昨日までBS-12でテレビドラマ『ムー』(1977年)が再放送されていた。演出とプロデューサーを務めた久世光彦は『時間ですよ』(1970年)、『寺内貫太郎一家』(1974年)、『ムー一族』(1978年)などを代表作としているが、今改めて見てみると、ドラマとコントを合わせたような作風で、ドラマがヒットしたことからこのような演出がメジャーになるかと思いきや、久世のフォロワーが現れなかったのは、1980年代に入ってからコントの質が向上したために、ドラマとコントがはっきりと棲み分けしだしたからだと思う。久世のような作風は今では深夜に放送されるドラマでたまに見られるくらいである。
ところで『ムー』で左とん平が演じている足袋職人の名前が野口五郎であることが不思議だったのだが、『寺内貫太郎一家』で西城秀樹が、『ムー』で郷ひろみが出演しており、「新御三家」の野口五郎も出演させたかったが叶いそうもなかったために登場人物の名前にしたのだと思う。
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