これがホントのヴェルサイユのばら?
* * * * * * * * * *
太陽王と言われるルイ14世の栄華のシンボルとして、
ヴェルサイユ宮殿の増改築が行われました。
国王の庭園建築家アンドレ・ル・ノートル(マティアス・スーナールツ)は、
「舞踏の間」という庭園の建設に、
無名の女性庭師、サビーヌ・ド・バラ(ケイト・ウィンスレット)を抜擢し、
共同で取り組むことになります。
夫と娘を亡くし、今は仕事に打ち込もうとするサビーヌと、
妻との仲が冷え込んでいるアンドレは、
造園の仕事を通して次第に心惹かれていきますが・・・。
本作の監督で、また、ルイ14世を演じているアラン・リックマンは
この2016年1月に亡くなっていますね。
ということは、これが遺作ということになるでしょうか。
どんな役で出てきても、このステキな低音のボイスで、
すぐ分かりました。
本作中、国王と気付かずに、サビーヌが気安く話しかけてしまうシーンがあります。
でもすぐに気がつくのですが、
国王はサビーヌの鉢植えを運ぶのを手伝ったりする。
いいシーンですねえ・・・。
ストーリーとしては悪くはないのですが、
当時こんな風に女性が職業を持つと言うのは珍しい事だったのではないでしょうか。
ましてや、庭師って、花の手入れというよりも殆ど土木作業ですよね。
夫が亡くなって生活のすべが必要なのは分かるのですが、
女の身で、どうして、どうやってここまでこぎつけたのか、
私はそういうことの方をもっとじっくり見たかったと思います。
そういうど根性の女性というのはケイト・ウィンスレットにピッタリではありましたが。
そして結局私はフランス庭園よりも、
野趣あふれるイングリッシュガーデンのほうが好きだなあ・・・と。
「ヴェルサイユの宮廷庭師」
2015年/イギリス/117分
監督:アラン・リックマン
出演:ケイト・ウィンスレット、マティアス・スーナールツ、アラン・リックマン、スタンリー・トゥッチ、ヘレン・マックロリー
ロマンス度★★★☆☆
満足度★★★☆☆
* * * * * * * * * *
太陽王と言われるルイ14世の栄華のシンボルとして、
ヴェルサイユ宮殿の増改築が行われました。
国王の庭園建築家アンドレ・ル・ノートル(マティアス・スーナールツ)は、
「舞踏の間」という庭園の建設に、
無名の女性庭師、サビーヌ・ド・バラ(ケイト・ウィンスレット)を抜擢し、
共同で取り組むことになります。
夫と娘を亡くし、今は仕事に打ち込もうとするサビーヌと、
妻との仲が冷え込んでいるアンドレは、
造園の仕事を通して次第に心惹かれていきますが・・・。
本作の監督で、また、ルイ14世を演じているアラン・リックマンは
この2016年1月に亡くなっていますね。
ということは、これが遺作ということになるでしょうか。
どんな役で出てきても、このステキな低音のボイスで、
すぐ分かりました。
本作中、国王と気付かずに、サビーヌが気安く話しかけてしまうシーンがあります。
でもすぐに気がつくのですが、
国王はサビーヌの鉢植えを運ぶのを手伝ったりする。
いいシーンですねえ・・・。
ストーリーとしては悪くはないのですが、
当時こんな風に女性が職業を持つと言うのは珍しい事だったのではないでしょうか。
ましてや、庭師って、花の手入れというよりも殆ど土木作業ですよね。
夫が亡くなって生活のすべが必要なのは分かるのですが、
女の身で、どうして、どうやってここまでこぎつけたのか、
私はそういうことの方をもっとじっくり見たかったと思います。
そういうど根性の女性というのはケイト・ウィンスレットにピッタリではありましたが。
そして結局私はフランス庭園よりも、
野趣あふれるイングリッシュガーデンのほうが好きだなあ・・・と。
「ヴェルサイユの宮廷庭師」
2015年/イギリス/117分
監督:アラン・リックマン
出演:ケイト・ウィンスレット、マティアス・スーナールツ、アラン・リックマン、スタンリー・トゥッチ、ヘレン・マックロリー
ヴェルサイユの宮廷庭師 [DVD] | |
ケイト・ウィンスレット,マティアス・スーナールツ,アラン・リックマン,スタンリー・トゥッチ | |
KADOKAWA / 角川書店 |
ロマンス度★★★☆☆
満足度★★★☆☆
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