原題:『Un esercito di 5 uomini』 英題:『The Five Man Army』
監督:ドン・テイラー
脚本:マーク・リチャーズ/ダリオ・アルジェント
撮影:エンツォ・バルボーニ
出演:ピーター・グレイブス/バッド・スペンサー/ニーノ・カステルヌオーヴォ/丹波哲郎
1969年/イタリア
外国では盗賊で母国では警官の2人について
マカロニ・ウェスタン作品として佳作だと思うが、不思議なのは何故イタリアにおいて1910年から1917年の間に起こったメキシコ革命をテーマに何度も撮られたのかということである。
かと言って今は答えを持ち合わせていないのだが、本作のもう一つの見所として主演を演じたピーター・グレイブスは既に『スパイ大作戦』でアメリカ政府のスパイ組織「IMF」のリーダーのジム・フェルプスを演じており、丹波哲郎は日本の国際警察特別室のメンバー「キイハンター」のボスの黒木鉄也を演じており、イタリアでは強盗団のメンバーの2人が何故か母国ではそれぞれの秘密警察組織のトップなのである。