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カルチャークラブ再結成…だけど…?

2006年06月26日 03時32分24秒 | 音楽いろいろ
 バディ.jpの記事


 中学生に成り立てで、はじめて洋楽を聴いたりするようになった頃、カルチャー・クラブはデビューを果たした。ほとんど女装に近い格好で「カーマカマカマカマカマカメ~レ~オ~ン」と歌われた日にゃ、当時ゲイ・カルチャーなんてものはなんも知らない初心な子どもだったぼくにだって、だいたいどういう事態なのか理解できたようでした。生まれて初めてお小遣いをはたいて買ったレコードがカルチャー・クラブだったんですよね。
 性の目覚めもあることであるから、友達が女を想像してシコる(←中学生はなぜかオナニーっていわないのよね)っていってるけど、ぼくはどうしても目をつぶると頭に浮かぶのはチンコ。「どうしてだろうなあ?」と分からないから、図書館にこもっていろいろ調べ物をするコトになるわけです。
 学校の図書館では飽き足らず、市立図書館、県立図書館にある性に関する本で、「同性愛」に関する記述があるもののなかで、当時のアホな頭脳に理解できるものはすべて読んだわけです。「機会性同性愛」だの「思春期には同性愛的な妄想に浸ることもあるがやがて治る」とか当時の本には書いてあって、「ふ~ん、そうなんだ」と思っていたわけです。いまのところ、一向に治る気配はありませんが、気長に待ってみます。なんて本だったんだろうなあ、当時そんないい加減なことを言っていた人たちは、いまどうしてるんだろうなあ?

 そういう頃にデビューしたカルチャークラブは、ぼくを(アメリカではなく)イギリスのロックやポップミュージックへと開眼させました。とはいえ、生まれて2枚目に買ったのがマドンナだったので、アメリカでもあるのだけど(いまはイギリスにいますね、マド様)。
 ぼくは、どうしても自分で歴史を追わないと気がすまない性分なので、ビートルズに始まり、ヤードバーズ、レッド・ツェッペリン、ディープ・パープル、ピンク・フロイド、YES、ジェネシス、キング・クリムゾン、レインボウなどなどイギリスのロックを年代順に聴き始めます。
 マセガキだったため、複雑なほうが偉いと思い込みプログレあたりで時系列が止まり、ついでにイギリスから逸脱してヨーロッパ各国のロック(いわゆるユーロロックなど)に走ったりしてました。
 
 マドンナが来日し、カルチャー・クラブが再結成となると、当時のことが自然に思い出されますね。それで、なんか気恥ずかしいね。
 とはいえ、当時の人たちがまだまだ第一線で活躍をしているというのは、いいですね。ボーイ・ジョージもDJやらミュージカルやらでイギリス本国では大活躍しているようですよ。

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