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北京発! 2018年9月3日で北京在住18年目に突入。

歴史読本12月号 北京人と養鳥

2012年11月12日 | 老北京
北京の人、ていうのは鳥飼うのが好きです。

 こういう風情ある、というか、カオスな鳥屋もまだ残ってるし







 全然ふつうの道路なんですが、みなさん、愛鳥を展示されている。鳩小屋もまだある。

 これは清朝から始まりました。清朝って北京城の中にいる満族は働いちゃいけなかったんですね。で、趣味が発達したんですが……。雑誌の今回の写真は、戦前の北京をつぶさに撮っていた欧米人女性カメラマンの作品。いい写真です。文章と相乗効果でなかなかうまくいき、こういう仕事ができるとうれしいな。

 私も、鳥も金魚も猫も飼いたいんですが(犬は大きいのを飼ってみたい)、閉じ込めないといけない、というのがダメで、実行できず。
動物を可愛がっている姿と同時に、首輪と柵を見るのがいやなんですよ。
 飼える人っていうのは、脳みそのなかで、自分が最愛の何とかちゃんにかけてる首ひもとかカゴとかうまく消しているのかもしれない。
 ペットは野生に戻したら、たいてい死ぬんだけどね(もちろん人に迷惑もかけるし)。犬とか、飼われてうれしそうなのもたくさんいるし。植木はもともと動かないんで育ててます。