岐阜県が緊急事態宣言の対象地域になる。
具体的にどういうことになるのだろう。
そんなことを知りたかったら、岐阜の地方紙を買った。
普段は全国紙を読むし、地方紙もたまに読むけれど、長続きしない。
でも、こんなときは、地方紙は具体的な情報があっていいなとは思う。
具体的といっても本当に具体的なことは、緊急事態がふたをあけてみなければわからないけれど。
例えば(岐阜)県内感染連日382人 30代以下が7割占める と見出しに書いてある。
岐阜県内だけの統計だけれど、逆に範囲が絞られているから統計の信憑性は高い。
そうか30代以下が7割かと広い範囲の統計を漠然とみているよりも妙に納得できたりする。
統計数値ってそういう意味では不思議だなと思う。
統計数値とは少し違うけれど、ウイスキーのダブルを倍に薄めてシングルと同じ濃度にして飲んでも全部飲めば飲んだアルコールの総量はあくまでダブルの量だということは簡単にわかる。
やはり狭い範囲でものを考えればいいからわかりやすいのだと思う。
しかし、原発の汚染水を海水で薄めて、沖合に流すと風評被害は防げると言われると、ちょっと首をかしげつつも、まあ、そんなもんか と思ってしまうからそれも不思議だなと思う。
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〇〇市 託児付き接種会場設置 子育て世代のワクチン支援
という見出しも出ている。
まあ、こういう取り組みがあるから、岐阜県はワクチンの接種率が全国でも上位になるんだろうなと思う。
そういえば、何日か前に市役所にいったときに、駐車場がえらい混んでいたから、何事かと思ったら、役所の敷地内の建物でワクチンの接種をしていたのだと思う。
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はなしは変わって、、、
環境問題を考えておられる方の本を以前に読んでいたら、太陽光発電設備は、野山を切り崩して設置されるし、太陽光パネルからは熱で上昇気流が発生するし、決して環境にやさしいものではないということが書かれていた。
都会にいた頃はそんなものかと思っていた。
岐阜に来て、あちこちで太陽光パネルをみるとたしかに野山を削って設置されていることが多い。
太陽光パネルのマイナス要因として、景観をそこなう という表現がよくなされるけれど、景観を損なうことはほとんど環境をそこなうそいうことと同じ意味のように思えてくる。
道を自動車で走っていて気づくことは、僕がいま居る街と県庁所在地をつなぐ廃線になった超赤字路線の跡地に、知らぬ間に、太陽光パネルが並んでいる。
パネルの並びの蛇行のしかたが、かつてそこにあった線路の蛇行の仕方にそっくりだなとおもって見たら、線路の跡地にズラッと太陽光パネルが設置してあった。
それで太陽光パネルって、微妙に大人の腰よりちょっと高いくらいの位置まで台があってその台の上に設置されるから、線路(パネル)の脇の家の丁度、窓の下に太陽光パネルがくることになる。
あれではきっと太陽光パネルが窓の真下まできている家は夏は照り返しで相当暑いだろうなと思う。
そんなことも実際に田舎に来てみるとわかることだなと思う。
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線路の蛇行といって思い出したけれど、先日、国道とJR高山本線が並んで走っているところで蛇行する線路をゆっくりと特急列車が走っていた。
その、列車はゆっくりと走っているけれど、時速60キロで走っている自動車を微妙に追い抜いていく。
そうか、あの列車ゆっくり走っているように見えるけれど、それでも時速70キロくらいは出ているのかと思う。
都会で時速100キロ以上で走る電車を見慣れていると、トロトロ走っているように見える列車がそれでも時速70キロって、けっこう驚きだなと思う。
スピード感覚というのも、そういう意味では相対的なものだなと思う。
それはともかく、 いちにち いちにち無事に過ごせますように、それを第一に願っていきたい。