ウッデイクン残日録   日残りて昏るるに今だ遠し   

歳だからという固定観念を捨て、残りの人生、やりたいことをやりたい

さんまのさしみ

2018-09-20 | 料理


気仙沼に実家のある友人から、氷詰めの箱いっぱいの新鮮なさんまが届いた。
普通のブロガーならここでその写真を撮って紹介するところだが、
いつも終わってから(食べた後で)しまったなあということで反省するのが私。
でも写真にしてみていただいても、姿形の違いが分かるような写真を撮る自信はないから。

亡くなった家内はよくさんまの刺身を作っていたが、私は未経験。
友人の奥様から懇切丁寧に刺身の作り方を電話でご教授いただき、早速作って山荘での小宴会に
提供することに。
皮を剥ぎ、3枚におろすところまでは順調に進んだが、はたと困ったのは小さな中骨の処理。
手で触れるととげがあたり、抜くための毛抜きを探したが山荘には見当たらず、
最初は爪で抜こうとしたがとてもとても、仕方がないので中骨のところを薄く包丁でこそぎ取ることに。
結果、どんどん食べるべきさんまの身が小さくなる。
そこで、中骨のついたままのさんまを少し試食してみたところ、なんと小さな中骨はほとんど(全く)
気にならないではないか。
というわけで無事宴会の酒の席に供したところ大好評。苦労した甲斐があったと胸をなでおろした。

次なるは、青野原の地元(丹沢北麓)でとれた猪肉をいただいた。
第一感は猪鍋だろうがそれではつまらないのでワイン煮に挑戦しようと思っている。さて・・・

チャオフン

2018-06-18 | 料理

ネットから引用したチャオフンの写真


中華料理でチャオフンというのをご存知でしょうか?

今から40年ほど前、ロスアンゼンゼルスに出張で3週間くらい滞在した折、
ホテルの近所の中華料理店を愛用していたことがある。
たまたま居合わせた中国人のグループが食べていた焼きそばに似たものが
美味しそうに見えたので、店の人に聞いたところ、メニューにはないとの返事。
でもオーダー可能とのことで食べたところ、すっかり虜になったのがチャオフンだ。

しばらくたってから妻とハワイに旅行した折、中華店でチャオフンがあるか尋ねたところ
あるとのことで早速オーダーし食したところ、妻もたちまち虜に。
帰国後早速妻がトライ(この辺が妻の特技)、ほぼ同じような美味しいものができ上がり
以来我が家の定番料理になっていた。
最近このチャオフンが食べたくなったが、経験のない息子嫁に頼んでも無理
ネットで調べたが、チャオフンはハワイに渡った中国人によって作り始められたもの
ということは分ったもののレシピはない
ここは一番ダメモトで私がトライしてみるしかないかと・・・

アップルパイ

2018-06-10 | 料理


It's like mama's apple pie という英語がよく言われるように
アップルパイはアメリカ人が大好きなケーキ。
そしてそれはアメリカ人にとってお袋の味ということになると最近読んだ本にあった。

アップルパイはアメリカ人だけではなく私も大好きなケーキ、本を読んでいて急に
食べたくなった。
冷蔵庫の中に知り合いからいただいたリンゴが2個残っていたのを思い出し、そのまま
食べるよりアップルパイに加工した方が美味しいだろうと思い立ち、早速加工。
リンゴを煮詰めるまでは私がやり、後は息子の嫁さんに頼んで作ってもらった。
リンゴの量からすれば2個は少なく、3個欲しいところだったが今回はがまん。
少し季節外れだったが、紅茶とともに美味しくいただきました。

私にとってアップルパイは
It's like wife's apple pie. なのです。

キムチファヒータ

2018-03-08 | 料理



第一弾のハンバーグはその後どなたからも「作ったよ」の感想が入らず
がっかりしていましたが、めげずに第2弾・・・
ここで紹介するのは市販のレシピ本にないで希少情報ですよ。

生い立ちはメキシカン料理の「ビーフファヒータ」
アメリカで食べてから我が家の定番になっていたのですが、味の決め手は
トルテイーヤの皮の良しあし。最近は安定したものが入手できるのですが、
20年ほど前はなかなか良いものがなかった。(成城石井で時々)
そこで妻が考えたのがこの料理

1、薄力粉をてんぷらのたれより薄く溶き、わけぎのみじん切り、ごま、卵を
  入れてフライパンで極力薄く延ばして両面を焼く(フライパンにお玉1つ)
2、焼き肉用牛肉をフライパンで炒め、焼き肉のたれをかける(味付きのものでもよい)
3、①の皮を広げ、②の焼き肉とキムチを中に入れて巻き込むと完成

簡単でどなたにも好評、ビールによく合います。

手作り奈良漬

2018-03-02 | 料理
間もなく妻の1周忌を迎える
心配していた食事の方も、予想外に嫁さんの料理の腕がよく感謝しきり。
私が聞きかじって覚えている料理もカレーライス、餃子、特製ハンバーグなど
見事にマスターし、同じ味で食べさせてくれるのでおおいに助かっている。

ないものといえば、ある種の漬物
ぶりを使ったかぶら寿司、柴漬け、ぬかみそ
これを再現するのは無理なのであきらめているが、再現できている漬物に
奈良漬がある
これは妻が途中まで漬けてあった後を受けて完成し今最後の残りを食べている。
酒粕に漬け込むだけで放置して、2カ月ごとに都合3回の漬け込みをするだけで
おいしい奈良漬ができる。
6ケ月の歳月を要するが、手間的にはあまりかからずおいしいものが食べられるので
これだけは継続したい。
材料はウリ、キューリ、スイカなどあるがベストは子メロン(選果してはねたもの)
嫁さんの実家から送られてくるものだが、ほかの食材にないおいしさだと思っている
間もなくすべての工程を私が作った奈良漬が完成するが、はたして・・・

究極のハンバーグ

2018-01-30 | 料理
ハンバーグといえば、あいびきに玉ねぎをみじんに切り、パン粉と
卵をいれ塩、胡椒を加えてよくこねて形を整えるのが一般的。
しかしここに紹介する究極のハンバーグは全く違うのでお試しを。

肉は合いびきではなく、牛肉のすき焼きやしゃぶしゃぶ用などが
ベストだが、ばら肉の適当に脂身が入っているのがよい。
これを切れる包丁で細かく切り刻む。
(ステンレスの切れない包丁しかない人はちょっと難しいかも。)
この細かく切り刻んだ牛肉を、後は何も加えずよくこね回し、
粘り気を出し、適当な大きさに丸めてハンバーグの形にまとめる。
これをフライパンでレアーに焼けば完成。
(牛100%なのでステーキ同様レアーがおいしい)
好みで塩、コショウを加えてもよい。
たれは、好みでよいが、簡単には焼き汁にウスターソースとケチャップを混ぜ合わせ
軽く炒めたものでよい。料理の技は不要、切れ味のよい包丁があればよい。

以前は長男家も次男家も、合いびき肉の一般的ハンバーグだったが、
このハンバーグを食べてからは、家族全員このハンバーグ派に変わった。
くれぐれも絶対にひき肉を使わないこと。

これを読んで作られた方はぜひコメントください。