座①(田んぼの1年)
実習:種の温湯消毒、塩水選、浸水、種まき
です。


土日が来られない方は、第2木曜日毎月一回千曲市で行っております。
『無農薬でもできる!自給稲作入門講座』
次回「4/11(木)田植え前後のコツ」

これから、耕作放棄地がどんどん増えていくことでしょう。そして、耕作放棄地が、獣害の温床になってきております。

自給稲作は、大きな田んぼよりも小さな田んぼ、中山間地域の棚田など最適です。
一人1~2アール(100~200㎡)もあれば1年分しっかりお米が自給できます。

一人でやるのもいいですが、家族や友人知人と一緒にやると、稲作は、レジャーになり、しかも麦、大豆も自給できるようになると、味噌醤油など自給率がぐっと上がります。

これからは、みんなで自給稲作を行うことが、ステータスやレジャーになると地球緑化が進み、水も大地も潤います



自然菜園スクール2019 募集中~ 



◆◇◆お知らせ◆◇◆

2019年土内容充実で、今年は、完全リニューアルで、
城山公民館「これならできる!自然菜園入門講座」講座が開催です。
毎月の野菜と土づくりのテーマで質問時間もたっぷりあるので是非お越しください。

今年度は、いつもの第1水曜日に
長野市城山公民館 18:30~21:25(当日、記録用動画撮影いたしております)
18:30~19:45座学
19:50~21:25質疑応答

「これならできる!自然菜園入門講座2019」が2019年1~3月は、土づくりと菜園プランの講座を以下の通り予定しております。

3/ 6(水)-土づくりできる菜園プラン「夏野菜で土づくり」「春・秋・越冬やさいで土づくり」

新年度は、4月よりコンパニオンプランツの混植野菜をテーマに、季節の野良仕事と一緒にご紹介していこうと思っております。

今年のテーマ「コンパニオンプランツで混植」

毎月2種類(年間24種類)のメイン野菜とコンパニオンプランツを紹介。各野菜とコンパニオンプランツをどのように栽培するとより効果的かなど体系的にポイント解説。

4/ 3(水)-「キュウリのコンパニオンプランツ」「カボチャのコンパニオンプランツ」
5/ 1(水)-「トマトのコンパニオンプランツ」「ナスのコンパニオンプランツ」
6/ 5(水)-「ピーマンのコンパニオンプランツ」「トウモロコシのコンパニオンプランツ」

座学は、野菜の栽培の流れをイメージしやすくなるだけでなく、失敗した本当の原因や準備ができるようになります。
菜園が忙しくなる種まき植え付けのラッシュ4~5月、草刈りと収穫が忙しくなる6~8月、あっという間に過ぎる9~12月とならないように、
1~2月に備えておくことをお勧めします。


お楽しみに~



新刊発売中!!さっそくの重刷決定!ありがとうございます。第一弾!『とことん解説!タネから始める 無農薬「自然菜園」で育てる人気野菜』(洋泉社)
今までの自然菜園でわかりにくかった点を見事に解説!最新技術を加え、決定版になっております。


第二弾!4/19新発売『プランターで寄せ植え野菜』
プランターは、失敗しやすいものですが、基本を守れば、とっても簡単です!今回は、寄せ植えで2~3種類の相性の良い野菜を混植し、1枚のメニューになるようにイラストと写真でまとまっております。プランタ―だけでなく、庭や菜園でも使える組み合わせなので、参考にしてみてください。

千曲市戸倉創造館で2018年3~2月に開校中~
『無農薬無化学肥料でもしっかりやればできる!自給稲作入門講座』

1年の反省と来年に向けて
田んぼの土づくりは、3年。稲を育てて、草が生えにくい環境づくり。3年後に楽できるように、毎年の積み重ねが大切です。
悪い連鎖を断ち切り、よい連鎖が続くように、3年かけて少しずつ抜本的に改善するためには、この講座では、現状の問題の真の原因を見つけ、
どうすれば、悪い連鎖を断ち切り、よい連鎖が続くように、自分の田んぼで改善していけばいいのかを知り、
自分の生活や仕事のペースと稲のお世話のタイミングを合わせていく方法を見つけていきます。



場所:戸倉創造館3階会議室
日時:第2木曜日 18:00~20:45まで(全12回座学のみ)
受講料:1回1,500円
対象:米の自給をしたい方。米作りが初めての方大歓迎!
参考テキスト:『自給自足の自然菜園12ヶ月』(宝島社)153~174ページ

●問合せ・申し込み先●
千曲市役所経済部農林課農業振興係服部
電話026-273-1111(内線7244)
Email:nousin@city.chikuma.nagano.jp(件名を「自給稲作入門講座」として送信下さい)



現在、『竹内孝功さんの自然菜園講座オンライン動画サイト試験発信中~
※有料サイトの都合、登録などの際に一部英語表記になっております。

※最新動画、「畑での野良仕事(実技編)」前編・後編もアップグレードできました。

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