「The Dogs Of War」 Pink Floyd 和訳

Pink Floyd - The Dogs Of War (2019 Remix)

　ピンク・フロイドの「戦争の犬たち」は１９８７年のアルバム『鬱（A Momentary Lapse of Reason）』に

収録されている。タイトル通りの歌で説明の必要がない。以下、和訳。

「The Dogs Of War」 Pink Floyd 日本語訳

戦争の犬たちと嫌われ者たち
理由がないのに僕たちは差別はしない
発見とは自分のものではないということ
僕たちの通貨とは肉と骨で
地獄の幕開けと共に売り出され
かき集められると交渉が始まる
現金のためなら僕たちは嘘を言ったり騙したりする
僕たちの雇い主でさえ僕たちが作り上げたウェブのことを知らない

ひとつの世界が激戦地と化す
ひとつの世界を僕たちは粉砕するんだ
ひとつの世界を
ひとつの世界を

目に見えない移動
長距離電話
大理石のロビーでうわべだけの笑い声
歩を進めると
静かな喧騒が戦争の犬たちを解き放つ
君は始まったものを止めることはできない
サインをして封印すれば彼らは絶滅させる
僕たちは誰もが最悪のことを言ったりする
ダークな面を持っている
死を処理することは獣の摂理である

ひとつの世界が激戦地と化す
ひとつの世界を彼らは粉砕するんだ
ひとつの世界を
ひとつの世界を

戦争の犬たちは交渉しない
戦争の犬たちが降服することはない
彼らは奪い君たちが与えるんだ
つまり君たちは死ななければならず
彼らは生きるんだ
君たちはどのドアでも叩くことはできるが
君がどこへ行こうとも
その前に彼らがそこにいる
勝利者たちは負けることができるし
物事は曲解できるが
君たちが何を変えようとも
犬たちがいなくなることはない

ひとつの世界が激戦地と化す
ひとつの世界を僕たちは粉砕するのだろうか？
ひとつの世界を
ひとつの世界を

PINK FLOYDさん『THE DOGS OF WAR』の歌詞
ザドッグズオブウォー
words by ギルモアムーア
music by ギルモア
Performed by ピンクフロイド

「Lost For Words」 Pink Floyd 和訳

Pink Floyd - Lost For Words (PULSE Tour Rehearsal 1994)

　ピンク・フロイドの「ロスト・フォー・ワーズ」はアルバム『対/TSUI』に収録されている。

タイトルは「言葉を失う」だが、アルバムにおいて「キープ・トーキング（Keep Talking）」の

次に置かれていることに意味がある。以下、和訳。

「Lost For Words」 Pink Floyd 日本語訳

僕は憂鬱に時間を過ごしていた
僕は煮えたぎる嫌悪に囚われていた
僕は苦しめられ動けないように感じていた
全てのものが止まっているように思ったんだ

君が敵たちに向かって時間を無駄にしている間
悪意による極度の興奮に襲われ
君は視野の狭さで
まるで夜中の影のように現実感が消え去る

君自身が警告する殉教者として
全く力になることはない
何故なら困った輩がドアから歩いて出てくる時
大挙していても安全ということはないだろうから

君には暗闇で損なわれた君の日々が理解できるのか？
君が床を拳で叩いているのは事実なのか？
孤立した世界の中で動けなくなり
ツタがドアを覆うように蔓延る

だから僕は自分の敵たちにドアを開放し
僕たちが過去を清算できるのか訊ねるが
彼らは僕にどうか勝手に死んでくださいと答える
君は勝つことなんかできないんだよ

PINK FLOYDさん『LOST FOR WORDS』の歌詞
ロストフォーワーズ
words by ギルモアサムソン
music by ギルモア
Performed by ピンクフロイド