ウッデイクン残日録   日残りて昏るるに今だ遠し   

歳だからという固定観念を捨て、残りの人生、やりたいことをやりたい

原発廃止は感情論か??

2019-03-13 | 政治

カナデイアンロッキー

再生可能エネルギーは先進国で大きく進んでいるが、日本は
停滞している。
ひどいことにここ数年、再エネ企業の倒産が増え続けている。
原因は原発再稼働によって電力過剰となり、原発は停止でき
ないから、再エネ発電を停止するという信じられないことを
やっている。加えて、送電線が満杯として再エネ接続をしな
いという世界の潮流と逆方向に進んでいるのだ。

安倍政権が原発を主電源に位置づけ20%の電力源という現実
にそぐわない方針を維持し続けているのは、自民党に多額の
政治資金を出して支えている経団連の意向らしい。

新聞にあった経団連の中西会長の次の言葉に唖然とした。
「原発廃棄という感情的な意見の人と話し合う意味はない。
原発は遠い将来を含めて必要だという議論をすべきだ」

小泉元首相の公開討論の申し入れに対するものらしいが、
相手を感情論と切り捨て、自分は冷静な判断をしていると
いいたいらしい。
しかし、これは冷静な判断というより、年寄り特有の
固くなって柔軟性を失い、変化に対応できないというべき。
こんな指導者によって日本の将来が決められているのか?
安倍4選などという化石幹事長の意見が出てきては・・

2度の被爆を受け、世界の原発に見直しを迫った大震災を経験
した日本は、世界に先駆けてやらなければならないのに!

もう ここは一番、小泉元首相の再登板しかないでしょう!