MASQUERADE(マスカレード)

 こんな孤独なゲームをしている私たちは本当に幸せなの?

『図書館戦争 革命のつばさ』 40点

2012-06-22 07:41:35 | goo映画レビュー

図書館戦争 革命のつばさ

2012年/日本

ネタバレ

‘キャラ読み’という言論統制

総合★★☆☆☆ 40

ストーリー ☆☆☆☆☆0点

キャスト ☆☆☆☆☆0点

演出 ☆☆☆☆☆0点

ビジュアル ☆☆☆☆☆0点

音楽 ☆☆☆☆☆0点

 作家の当麻蔵人の著書である『原発テロ』が実際に起きた原発テロの教唆を疑われて、テロ特措法の拡大適用によりメディア良化委員会から著作活動の停止命令を受けそうになり、図書隊員に保護されるのであるが、この設定そのものが陳腐という印象から逃れられない。
 主人公の笠原郁が堂上篤としたデートの場所は「青い鳥(L'Oiseau Bleu)」という喫茶店であり、この青い鳥は最後に当麻蔵人の新作『青い鳥の騎士たち』に結びつくのであるが、笠原郁や堂上篤が命がけで守った作家が書いた新作がファンタジーに‘堕落’してしまう守り甲斐の無さに、図書特殊部隊の代わりに私が唖然としてしまった。それならばわざわざイギリスに亡命する必要などないからである。だから笠原郁が当麻蔵人に説明していたように本作は‘キャラ読み’でもしなければ、楽しむことは出来ないしろものだと思うのであるが、それならば問題となるのはメディア良化法よりも、国民の読解力の方であり、それを培う学校教育のレベルの低下こそが国家の策略が絡んでいるように見えない故に真に恐ろしい言論統制なのであろうか?


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原の強引な“バッティング”

2012-06-22 00:15:50 | Weblog

原監督「モヤモヤ晴れた」 1億円問題、選手らに謝罪(朝日新聞) - goo ニュース
巨人・原監督“女性問題”で最悪の処理!識者も大あきれ(夕刊フジ) - goo ニュース

 過去の女性関係を理由に元暴力団員らに1億円を要求され、支払っていたことが明らかに

なった巨人の原辰徳監督は、「モヤモヤが晴れて、かえってよかったと思っている。私自身も

反省し、もう前に向かって動いている。みんなも日本一という目標に向け、結束して頑張って

いこう」と話したらしいのだが、原以外は誰もモヤモヤは晴れていないと思う。暴力団関係者

でもない“一般人”に対して何故1億円も払う必要があったのか不思議でならない。そもそも

原の年上の奥さんは既婚者であったにも関わらず、半ば強引に別れさせて結婚した経緯が

あったはずなのだが、その強引さは別の女性であっても適用されたようで、もしかしたら

その女性は暴力団関係者の女だったのかもしれないと邪推してしまうのである。


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