MASQUERADE(マスカレード)

 こんな孤独なゲームをしている私たちは本当に幸せなの?

バラエティ番組終了の口実

2014-03-27 00:06:19 | Weblog

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  NHKの2014年度予算案審議が始まった25日の衆院総務委員会で、日本維新の会の

中田宏衆院議員は、「NHKの番組が、ひとことで言うと低俗になっていないか。何だこりゃ

という娯楽番組が、いくつも並んでいる」、「何人かに聞いても、『NHKがやる番組じゃない』

という答えをもらった。NHKは何のために公共放送という意味を持ち、国民から受信料を

徴収しているのかという自覚が疑われる。あまりにも民放のまねをしすぎていないか」と

主張し、「私が低俗と勝手に決めつけられるものではないが、娯楽番組ひとつとっても、

地域性や日本の文化をひもとき、それに若い人が関心を持てる番組にしてほしい」などと

注文した上で、「ケータイ大喜利」「コントの劇場」「七人のコント侍」の3番組をやり玉に

挙げた。個人的には「コントの劇場」は面白いとは思わないが、「七人のコント侍」は

クオリティーが高い番組だと思う。それはそうと、最近、「何だこりゃ」という選挙があって、

どうやらその「主催者」は中田が所属する日本維新の会の代表によるものらしいのである。

白票を含めた無効票が6万7506票にのぼる異例事態となったことに対して、「反対派が

(候補を)出さないからでしょ。それを僕のほうに言うのがおかしい」と語ったようだが、

わざわざ白票を投じに出かける意味を考えるならば、これは自民党などに賛成という事

ではなく、敢えて橋下徹市政に反対を投じたと捉えるべきであろう。さらに心配なのは、

中田宏の苦言に対して、「大変参考にさせていただき、今後のNHKの娯楽番組の

あり方を、いろいろ研究させていただきたい」と応じた籾井勝人会長がマジで

(あるいは故意に)受け止めて「低俗」なバラエティー番組を終了させてしまうことである。

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