「誤報」の主張「認識の違い」 慰安婦発言めぐり橋下氏(朝日新聞) - goo ニュース
日本維新の会共同代表の橋下徹大阪市長が28日、旧日本軍の慰安婦をめぐる自らの
発言に関する報道を「誤報」と主張している事について「(報道機関との)認識の違いだから
仕方ない」「僕は誤報だと感じている、っていうのも僕の認識として認めてもらいたい」と述べ
た上で、誤報でないとする報道機関とは認識が異なるとの考えを示した。それならばもう
一度13日の問題となる箇所の発言を振り返ってみよう。「当時は日本だけじゃなくいろんな
軍で慰安婦制度を活用していた。あれだけ銃弾が雨嵐のごとく飛び交う中で命をかけて
走っていくときに、そんな猛者集団というか、精神的にも高ぶっている集団は、どこかで休息
をさせてあげようと思ったら慰安婦制度は必要なのはこれは誰だってわかる」という部分
が問題となっているのだが、「当時は日本だけじゃなくいろんな軍で慰安婦制度を活用して
いた」という部分は“当時”と言っているのだから、当時の話であることは分かる。問題は
その後の発言で、「あれだけ銃弾が雨嵐のごとく飛び交う中で命をかけて走っていくときに、
そんな猛者集団というか、精神的にも高ぶっている集団は、どこかで休息をさせてあげよう
と思ったら慰安婦制度は必要なのはこれは誰だってわかる」という部分は当時に限らず、
いまだに戦争が起こっている以上、今でも前線に送られたならば当てはまる事は“誰だって
わかる”。その上、13日の午後に、米海兵隊司令官にもっと風俗業を活用して欲しいと
言ったという事実も勘案するならば、やっぱり「誤報」とするには無理があると思う。