僕が今いる田舎の町は刃物産業の町だ。
例えばコンビニに置いてある爪切りなどは貝印株式会社という会社のものである場合が多い。
この会社、今はたぶん東京に本社があるけれど、もともとは僕の町でできた会社だ。
そんな関係で秋に僕の町では刃物まつりというまつりがある。
今日はコロナの中、何年かぶりに刃物まつりがあったらしい。
町に結構、人が繰り出していた。
自動車も町中は渋滞していた。
といっても町そのものが小さいので渋滞と言ってもたかだか知れているけれど。
僕は人混みがあまり好きでなく、大阪に何十年と暮らしていても淀川花火には一度も行ったことがない。
浴衣を着ている人を電車で見て ああ今日は花火だなあと思っていたけれど。
刃物まつりも自分自身は行かなかった。
地元の刃物を売る常設のお店があるので特にお祭りで刃物を買う必要も感じないし。
しかし、午後6時少し前に自動車で信号待ちをしていたら、川の方向からたぶんサプライズで花火があがるのが見えた。
あれはいいものだなと思う。
コロナもだんだん下火になればいいのだけれど。
それはともかく いちにち いちにち 無事に過ごせますように それを第一に願っていきたい。