毎日新聞夕刊の木曜日の芸能欄で連載されている田家秀樹氏の「70年代ノート」
を毎週楽しみに読んでいて昨日も読んだのだが、驚いたことが書かれていた。
1975年の年間シングルチャートの1位が、さくらと一郎の「昭和枯れすすき」だと
書かれていたのである。冗談かと思って調べてみたが冗談ではなさそうなのだ。
私は「昭和枯れすすき」という歌は戦後辺り、「りんご追分」的な歌かと思っていた
のだが、1975年となると戦後から結構経っているから、この歌がどのような思いで
大衆に受容されたのか不思議に思う。今の私にはコミックソングにしか聞こえない
のであるが、1975年の人たちは涙を流して聴くことができたのだろうか しかし
1973年に「神田川」だから、その学生たちがいよいよ追いつめられたということ