ケンのブログ

日々の雑感や日記

暑い日が続く 甲子園の思いで

2018年07月26日 | 日記
暑い日が続くなあと思う。
暑い暑いと言っていると余計と暑くなるような気がするのだけれど
それでも暑いなあと思う。
夏の暑い日に八王源先生のところへいくと
先生は下着姿で縁側に座っておられたりして
「暑いねえ」とおっしゃっていたけれど先生の存命中とは
暑さのレベルが違うような気がする。
ネットを開いて高校野球の岐阜県予選の結果を見ると
大垣日大が代表に決まっている。
そうか決まったのかと思う。
最近、隣の町の青少年センターで高校野球の応援で
ブラスバンドがよく演奏する音楽が流れている。
最初は高校野球の大阪予選のラジオの実況を流しているのかと思っていた。
しかし、ラジオのアナウンサーの声がまったくないし
金属バットの打球音も聞こえない。
それに、ブラスバンドの演奏のレベルが地区予選にしては高すぎる。
3日目くらいにようやくこれは高校野球の応援で
ブラスバンドが頻繁に演奏する曲を集めた音源を
BGMで流しているのだと気づいた。
実際にタワーレコードのオンラインで検索すると
高校野球でブラスバンドがよく演奏する曲を集めた
CDが出ている。
どんなCDでもあるんだなと思う。
そんな音楽を聴いていると甲子園の過去の名勝負の記憶が
心のなかによみがえる。
僕の世代はPL学園の桑田や清原が活躍した
時代が一番記憶に残っていると思う。
僕は岐阜の出身なので愛知や岐阜の選手もけっこう
記憶に残っている。
中京に野中というピッチャーがいて準決勝までいったこと
あとたしか今、大垣日大の坂口監督が若い頃
バンビと呼ばれたピッチャーが愛知の東邦にいたと思う。
そんなことを考えると坂口監督も長い間
この道の第一線におられるのだなあと思う。
もうちょっと時代を遡ると岐阜短大付属に湯口という
すごいピッチャーがいて甲子園の準決勝くらいまで行ったと思う。
ちょうど原元巨人軍監督が東海大相模で甲子園に
出た頃と時代がかぶっているような気がする。
つらつら書いていくと昔の思いでばかりだなと思う。
原元監督が東海大相模の選手として甲子園に出場して
打席に入ったときいとこのN子さんが
「わー、原くん、かっこいい」と言っていた。
それを聞いた弟のSちゃんが「なんじゃ、今の?」と言っていた。
そのSちゃんも今年あたりもう還暦になるはずだ。
N子ちゃんはもう還暦を越えている。
それは僕も歳をとるはずだなと思う。

歌声サロン7月24日

2018年07月25日 | 音楽
昨日は隣の町の市民交流センターで催された歌声サロンに参加した。
椅子ならべの手伝いをするために開場時刻の30分くらい前に行った。
すでに女性が一人来ていらした。
暑いので汗をかいておられた。
この時期、外の猛暑のなかを歩いてきて室内で立ち止まると
どっと汗が出てくるのはよくある話。
特に女性はこういうときお化粧はどうなるのだろうと気になってしまう。
「汗をいっぱいかいているので恥ずかしいです」と女性は言った。
「いいえ汗が出ることはいいことです
それで体温を調節しますので
出ないひともいますのでね、汗が出るのはいいことです」と僕は言った。
「まあ、そうなんですけれどね。でもこれだけ汗が出るとね」と女性は言った。
「まあ、僕も一生懸命歩いてかえって
マンションのエレベーターに乗ったときに汗がとっと出て
そんなときマンションの奥さんと一緒に乗り合わせたりすると恥ずかしいですよ」と
僕は言った。
「そうですよね」と女性は言った。
「そうですよ」と僕は言った。
「色がお白いですね」と女性は言った。
今、僕は日に焼けていて黒くなっているけれど
もともとは色白だ。
どうしてわかるんだろうと思いつつも
「はい、色は白いです」と僕は言った。
そうこうしているうちに歌の先生がいらした。
先生も暑いわねとおっしゃった。
「まだ、このフロアーは冷房が’ついていないんですよ」と僕は言った。
「お役所の方も財政難で経費節減と言われてますのでね」
「でもね、断続的に冷房を切ったりつけたりしていると
かえって電気代を食うそうよ」と先生は言った。
「いちど暑くなった場所をまた冷やすのに結構エネルギーを使いますからね
先生のおっしゃる通りです。そのあたりは誰かしっかりした
理系のスタッフの方がいるといいですね」と僕は言った。
「そうよ、冷房を切ったりつけたりはかえって電気代を
使うとテレビでも言ってたわよ」と先生は言った。
「そうでしょうね」と僕は言った。
「私、予定表とか早く印刷したい方なのよ
でも公民館の予定が地震の影響でなかなか決まらなくてね」と先生は言った。
「早く予定表をつくって印刷しないと落ち着かないですよね」と僕は言った。
「そうなのよ」と先生は言った。
「まあ、あなたTシャツの裏表反対じゃない」と先生は最初に来ていた女性に言った。
「ほんまや、トイレ行って直してきます」と女性は行った。
「Tシャツの裏表なんて言わなきゃわからないですよ」と僕は言った。
「そういうわけにはいきません」と女性はトイレに走っていった。
「私もね、旦那の洗濯物をわざと前後ろ反対に置いておくのよ
旦那は気づかずに、前後ろ反対のまま来てるわよ
まあ、家のなかではどんな着方しててくれても構わないんだけどね」と先生は言った。
「僕もTシャツトイレで後ろ前反対に気づいてなすことありますよ」と僕は言った。
「まあ、そんなもんよね」と先生は言った。
「ところで、あなた先日の女性コーラスのコンサート来てたでしょう
前の方で一生懸命見てたわね」と先生はにーっと笑っていった。
「私は後ろの方で聞いてたわよ」
「あ、そうですか。僕は地元のコンサートは前の方に座ることが
多いですね」と僕は言った。
プロのオーケストラを聴くときは逆に後ろの方で聴きます
と言おうと思ってやめた。
「でもあの女性コーラスも難しい和音とかいっぱいあって大変ね」と先生は言った。
「創作歌曲だとどうしても現代音楽の和音が頻出で
そうなりがちですね」と僕は言った。
「そうなのよ」と先生は言った。「大変だと思うわよ」
「ずっとあれだけ暗譜で歌ってましたもんね
かなりの練習量でしょうね」と僕は言った。
「そうよ」と先生は言った。
そうこうしているうちに、最初の女性がトイレでTシャツの
裏表を直して戻ってらした。
「あ、やっぱ裏表直すとちゃんと首のフルーツの模様が見えますね」と僕は言った。
「いいえ、まあお恥ずかしい」と女性は言った。
椅子を並べるときになって
僕はちょっと余計に椅子を出してしまったようだった
「後先考えないで余分に椅子を出してしまいました
暑いので頭が働いてません」と僕は言った。
「それを言わないでください」とTシャツの女性が言った。
何曲か歌ったなかにヴェルディのオペラ、アイーダの
凱旋行進曲に日本語の歌詞をつけて歌うものがあった。
こういうのを歌うとき僕はオーケストラの金管楽器の
おとをイメージして歌うのでかなり声が大きくなってしまう。
「ちょっと今はスイッチが入ってしまいましたね」と歌の先生は言った。
「ときどき思いっきり声を出さないとストレスがたまりますもんね」
すみません、と僕は言って笑っていた。
最後に若者たちというフォークソングを歌ったとき
最後の方で伴奏の先生は
だんだんテンポをおとして
和音を分厚くしてクレッシェンドしていくのが
ありありとわかった
それについていくように思いきり歌うと
「最後は若者たちが何か大曲であるかのような伴奏でしたね」と歌の先生は言った。

七月二十三日

2018年07月23日 | 日記
ちょっと朝方曇っていてひょっとしてきょうは
少しは涼しいかなと思っていた。
それで油断したのかも知れないけれど
帽子をかぶるのを忘れて外に出てしまった。
そうしたら急に日が照ってきていやあ暑い
帽子を忘れたとなって
あわてて帽子を取りに帰った。
外に出た瞬間に日が照りだしたので帽子をとりに
帰っても時間のロスは5分ですんだので助かった。
僕は会社に勤めていたとき始業時間に間に合う
ギリギリの電車に乗っていたので
もし会社に勤めているときだったら5分時間をロスしただけで
アウトだけれど。
それでもきょうはときどき曇ったりする天気になっている。
ずっとかんかんでりで暑い日が続いていたので
ちょっと日差しがかげるとほっとするけれど
暑いことに変わりはない。
ちょっとぬるいサウナのなかにいるようだ。
たしか7月20日と8月1日は土用の丑といことで
うなぎにどうしても目がいく。
僕の故郷の町はうなぎのとても美味しい町で
市内でいろんな美味しいうなぎやさんがしのぎをけずっている。
Tというお店がいいという人もいればKというお店がいいという人もいる。
そこは好き好きだけれどなんしか
僕の故郷の町のうなぎ料理のレベルが高いことだけは変わりない。
そういううなぎが当たり前だと思って育ってくると
スーパーマーケットで売っているうなぎは
まるでにかわのようなうなぎに感じられ買う気がしない。
たぶんスーパーでうなぎを買ったことは一度もないか
あっても一二度だと思う。
うなぎの絶滅危機ということがいわれているけれど
スーパーに限らず吉野家やすき屋でうなぎをみてみても
ほんの一切れほどで800円くらいするようだ。
一口二口たべて800円かと思うとちょっと
吉野家でも鰻重を注文する気にはなれない。
7月20日にはすき屋に入って迷ったあげく
せめて土用の丑の気分だけでもと思い
普段はポークカレーを食べるところを
牛あいがけカレーにした。
気分だけでも味わえたかというとそこが中途半端で
これならポークカレーの大盛りでもさして
変わらなかったかもしれない。
かといってうなぎのお店にいって鰻重3000円という気にもなかなかなれない。
まあ、そのあたりは思いきりの問題なのだけれど、、、。
先日歌声サロンで僕が大きい歌声で歌っていたら
隣の女性が僕に「お肉食べましたか」と言った。
僕はカレーの具に入っているお肉とかそういうのを食べる程度で
お肉をたべるということがあまりない。
それでどう答えていいのかわからず中途半端に笑っていた。
僕の場合力が出る食べ物イコールお肉という意識が
あまりなくて
力が出る食べ物と言えばお豆腐、納豆、にんにく、たまねぎ
ニンジン じゃがいも、ほうれんそう、という感じになってしまう。
なんか特に最近そういう感じになってしまったなと思う。
暑い日が続くけれどなんとか乗りきれますようにと思っている。

京都市交響楽団第625回定期演奏会

2018年07月22日 | 音楽
昨日は京都コンサートホールに京都市交響楽団第625回定期演奏会を
聴きに行った。
指揮は下野竜也さん。
最初に演奏されたのが
シューマンの天使の主題による変奏曲からテーマ
野本洋介編曲。
プレトークの時に下野さんはこのシューマンの曲で
会場の雰囲気の空気の温度をさげますというような趣旨のことを
おっしゃっていた。
なるほど聴いているとスピリチュアル的に静かな雰囲気を持った曲だ。
しかし、それがどんなイメージのものなのだろうと思っているうちに
演奏が終わってしまった。
なにしろ演奏されたのはテーマだけなので
変奏がまったくない。
もし変奏があったらそれを聴く過程のなかでもう少し
イメージが形成されたかも知れないと思う。
まあ、なにしろこのシューマンのテーマは
次に演奏される尾高あつたださんのピアノ協奏曲の
プレリュードとしての位置付けで下野さんは演奏されたと思う。
プレトークのお話をきいているとだいたいそんな感じだった。
そして次に演奏されたのが
尾高あつだた ピアノ協奏曲
ピアノ独奏は野田清隆さん
第一楽章
音がキャオーンとなっていかにも現代音楽という感じ。
こういう音楽が割りと苦手は僕にとっては
キャオーンといってパターンといっているように
音楽が聞こえてしまう。
ときどき看板がトタンとたおれるように聴こえるところもある。
どうも現代音楽は苦手だなあと思ってしまう。
第二楽章
途中で眠くなってしまったけれど
寝ずにこらえた。
回りをこっそり見回すと寝ている人も一部いらした。
第三楽章
音楽がにわかに速くなって眠気が覚めた。
途中で音楽が弛緩したときまた眠気がぶり返す。
曲が終わるときの最後の一振りは下野さんとても
気合いが入っていて、そうか下野さん気合いをいれて
演奏されていたんだと演奏が終わる瞬間にやっと
気づくという体たらくだった。

作曲者とおぼしき方が演奏のあとステージに上って
下野さんやオーケストラのメンバーとしばし
感慨にひたっておられた。

20分の休憩をはさんで次に演奏されたのは
ブルックナーの交響曲第1番ハ短調
第一楽章
冒頭のリズムの刻み方がマーラーの交響曲第6番のようだと思った。
下野さんのブルックナーを聴いているとおとがもわっとした感じだなと思う。
演奏がやや単調であるように思う。
第二楽章
楽章の中盤ではうっとりするようなやすらぎの世界が広がった。
ただ、ブルックナーの交響曲を聴いていると
ブラームスがこれらを交響曲的大蛇と呼んだ逸話をときどき思い出してしまい
そんなブラームスの気持ちもわかるなあとしみじみと思ってしまう。
演奏を聴いていてブルックナーの他のシンフォニーの旋律が
心に浮かんでは消えたりした。
第三楽章
ブルックナーの五番以降のシンフォニーのスケルツォほど
切れがあるわけでもないし
うーんと思っているうちに演奏が進んでいった。
途中ブルックナー停止という言葉をはっきりと想起した場面があった。
下野さん、鮮やかな音楽的空白の作り方だなと思った。
第四楽章
弦楽器が譜割りの細かいところを引くときの突っ込みがあまいなと思う。
鈍いおとが出ているなという印象を持つ。
おとが小さくなったときに弦楽器がドミノ倒しのようにさーっと
流れていくのがちょっと気になる。
ブルックナーだからこういう演奏になるのかなとも思う。
最後のおとの残響が印象に残った。

昨日は、3曲とも聞いたことのない音楽ばかりのプログラムだった。
ブルックナーの交響曲全集はヨッフムさんのものを持っているけれど
聴くのはもっぱら4番以降のシンフォニーで
1番から3番までは全集のCDを買ったときに
記念に一通り聴いた程度だ。
だから昨日は実質的にはじめて聴く曲ばかりのプログラムだった。
定期演奏会でなければ
こういうプログラムの演奏会にいくことはまずない。
ただ、知らない曲ばかりのプログラムではしばしば
印象が定まらないうちに演奏が終わってしまうことが僕の場合多い。
昨日もそんな感じだったかなと思う。
あとピアノ協奏曲は独奏者が常に楽譜を見ていたけれど
コンチェルトの独奏者があれだけ楽譜と首っ引きで演奏するのは
珍しいと思う。
視覚的にあまり見映えのいいものとは思わなかったけれど
そこには素人にはわからない色々な事情があるのだと思う。

ディザースター

2018年07月20日 | 日記
一昨日だったと思うけれど
BBCのラジオアプリでニュースを聴いていたら
日本は洪水のあと今度は高温のディザースター
つまり災害だと言っていた。
本当にここまで気温が高いともはや災害なのかも知れない。
じっとしていても顔から出てくる汗の量がかなり
多いのでやはりこれはちょっと法外に暑いのかなと思ってしまう。
町に出てみても苦悶の表情であるいている人
そこまではいかなくてもだるそうにあるいている人がいっぱいだ。
昨日吉野家でカレーを食べたとき
吉野家のそとへフラりとした足取りででていくおじさんがいた。
店員の方がおじさんの忘れ物をもって
すみません、すみません、すみません、とだんだん
声を大きくして三度呼んでもおじさんは
フラりとした足取りでどんどんお店から遠ざかっていく。
たまらず吉野家のお姉さんはお店を飛び出して
おじさんを追いかけた。
おじさんはなにしろフラりとした足取りだったので
お姉さんはすぐにおじさんに追いついた。
お姉さんがおじさんに「これ、忘れ物です」というと
おじさんは一瞬ポワーンとした顔をして
それからアッという顔になって
お姉さんに「ありがとうございました」と言った。
店内で様子を見ていたお客さんもみんな
ほっとした表情だった。
無事おじさんに忘れ物を手渡せてよかった。